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宮城県仙台市からおくる小説・漫画・アニメ好きの日記
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機動戦士ガンダムSEEDDESTINY
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けいおん!!(college&highschool(&映画))
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→姉妹ブログ(最近はプリキュア中心):Girlls Fiction Fan Blog-少女創作ファンブログ-
→ビジネス:個人自由業者になりたい方へ贈るビジネスの基礎講座

あいばさん学会へ出張の巻


 学会で言ってみたい台詞ナンバー1、

 「あなたの答えには失望しました。その程度の皮相な知識なら私はすでに七歳の時にマスターしている。とても神の解答とは思えない」(高宮鋼太郎@車田正美『ビートエックス』)

 超言ってみたい。別に学会に神とか来てないけどな。


 というわけで、学会発表のため3日ほど熊本へ出張に行ってきます


 一応ネット環境があるホテルは取りましたが、ブログを更新できるかは正直不明。更新がなかったら、そういう事情だと思って下さい。熊本でもS-DESTINYはやってるみたいなんでホテルのテレビで観ようとは思うんですが。


 学会なんか行ってる場合じゃないというか、正直今の僕の状況からするとモチベーションは低いんですが・゚・(ノД`)・゚・


 が、僕の家庭の事情を考慮してくれた僕の先生が、完全出張扱いにしてくれた、つまり旅費が全部出る&学会に参加してる時間分給料が出ることになったので、仕事だと思って割り切って行ってきます

 そこは金銭を貰った以上、対価に見合う働きをしてみせるのがモットーのあいばさんです。それなりの(素晴らしいとは言わない)学会発表をやってのけて見せましょう。

 国の補助金から出るから、もとをただせば皆さんの税金ですしね。あんまし手を抜くわけにもいきません。やってやりますさ、エエ。

 もうアカデミックな世界からは身を引く身ですので、自分が自分がと僕の存在、主張をアピールするよりも、未だ情熱を持って研究を続ける研究者の皆さんに僕の研究を繋いでもらえるような発表をしてきたいと思います。
 ここ4年ばかり追い続けた僕の破れた夢の残滓、誰かが受け取ってくれたら幸いです。

 こうして、その人の全身全霊を込めた論文、作品をまだ見ぬ誰かに託して消えていったどれだけの研究者志願者、創作者志願者がいるのだろう。

 やはり、夢を本当に叶えられる人間というのはごく少数だ。

『ignited - イグナイテッド -』の歌詞の解釈について


 復活キャラは創作作品の中(アスラン)だけじゃねェ!ってな感じで、T.M.Revolutionが98年6月発売の『HOT LIMIT』(首位日付:1998/7/6付)以来、6年4ヵ月ぶりに『ignited - イグナイテッド -』でオリコン1位へ復活続きを読む

ワークワークの掲載位置にクラクラ/週刊少年ジャンプ(WJ)50号感想


 学会発表準備で多忙につき簡単に。

●アイシールド21

 「日本人だとか関係ねぇじゃねえか 全部自分のせいじゃねぇか せっかく長身って武器を持って生まれたのになにも始めちゃいなかった なんにも分かっちゃいなかった」

 持って生まれた才能がある者も、ない者も、自分の意志で努力して前に進むことが尊いというアイシが繰り返し描いてきたテーマがここにも。
 構成としても、ポセイドン戦のテーマ的な帰結を既に前もってほんわりと提示してる感じで秀逸。長身という才能におごって挫折した筧の過去話がそれ。金髪の人の方は長身におごって小結をバカにしてるふしがあるので、その辺りをつかれて上述のテーマが再確認されると見た。

◇あと

 現在の筧は才能があり、かつ努力もしてるサイドの人物ということで、プレ進的な意味合いも見いだせそうです。進や筧のような、才能と努力を備えた敵がアイシでは尊敬されるべき強敵キャラとして描かれるので。逆に才能におごる傲慢キャラが倒すべき敵役として位置します(阿含)。

