ランゲージダイアリー

宮城県仙台市からおくる小説・漫画・アニメ好きの日記
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機動戦士ガンダムSEEDDESTINY
機動戦士ガンダムSEED(大昔のサイト)
けいおん!!(college&highschool(&映画))
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→姉妹ブログ(最近はプリキュア中心):Girlls Fiction Fan Blog-少女創作ファンブログ-
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東浩紀「メタリアル・フィクションの誕生 動物化するポストモダン・2」/『ファウスト』Vol.1〜Vol.4掲載


 価値観が多様化し過ぎた今の時代、万人に共通で普遍的な価値観ってあり得るのか?

 なんてことを、結構昔から考えています。実に、最初にこのテーマで発表したのは中二の弁論大会の時。
 #お友達閲覧者で覚えてる人いる?漫画文化の話なんかを絡めた弁論だったんだけど、先鋭的過ぎたのか、同級生からはまるで支持されず、見に来た父兄らからむしろ賞賛された(^_^;。

 まあ、僕の過去話などはどうでもよく、東浩紀氏の評論の話です。

 『ファウスト』Vol.1から始まった評論で、最新号のVol.4で第一部が終了したんだけど、上記のような僕がずっと興味を持っていたテーマなんかも色濃く踏襲されている評論で、毎号毎号興味深く読ませて頂いておりました。

 前提著作となる『動物化するポストモダン』の1の方をまだ読んでないんで詳しくは語れないんですが、物語を「大きな物語」と「小さな物語」に分けて、今は「小さな物語」が氾濫している時代というような認識のもとで評論が進んでいくのですよ。

 大雑把に意訳すると、巨乳好きだろうが貧乳好きだろうが、万人が共通にハマれるのが「大きな物語」で、逆に人それぞれ的に、巨乳好きは巨乳好きだけがハマれる物語、貧乳好きは貧乳好きだけがハマれる物語ってな感じで小さなニーズ、マーケットを満たすためだけに描かれてる物語が「小さな物語」。

 で、今は「小さな物語」の方に視点があるんじゃってな基礎認識。

 別に東氏はそれでも「大きな物語」を求めるべきだ!とか、「小さな物語」時代の今を受け入れるべきだ!とか、どっちがイイ!と主張してるワケではないんだけど、とりあえずこの「大きな物語」と「小さな物語」に分けるって視点が昔から僕が考えていたことにも繋がって、非常に興味深く読めた点でした。

 僕的な雑感を付け加えるなら、一番見ててイタいなーと感じてしまう人ってのは、自分にとっての「小さな物語」に過ぎない自分の好きな物語を、万人も同じように好きだと感じている「大きな物語」だと盲信してしまってコミュニケーションを取ろうとしてしまってる人かなぁ等とも思ったり。

 昔から僕が漫画の感想を書く時なんかの基礎ポイントとして話してることですが、ジャンプの感想なんか書くときは、ジャンプはあれは基本的には子ども達のための「小さな物語」であって、一般の大人達も普遍的に楽しめるということを目指している「大きな物語」ではないという点を一つ踏まえないとなーみたいな話。

 やはり、自分の好きな物語は自分にとっての「小さな物語」に過ぎないかもしれないんだ……という意識をどこかに持ちながら感想なんかを述べてる方が、このコミュニケーションが大事な時代においてはスムーズに人と対話できる気がします。

 そんなことも考えさせられつつ、評論の内容は夏目漱石や村上春樹を語る同じフィールドで麻枝准さん(Kanon,Air,CLANNADといったKEYのギャルゲーのシナリオ書いてる方)を語ってみたりと、刺激的で面白いものになっております。

 僕は実は『ファウスト』ではこの評論をかなり楽しみにしているのですよ(次号からの第二部も楽しみです)。普通の文芸論に最近のノベルゲームの話なんかも取り入れたハイブリットな文芸話を読んでみたい人にお勧めの評論です。

 #というか、僕的にこの評論を読んで、数年前からずっと頭の片隅に引っかかっていた村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』で、「何故「世界の終わり」の僕は世界を脱出しない選択を下したのか?」という疑問が氷解したのが大きかったです。東氏の解釈や良し。長年の心のモヤモヤが一つ晴れた気分でした(^_^;




ファウストvol1

ファウストvol2

ファウスト Vol.3 2004.Summer

ファウストvol4

HIGH and MIGHTY COLOR『PRIDE』


 「さまよう運命 微かに笑顔触れて 抱きあうこの瞬間」

 本日発売のガンダムSEED DESTINYセカンドOPテーマ曲。

 なんつーか、心にダメージを負ってた人物が、そのダメージを内包しながらも歩み始める唄?

 前OPの『ignited-イグナイテッド-』はまさにDESTINY用の楽曲として監督と西川さんが入念に打ち合わせしたなんて話が複数の雑誌記事で紹介されていましたが、今度の曲はそのあたりどうなんだろう。「運命」なんてキーワードはちゃんと入ってますが。

 DESTINYフィルター全開で歌詞を聴いてると、シンとステラの曲に感じられます。歩み始めるきっかけが何らかの他者との接触な辺りが。『ignited-イグナイテッド-』では「壊れ合うから動けな」かったのが、今回は笑顔に触れて抱き合ってるという様に変化してるなんて解釈もアリなんじゃないでしょうか。

コンプティーク編『Kanon&AIR SS 青空編&茜空編』/角川書店


 「エネルギーが充電できたから、家族皆に、嬉しい気持ちのおすそ分けだよ」

 随分と昔に購入して積んであったのを今月冒頭にようやく読了。なんか、Kanon熱が一時ぶり返していた時期でした。

 いつ、いかように行われたのかは分からないんですが、「かのうぉSSコンテスト」なるわりとオフィシャルなSSコンテンストの受賞作品を集めたSS集です。査読があるだけあって、収録SSは良質に楽しめるものばかりでした。

 僕的には「青空編」収録の秋倉潤奈さんの「エネルギー」が一番ほんわかできました。

 名雪が陸上の記録でスランプ。その原因は?その時家族や友人といった名雪を取り巻く人達は?……といったKanonの雰囲気を十分に押さえたほわほわとした物語。軽ーいミステリ的サプライズオチもありーで、おお、これは良質なSSだ……とステキ中枢を満足させてくれました。普通に、外伝のノリで雰囲気に浸って読めます。

 そんな感じで、KanonとAIRをプレイした人で、もうちょっとKanon分、Air分を満喫したい人にはお勧めの二冊。Kanon&AIRはアンソロの類は沢山出てるんですが、これは普通にお勧め。




Kanon&AIR SS 青空編


Kanon&AIR SS 茜空編

DEATH NOTEは三回読みました/週刊少年ジャンプ(WJ)08号感想


●ONE PIECE

 カエルが一応伏線だったって感じで写真で再登場に燃えのONE PIECE。ワンピの過去話には感動させられることが多いんで、僕的に歓迎です。

 上手い具合にCP9が悪役めいてきてます。
 
作中的に悪役 作中的に是
・「仲間」と偽って潜伏
・政府
・破壊の力(プルトン)
・小汚い部屋

・偽りじゃない「仲間」
・一市民・海賊
・造る力(造船技術)
・想い出の場所
・クラバウターマン

 こうして見ると、造ったり、積み重ねたりといった建設的な行動が肯定的に描かれることが多いONE PIECEで、肯定的に描かれてる感のあるフランキーが「解体屋」という「壊す」仕事をしてるのがピコポイントになりそう。

●BLEACH

 忘れていたけど、井上、一護のこと好きなんだよなぁ。何気に切ない冒頭です。

 この辺りの、

 「朽木さんは黒崎くんの――世界を変えた人だから」

 の台詞の背景となる、井上→一護の微妙な想いとか、母親を護れなかったことを悔いてた一護に護る力を与えたルキア……とかは、コミックス序盤を読んでおかないと理解が難しいっス。

 何気に、丁寧に一護−ルキア間の絆が出来上がるのを丁寧に描いてから、バトル編に入ってきています。尸魂界編前の、一護−ルキアの物語、それを遠目に見ている井上の物語も結構ステキなんで、未読の方は読んでおくと今の話もより楽しめます。