◇そして

 本物のアイシールド21の話。前回この話が出てきた時は震えました。偽者のアイシールド21ではなく、その仮面を取ったセナという一人の男として本物のアイシールド21の前にセナが立つのがこの漫画の帰結なのかと想像したりして。

●ONE PIECE

 ロビン話に入ってから、やはり自分はONE PIECEが好きだと再確認。

 ロビン最高。クロコダイルとか今回の世界政府とかが強烈に価値を見出している古代兵器に、ロビン自身はまったく価値を見出していないのが壮絶にカッコいい。ロビンを突き動かす行動原理はアラバスタで涙と共に見せた「ただ、“歴史”を知りたいだけなのに……」の一念のみ。
 ゾロでは「世界一の剣豪を目指す」という行動原理を提示してから鷹の目の話でそれ掘り下げたり、ナミでは「お金最高」という行動原理を提示してからアーロンパークのナミ編でそれを掘り下げたり、最初に各キャラのコアを見せてからそれを裏付けて強固なものにしていくという順番でエピソードを構成して描いていくことが多いです。
 そしてそろそろロビンの番なんですが、ロビンの掘り下げは最終話付近までとっておくのを希望(実際ロビンの最終目的地がラフテルなのでその可能性は多いにある)。それでも「オハラの悪魔達と同じ思想」というロビンの行動原理を掘り下げるキーワードがもう出てきちゃってます。「歴史」という物と繋がりの強いロビンというキャラがそろそろ解体されてきそう。でも、歴史が知りたいのに理由なんかいらないような気もする。登山家に「どうして山に登るのか?」と聞くのに似ているというか。そこに歴史があるから知りたい。その一念で生きるという生き方もカッコいいと思います。

●家庭教師ヒットマンREBORN!

 爆発オチかよ!と突っ込みつつ普通に面白かったです。前に健康的にキャラ受けを狙ってる漫画だなーみたいなことをこの漫画を賞賛して書いたんですが、イーピンもそんな感じ。普通に女性萌えキャラとして男性読者のハートを狙ってくるんじゃなくて、普段は耳無し小型チャイナ人間という、漫画漫画したエラくバカバカしい設定を付加してキャラの味付けにしてるのが好感です。

 そして、ハルちゃんは出てくるだけで大好き。「はひ?」って!
 今年の僕的流行語大賞候補です>「はひ?」

 ハルちゃん同盟

●DEATH NOTE

 対立軸が3つ。

1、月VSL(一応継続中と判断)

2、味方チームVS第三のキラ&ヨツバ(現在の本筋)

3、月、L、ミサ捜査チームVS夜神パパ捜査チーム(今週号より)

 対立軸の拮抗がDEATH NOTEの魅力ですが、3だけ拮抗してない気がする。

●D.Gray-man

 最近面白くなってきましたよ。
 ずっと普通の人より劣っているというミランダさんを描いてきて、今回の超人より劣ってる普通の人間という話。
 劣ってる者は何もできないのか?という所でミランダさん発動。
 普通にカタルシスがありました。

●こち亀

 爆笑。先週と今週は本当に面白い。

 「両さん、鑑識が言うんだ 間違いないよ」

 に笑った。

 一瞬僕も、確かに鑑識が言うんなら確かかなぁ……って気にさせられて、すぐに鑑識能力と球審の能力には別に相関関係無いだろって自分突っ込み入れてた。

●未確認少年ゲドー

 フィナーレに入ってます。未確認生物と人間との相互理解というテーマに辺り、総キャラ総出演で人間の讃良ちゃんと一つの目的へという流れはフィナーレに辺りこれしかありません。
 そして、最後のテーマに選ばれたのは「命」。不死の生命体を通して「命」をテーマに描く、手塚治虫の『火の鳥』以来の普遍的なテーマ&構成です。
 「生物」という存在に対して様々にアカデミックな解体を見せるのが魅力の一つだった本作。フィナーレに、「生物」と「命」に関する岡野先生なりのアカデミックな帰結を用意して欲しい。短期傑作完結の予感。