 そして、相変わらず二者がぶつかって爆発しています。DEATH NOTEは内容が込み入り過ぎて状況が掴めなくなることがある漫画ですが、BLEACHは爆発し過ぎで状況が掴めなくなることが多い漫画です。

●アイシールド21

 主人公とその仲間近辺だけでは打開策が見つからないという場面で、ここだ!とばかりに颯爽と本気を出してくるヒル魔というキャラはカッコいいっス。

●テニスの王子様

 「止めなさいよ青学諸君! ここに居る皆さん沖縄武術の心得があるからね」

 「ほう やってみなきゃ分かんねーよ

 確かにやってみないと分かりません。沖縄武術とはいえ、分身したり超サイヤ人になったりする方法は伝承してないと思われるので。

●DEATH NOTE

 パッと読んだだけでは状況が掴めなかったという方は、スノウムレイディオでお馴染みのYukimiさんの今週号のDEATH NOTE記事がお勧めです。

 やはり、何故ノートに付く死神をリュークとレムで入れ替える必要があったのかが謎で、次週以降の種明かしに期待な部分です。

 手がかりとしては、ライトは微妙にレムのこと騙してるんだよね、「僕がまたあのノートを手にしようとしている事は想像できたとしてもそれ以上の事はわからないだろうし動くこともできない」とか言っちゃって。本当に万全をきするならレムにも詳細に計画の全容を話しておいた方がいいハズなんで(事実その辺りを話してなかったからレムはミサに接触というライト計画の中ではイレギュラーな行動を起こしちゃったワケだし)、何かしらレムには内緒にしておかねばならないような、レムにとって不利な内容の計画で、死神入れ替えもそのためのトリックなのかなという気はするんですが。

 それにしても「火口卿介」の字を書く所のハラハラ感はさすがにステキでした。「卿」の字の所でアップになってる辺りがね。「火口」とか「介」は簡単に書けても「卿」の字は時間かかるよ!とハラハラ感全開でした。

●Mr.FULLSWING

 普通に感動した。

 「夢のようっす…」

 からの独白での盛り上げ方に感動。

 こういう努力型の地味キャラがついに!というシーンはやっぱりステキです。

●こち亀

 シンプルロボの造形は結構好み。イカついのや、派手派手しいロボばかりを最初に紹介していたせいで、シンプルさのステキ度合いが跳ね上がりました。

●未確認少年ゲドー

 「意外性」の連続で話を作っていて、上手いなーというのが贔屓目無しの印象。

 ポコペソくんが実は強かった!という意外性。バトルはおとりで茂時くんで攻略開始だった!という意外性+それが破られた!という意外性。上院さんが逆さになると結構強かった!という意外性。讃良ちゃんの捨て身の協力ってなんだ!?と緊迫感を見せておいて、セクシーエロネタオチというバカバカしいオチだった!という意外性。最後にラストの、実はオッズ的に上院さんで金額全部まるまる稼げてた!という意外性。

 これだけ意外性を連続させるのも清々しいです。

 あと、ギャラクティカマグナムをパロった車田構図&車田爆発には素直に笑った(^_^;

 そして、審判の妙なパンダが、素でアレが本体の未確認生物なのか、中に人が入ってるのかが気になる。

●いちご100%

 表紙が包帯西野というワケ分からなさがステキ。

●HUNTER×HUNTER

 「おめーら腐っても流星街の住人だろうが!!最後まで根性見せやがれ!!!」

 のフィンクスの怒号で、物言わず戦闘態勢に入る他の旅団員達という図が痺れた。

 悪なんだけど、彼らにとってもキメラアントによるこの帰結が不快という気持ちは同じ。

 悪なりの美学で結ばれた共同体です。やっぱ幻影旅団の話は燃えます。

●武装錬金

 あー、エンディングがキレイだ。

 「守りたいモノが一緒なんだから とりあえず……」

 必ず挿入されるであろうと前から僕が書いていた、剛太がカズキをワンステップ認める物語、ここに成就。しっかりとバトルに絡めて描いてる辺りがステキです。

 先週から描かれていた剛太の斗貴子原理主義が、「守りたいモノが……」のあの時のカズキの台詞とがっちりとかみ合うのがステキ。

 そこでかみ合った上で、

 「お前 戦友はいるか」

 の燃え台詞ですよ。

 剛太、というか剛太とカズキの物語が本格的に好きになってきました。二人の関係の変化を追っていくだけで、満腹に今の武装錬金は楽しめます。訪れるであろう二人の関係の帰結にも、今から期待です(斗貴子さんがキーになるんだとは思うけど)。