●武装錬金

 剛太が斗貴子さんのために一時わだかまりを捨ててカズキとタッグ共闘という、それに向けてここ数話で練られてた構成が中々カッコ良く生きました。

 そして、斗貴子さんの衣服のみという絵でサプライズラスト。

 斗貴子さんは早着替えが特技という設定をイカして脱出してるんでしょうか。というか下着or裸体の斗貴子さんを描くんでしょうか。水着描いていっぱいいっぱいになってる和月先生なんで、そんなことしたら和月先生死にます。なんで、それは無さそう。単行本5巻でもまだ死にたくないみたいなこと言ってたし。

●ワークワーク(WaqWaq)

 ギャー。(←掲載位置を見ての悲鳴)

 や、やっぱり僕が面白いと思ってただけあって一般読者的にはダメだったのか。

 「人間と機械」、「願い」、この2つのテーマだけでも決着をつけてくれれば短期でも名作だと思うんで、区切りつくまでは続けさせてやって欲しいんだけどなー。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

三田誠広という作家/読書話


 ティーンエイジャー前半〜後半の方も結構このサイトを見て下さっているということが最近分かってきましたので、本日は僕がティーンエイジャー後半時代に傾倒した、三田誠広という作家を簡単に紹介いたします。

 本日挙げる三田誠広作品タイトルは、ティーンエイジャーの多感な時にこそ読んで欲しい小説ですが、そうは言っても大人が読んでも十分鑑賞に堪える作品ばかりですので、とにもかくにも皆さん是非。



 「それにしても、いったい人間は、何のために生きているのだろうか。あくせくと働き、他人と同じような、何の個性もない生活を送り、せいぜい子供たちの将来に望みを託して、死んでいく。いったいそのような人生に、意味があるのだろうか」(『高校時代』)



 ↑この、1980年刊行の『高校時代』の高校生主人公の独白が、初期三田誠広作品のテーマ、というよりも乗り越えるべき課題を端的に表しています。
 かみ砕いて言うと、どうせ死んじゃうのに、生きることに意味なんかあるのか?という疑問が出発点です。
 本当は三田誠広は埴谷雄高が大好きな哲学小説家ですので、さらに複雑な哲学的な要素が上のテーマに色々と被さってくるんですが、とりあえず高校で「倫理」の授業をやったかやらないかという程度のティーンエイジャーの方々には、上の太字部分くらいの簡単な視点で読んでみるのが良いと思います。それだけで色々と得るものがあると思います。

 実はこの『高校時代』という小説は三田誠広の私小説で、主人公高校生の「生きる」ことへの疑念は、高校時代の三田誠広の疑念そのものに他ならなかったりします。
 なんか、レールに乗って流されるようにここまで生きてきたけれど、本当にこのまま生きていていいの?そんな生き方に意味があるの?、と、僕が二十代前半〜後半を念頭に置いて書いてる文章をバリバリ読み砕いてるような、僕が推測するに言語思考能力が高めな当サイト閲覧者の高校生諸君も、そろそろそういうことを考えてしまう年頃じゃないでしょうか。

 で、同じように色々考えてしまった若き日の高校時代の三田誠広は、最終的に一度高校生活をドロップアウトして、一作の小説(17歳の処女デビュー作『Mの世界』)を世に送り出してから、再び(小説を書き上げるという行為で得た)心の昇華を胸に、普通のレールに乗って生きることを再開するという経緯をたどっています。
 当サイトの高校生閲覧者に「留年して小説を書け」とは決して勧めませんが、その位のことをやってのけてる三田誠広の小説を一冊読んでみる……くらいのことはやってみてもいいんじゃないでしょうか。

 で、上述の問い、疑念に完全に三田誠広なりの解答を提示し、構造と実存、宗教、宇宙、個人、人間、現実、といった三田誠広が追い続けた哲学的なテーマをも完全に昇華した超傑作作品に1988年の『デイドリーム・ビリーバー』があるんですが、残念なことにこの作品は完全絶版状態で現在手に入りません(おのれトレヴィル!)。僕も市の図書館の地下書庫に埋もれていたのを発掘してようやく読んだほどですので、捜すのに時間がかかるので、いつかは読んで欲しい本ですが、今すぐ直接勧めるのは躊躇われます(高校生にはちとムズかしいし)。