●当ブログでは

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武装錬金 6 (6)

「先生」のお友達


 学会で発表して以来、「あいばゆうじ先生」という宛名での封筒がよく自宅に届く。

 そのほとんどが学問書買いませんか?という業者からの広告冊子。

 恐るべしこの世を支配するマーケティングの原理。学会発表するほどの人なら「学問書」というニーズがあるはず、だったら送っとけい!みたいな。

 というか、学会発表の際に提出した住所をはじめとする個人情報、あっさりと業者に渡さないで欲しいんスけど、○○○学会。

 それにしても「○○先生」という響きは何かエラそうだ。日本語教師をやってた頃も僕はあいば先生と呼ばれてた経験があるけれど、学会発表をする「先生」ともなると、なんかエラそう。

 僕的には、え、何、僕こんなエラそうなオーラの人だったの?状態だったんだけど、「ゆうじ先生」という宛名を見た家族は爆笑

 爆笑て。

 「先生だって、先生なのあんた?」という言葉の裏に潜む、「お前がそんなにエラいわけないだろ」という家族内認識。

 いや、結構権威ある学会だったんだってば!

 それにしても、僕には意外と「○○先生」という肩書きを持つ友人は多い。

 今年度から義務教育学校の教師として一番スタンダードな「先生」になる友人や、それを目指してる友人もいるし、後輩にはイイ感じで弁護士の「先生」になりそうなヤツもいる。お医者様としての先生は、きっと瑞希さんがなってくれるだろう(最近は「チャレンジ!周辺視野!」で14秒8という医者にとって有利なのかなんなのかとにかく速い記録をたたき出したりしてる#ちなみに僕は18秒6だった」)。

 あと足りない「先生」は何、政治家の先生くらいですか。

 もしお友達になってくれたなら、色々と、根回しとかやって欲しい。

 無駄に腹黒い人だったりしたら、それはそれで燃える。

 今日の話のまとめは、とりあえず「ランゲージダイアリーではお友達になってくれる政治家の先生を募集しています」ということなのであります。

 腹黒で、有能な人募集中。

2主人公サイド制に燃え/第15話「戦場への帰還」/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想


 何気に対比技法を使ってのルナマリア−メイリン物語の幕開けが光ってた一話でした。

 前回のOPアンドEDで突然に、え、この姉妹にも対比とかあるんだ……と視聴者的には驚いたんですが、順番よろしく今回から物語がスタート。続きを読む

近況箇条書き


・今週末は母が再び一時帰宅
 仕事の準備、修士論文などの作業を一旦中止して、こちらを優先。3月から始まる在宅介護生活に先がけて練習を積まねば。

・料理の研究
 上のトピックと関連して、最近料理の研究にいそしんでいたり。大学時代に一人暮らししていたので、僕は男にしては料理は一通りできる人なんだけど、要介護者用の嚥下減塩食となると話は別。
 嚥下の方は母の分だけ材料を細かく刻んだり、いっそすり潰してしまえばいいのでまあ簡単なんだけど、減塩がむずい。一日の塩分摂取量7グラム以下とか、かなり無理。あんまし塩分減らすことにばっか気を取られると、全然美味しくなくなって、かえってストレスたまって血圧上がりそうな気もするし。
 バランスが、非常に難しいのですよ。

・介護保険調べ
 さらに上のトピックと関連して、最近介護保険について調べまくっている。中々、奥が深い。というか色々と分かりづら過ぎ。

 橙子さんに言わせると人間には二系統二属性があり、創る者と探る者、使う者と壊す者とに分かれるんだそうだ。(『空の境界』)

 ってなことですが、僕は結構「探る者」の側面強いですよ。調べなければ前に進めないことに関しては、徹底して調べることに快感を感じます。学問で院にまでいくような人は多かれ少なかれそんな属性持ってると思いますが。
 でも一方で、論文書いたり小説書いたりと、「創る者」の側面も自分的にありーです。創る作業も大好き。介護保険に関して「探ってる」今の状況も、後々は何らかの形で「創ってく」作業に変えていけたらいいなと漠然と思っていたりします。

・アマゾンから振り込まれる
 アマゾンの広告収入2ヶ月分13658円、しっかりと振り込まれていました。ご協力頂いた皆様本当にありがとうございます。
 初めてWEBを使って独力で稼いだお金という点では、初任給の趣き(一般の大卒人の初任給とは比べられませんが)。初任給は、親に何か買ってやるというのがセオリーというものでしょう。介護保険が適用になってから何かしら吟味して購入してやろうと思います。

・姉が
 「死刑囚042 感想」で検索したらQウェル君のサイトに辿り着いたと電話してきた。

姉:「彼、大学時代のお友達か何か?」

あいば:「イヤ

姉:「何者?」

あいば:「WEB上のお友達です

>私信
 姉が『死刑囚042』(僕は未読)最終巻の感想を楽しみにしてるとのことです。姉はつの丸と漫☆画太郎の大ファンですが、『死刑囚042』には感動したと仰っておりました。

 そんな感じの、近況諸々でした。


死刑囚042 1 (1)


つっぱり桃太郎 1 (1)


ごっちゃんです!! 1 (1)

機本伸司『神様のパズル』/感想/角川春樹事務所


 「その前に、一つ教えて欲しい」穂瑞は、相理さんをはじめとする、作れない派の顔をじっと見つめた。「我々がここにこうしているのだから、ここに最低、一つの宇宙はある。誰が作ったか知らないが、恐ろしく頭のいい奴だろう。意外とクールな奴かもしれない」

 「宇宙とは人間に作れるものなのか?」

 この究極の難問を解くには、宇宙の原理を、神のパズルを解かなければならない。挑むのは不登校の天才美少女と留年寸前の落ちこぼれ学生の「僕」。対話を重ねながら神のパズルに立ち向かう二人が最後に辿り着いた答えとは?

 と、大まかなあらすじだけで心を鷲づかみにされて購入した一冊。いやね、もうスゴイ。燃え狂いました。

 燕。さんの紹介記事を見て読んでみたんですが、とんでもない一冊を紹介されてしまいました。新年一月目から、強烈にヒット。去年読んでたら去年の活字部門ベストが入れ替わってたのでは……という勢いです。

 創造主に挑む。

 ありがちな話なんですが、何故にこうも燃えるのか。これはきっと普遍的に人間が持ってしまっている一つのサガ。

 ファンタジーな世界を舞台にはよく描かれる話なんですが(創造主がラスボスだったりね)、現代劇で、物理学を通して素でこの宇宙を作った創造主に正面から人間が挑む物語を描いたこの話は熱すぎます。

 創造主の作中での呼称は「彼」ですが、これは村上和雄氏の諸論評では「サムシンググレート」なんても呼ばれてる概念で、現代の物理学、生命科学なんかでも言及されることしばしば。そういう書籍も色々と読んでいた僕としては、ちょっとハマり過ぎ

 というか、僕もアカデミックに生きてた頃は、「どうして人間言語の根底部分はこうも美しく設計されているのか?」と「彼」のパズルに挑んでるふしがあったので、自分の経験上からも、僕、主人公達に感情移入し過ぎ

 最終的に、落ちこぼれだった「僕」が天才少女穂瑞と共闘しながら神のパズルに挑む日々を通して「保障論」という一つの卒論を書く所で帰結してるんですが、そこに至るまでを「理論物理学」と「農業」という一見相反する属性の素材の対比構造を通して描いているのがステキです。農業ですよ、田植えしたりするんですよ。全然神のパズルを解くのに関係なさそうなのに、最後にピタリと収束しているのが美しい。

 また、キャラ萌え、というか穂瑞燃えで読めちゃうのもお得な一冊。プログラミング能力デフォルト実装の天才少女です。『星虫』の氷室友美とか、『ステルヴィア』の片瀬志麻とか好きだった人にはお薦めかも。

 そんな感じで、今年最初のディープにお勧めしたい一作でした。




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 以下、ちょっとだけネタバレ感想。続きを読む

去年励まされた言葉/宇多田ヒカル


 今年になってから大分経ってしまいましたが、今更ながら去年僕が随分と励まされた言葉を一つ紹介。

 「メディアで流れているメッセージも「個性出せ!」「自分探し!」みたいなものが多いけど。それって、自分で自分の中だけ見てもじゅんぐりじゅんぐりで結局分からないですよね。だから……自分が分からなくなったら外を見た方がいい気がする。自分の周りの人や外の人、自分のいる場所をよく見て考えた方が、それに対する自分の反応が出て来て、自分の人格とかするべきことを決めていくと思うんですよ。だって、生まれて何もない世界に一人ぼっちだったら、自分がどんな生き物かわからない。誰かに何かいわれて反応するから、あ、私こういう反応する人なんだってわかるわけだし。」(宇多田ヒカル)

 去年の「oricon style」8/2日号の宇多田インタビュー内での宇多田の言葉ですが、やけに胸にキて心に残りました。創作者、アーティストの中には、「自己主張」という言葉通りに「自分が!自分が!」と自分アピールのみを繰り返す人達も多いんですが、宇多田はそういう人種とはちょっと違う。
 常に外を見ていて、歌う言葉の先に他者を想定しているのがこういった言及から伝わってきます。創作(音楽)を自己表現、悪く言えば自己発露としてではなく、他人との関係の中でのコミュニケーションツールの一つとして捉えているかのような、そんな印象を受ける宇多田の言葉です。

 このような宇多田の態度はかなり前から見受けられて、僕的にずっと好感を持っていました。

 「誰かの為じゃなく 自分の為にだけ 歌える歌があるなら 私はそんなの覚えたくない」(「For You」)

 自分のためだけに歌うのではなく、自分の歌は常に他者を想定しているのだということを力強く宣言している1フレーズだと思います。

 さらにここで僕の宇多田唄解釈を一つ言わせて貰えば、『Distance』収録の「For You」と、『EXODUS』収録の「About Me」を対の楽曲として捉えるとステキ感が増します。

 「I gotta tell you, I wanna tell you (あなたに伝えなければならない あなたに伝えたい)」(「About Me」)

 「あなたのために」、「私のことを」というペアで、自分の内側に閉じこもってそれを自己表現してるだけではなく、他者を(あなたを)想定してつねに外側とコミュニケーションを取りながら歌っているんだと、そんなあなたに私というものを伝えたいんだと、そういう想いが込められているこれら二曲のように思えます。

 以上、「自分が自分が」と自分完全世界の構築が一つの芸術と捉えられがちで、それらを誤解して享受して自我肥大に陥ってる人が多いような昨今だからこそ、こういった宇多田の態度には救われるなぁと感じた、去年一年だったという話です。

 ちなみに、「For You」が収録されてるセカンドアルバム『Distance』は、以前ちらりと話した僕的に僕を救ってくれた一枚とまで思ってる一作で、病的に聞き込んでいたというヤツです。「For You」の他にもう1曲「Parody」というコレも語っても語りきれないほど思い入れのある曲もこのアルバムに収録されているのですが、そっちの方の語りは、また次の機会に。


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悪ライト復活燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)07号感想


 管理人多忙につき、簡易版です。

●ONE PIECE

 クラバウターマン。「仲間になる船大工は誰か?」の視点で読者を引っ張ってきた今シリーズ。選択肢の一つに、「空島で船を直した存在が現れて仲間に」も今まであったんですが、今回の伏線消化でそれも消えたっぽい。

 これで、既情報からすると実質パウリーorフランキーの二択かなぁ。

●BLEACH

 僕が予想していた、「千の斬撃で全てたたき落とす」という千本桜対策が見られたのでとりあえず満足。

 主人公の切り札がスピード特化っていうのは至って普通だなというのは感じましたが(剣心の天翔龍閃とか)。飛天御剣流の抜刀術は全て隙を生じぬ二段構え!みたいな、それだけにとどまらない追加要素に期待です。

●ボーボボ

 ビュティの突っ込みを封印することで、解除、ビュティ突っ込みが復活!という所でカタルシスを……という澤井先生の計算です。悪ライトを封印して、復活!時にカタルシスを……というDEATH NOTEと同じ戦法です。澤井先生、大場先生と互角ッッ。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 「バカかオメェ 『生き返り』だ? んなモノはこの世には無い……!!」

 一見万能に見える能力に、ある種の哲学的制約があるのはお約束だけどステキ。パッ思い浮かぶのが『おジャ魔女どれみ』なのが我ながらアレですが、アレも「魔法」は人を生き返らせたり、病気や怪我を治すことはできないんだよね。

 表面上の万能っぷりがアピールされればされるほどに(今週のムヒョのラストの台詞とか)、どんなに万能でもいかんともしがたいモノもあるという部分の切なさが増します。

●DEATH NOTE

 これは、凄まじいテンションの一話でした。次回以降の「種明かし」部分、新設定無しで説明仕切ったら、諸手をあげて「DEATH NOTE最高」を連呼します。

 でもやっぱ設定をじっくり把握できない僕のような雑誌派には厳しい点も。ノートから手を離してもレムは見続けられるんだけど、ノートから手を離しちゃうと(持ち続けてないと)、復活した記憶はそのままにならない……って辺りにちょっと混乱させられました。

 まあ、悪ライト復活のインパクトがステキ過ぎたんでそんな些細な混乱は吹き飛ばされましたが。

●銀魂

 『武装錬金』の単行本を探して深夜のコンビニを十件くらい回った経験がある自分としては、切なさを感じる一話でした。

 普通に、あー、こういう気持ち分かるよなーという方向で楽しめる人と、あー、こういうイタイ大人いるよなーという方向で楽しめる人とに分かれそうな一話です。

 でもきっと空知先生は僕ら(分かるよなー派)の味方テイストで書いてくれてます。いいじゃん、大人になってからジャンプ読んでも、みたいな。

●武装錬金

 剛太の斗貴子主義がすがすがしいです。

 カズキが普通に生きてれば遭遇しないような悩みを抱えて、様々な面で高みにいってしまった感があるので、こういう普通の人視点で楽しめる剛太は感情移入しやすい良いキャラです。

 惚れた女性を守りたいだけというのが、普通に生きてる読者にとっては共感しやすいです。

●ワークワーク

 機械と同化し始めてるノールの弟が実は前向きというのがこの作品のポイントを押さえています。人間−機械の括りにこだわらないヤツが、作中ではイイ奴。ノールの弟が、前向きなハズです。

 話の内容は防人の数も減ってきて、目的地も間近ということで、クライマックス近しといった雰囲気。短期傑作連載で構わないので、僕としては「蜘蛛の糸」でテーマを昇華する最後の話を描いて、すっきりと完結して欲しい所です。

●当ブログでは

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WEB小説その1

townslightshyoushi

 昼は地道に復興活動。夜は荒事ありの助っ人稼業。
 仮設住宅地区でお年寄りの話を聞いたり、お弁当を配達したり、同人誌を作ったり、そして戦ったり!?……東北の地より贈る、青春、復興、恋愛、そしてバトル。

 小説『こちら街アカリの復興部!』。(「総合」9位、「青春・友情」2位ありがとうございます!)

 2017年6月19日(月)、最終節「エピローグ〜北へ」を更新して完結いたしました。現在「小説投稿サイト Novelabo」様の第23回「ノベラボグランプリ」にエントリ中です。応援頂けたら喜びます〜。↓

「ノベラボ」様で読む。

WEB小説その2

asumiforkakuyomu1
(イラスト:馬の助さん/ブログTwitterPixiv

 歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染→本格物語

 S市(仙台)が舞台のオリジナル小説『非幸福者同盟』を隔週土曜日更新でWEB連載中。

 2017年6月17日(土)、最新・第255節(第252節)「王への希求」が公開です。現在ラスト二話部分です。

「カクヨム」様で読む

「小説家になろう」様で読む。

 合計43000PV達成感謝。

 イントロダクション&登場人物紹介はこちらの記事から。

小説色々


 <NEW>S市(仙台)が舞台のオリジナル小説シリーズ。前作『妹の紋章』のKindle電子書籍版が2014年8月12日より販売開始中です。「妹萌え×地域復興×バトル」の物語。WEB版は最終的に40000PV、5700ユニークアクセス感謝でした。詳しくはこちらのブログ記事より。
 Amazonさんのサイトからアプリをダウンロードして、各種スマートフォンで読んで頂けます。

追記:2014年8月12日、Kindleストアカテゴリランキング「読み物」3位、「日本文学」94位感謝! 新記録で地味に嬉しい……。

 ◇◇◇

wugishinomaki

 2015年10月25日(日)に、地元仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』にサークル参加させて頂きました。新刊『ミリオンアート・ウェイクアップ!〜実波と菜々美と未夕が石巻に行く小説本』を頒布。詳しくはこちらの記事より
 イベントのレポはこちら。
 新刊のBOOTH様での通販ページはこちら。

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『暗闇の中で灯す物語と文明のアカリ』

 Pixivとの提携サービスBOOTH様にて、コミックマーケット・イベントなどで頒布させて頂いた同人誌既刊の通販窓口を開いております。『魔法使いの夜』『Fate』『ひぐらしのなく頃に』二次創作やオリジナル小説などなど。よろしくお願いいたします。↓

Language×Language同人誌通販/BOOTH

 ◇◇◇

dicapreantholo

 2015年10月4日(日)「レインボーフレーバー13」にて頒布されたTJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十世代記念アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に小説を2P寄稿(僕は『スマイルの世界』担当!)。特設サイトはこちらをよろしくです。また、通販ページはこちらから。

 ◇◇◇

aibasshi

 より豊かに、継続的に作品を提供していくために、Entyさん経由でパトロン(という名の月額少額支援者)になって頂けたら喜びます。

「Enty」TOPページ

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相羽のページ「S市(仙台市)小説シリーズ」/Enty

『薄暮』プロジェクトを応援中

 山本寛監督の、(東日本大震災後の)東北(を舞台とした)アニメーション作品三部作。
 岩手県大槌町を舞台とした『blossom』。宮城県仙台市などを舞台にした『Wake Up, Girls!(感想)』。そして今回ラスト三作目となる福島県いわき市を舞台とした『薄暮』……というプロジェクトを応援中です。

 「CAMPFIRE」でのクラウドファンディングのサクセスおめでとうございます〜。

山本寛オリジナル作品「薄暮」アニメ制作プロジェクト/CAMPFIRE

参考:アニメ業界ウォッチング第32回:“自分の創作の原点に立ち返りたい”――いま、山本寛監督が「薄暮」をつくる理由/アキバ総研

参考:『薄暮』制作のクラウドファンディングに参加しました

『Wake Up, Girls!』応援中

 2014年1月劇場公開&TVシリーズ放映開始〜3月まで放映していた地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!(ポータルサイトニコニコチャンネル聖地仙台舞台散策)』応援中。

 まずは第0話相当の『劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』』を!↓



 ◇◇◇

●キャラソン発売中


2014年の仙台でのライブレポはこちら

●Blu-ray劇場版〜TVシリーズ全6巻発売中


劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』Blu-rayの感想はこちらEnglish text第1話の感想第2話の感想第3話の感想第4話の感想第5話の感想第6話の感想第7話の感想第8話の感想第9話の感想第10話の感想第11話の感想第12話(最終回)の感想はこちら

→七人の前日譚がシリーズ構成の待田堂子さん書き下ろし小説で発売。当ブログの小説版『Wake Up, Girls! それぞれの姿』の感想はこちら


仙台(及び東北)に経済循環をと画策しはじめて久々に全話感想書きました。2014年はアップデート版の復興をはじめたい......。ブログに感想書いている方おりましたら、気軽にTBください。

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ゼロ年代のメルヘン時間から現在の私達へ贈る灯
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管理人、相羽の創作活動

▼メインで運営している小説や漫画の創作活動のホームページ
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 注文自体は可能でして、注文確認後適宜在庫を補充しつつ、
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