 で、代わりに猛烈に薦めたいのが、1990年の『いちご同盟』という作品です

 『デイドリーム・ビリーバー』で描いた解答を、もう少し低年齢層向けに分かりやすく書いてくれています。
 読みやすさはライトノベルだけど、分類するなら明らかに文学、そんな作品です。
 というか、そういうの抜きにしてマジ感動の一作です。小学生の頃から本読みだった僕が、15の時に読んで初めて次の日の予定がどうでもよくなって(学校サボって)徹夜して読了した一作です。

 以下、少しばかり以前僕が書いた「あらすじ」を……



<あらすじ>

---------------------------------------------------------------------

 中学三年の良一は、”どうせみんな死んでしまうんだ”と書き残して自殺した少年に思いを馳せている。良一は同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知り、いつしか淡い恋心を抱くようになるが……ある日、直美は良一に告げる、「あたしと、心中しない?」と。

---------------------------------------------------------------------



 どうですか、面白そうでしょ?

 上述した『高校時代』とテーマを同じくして、こちらは中学生を主人公に(『デイドリーム・ビリーバー』と同じく)最終的にテーマへの解答が描かれます。その帰結に感動すべし。

 というか、アレこれ考えなくて、ただ泣いていい。そんな作品。

 多感なティーンエイジャーのウチにこそ読んでおくべき。そんな作品。



 このように、『いちご同盟』(中学生)、『高校時代』(高校生)、『デイドリーム・ビリーバー』(大学生)と、主人公が歳を取っていく(同一主人公では無いですが、みんな同じ感じの主人公です)、三田誠広の学生主人公実存青春三連作(僕が勝手に命名)は是非とも万人に布教したいところの僕的傑作作品連です。

 特に僕より若い閲覧者の方々、是非。




いちご同盟
三田 誠広
集英社文庫
定価:¥ 410
Amazonで購入


高校時代
三田 誠広
角川文庫
定価:¥ 399
Amazonで購入


 『デイドリーム・ビリーバー』はユースド商品扱いですらAmazonには無いや。

 代わりの大学生主人公のヤツというと、三田誠広的に一番有名な、


僕って何
三田 誠広
角川文庫
定価:¥ 399
Amazonで購入


 でしょうか、『デイドリーム・ビリーバー』には及びませんが、学生闘争時代の主人公の実存物語を描いた、普通に面白い本です。芥川賞受賞作なんで、読んでおくと本読みとして話のネタにできるしね。

 以上、こんな所で。

アスランとシンの対比点・類似点/第04話「星屑の戦場」/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想


 「いくら昔……」(ルナマリア)

 「だからもうモビルスーツには乗らない?」(ルナマリア)

 「オーブなんかにいるヤツに 何も分かってないんだから!」(シン)



 アスランオヤジ、子ども達に絡まれるの巻。続きを読む

キラとラクスの関係は描写不足だったか?/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想/番外編

 前回のS-DESTINY感想でdoingさんのおひまだ.net制作日誌から頂いたトラックバック、「ここでしかかけない、キラとラクスの話」を受けて、少々書いてみます。続きを読む

メルフォ設置&お薦め商品更新/連絡


 事務連絡ー。

1、通常のメールアドレスの他に、この前SEED女性キャラアンケートに使ったメルフォを僕宛のメルフォとして常設。
 メールソフトを立ち上げるのが面倒だ、名前、自分のメアドなどをあいばに知られるのに抵抗がある……といった方はご利用下さい。普通のメールよりも気楽な用途で使う感じで(よってあいばからの返事は基本的に無しで)。

 →メールフォーム

2、右下の「お薦め商品」の欄を改良。
 自動的に各種ベストセラーが表示されるヤツを導入したり少々いじったんですが、とりあえず目玉はアレですな、機動戦士ガンダムSEED DVD第1巻が早くもAmazonで予約開始
 発売予定日は05年2月24日とのことですが、今Amazonで予約すると20%(¥1260)OFF。コレは、予約しておくしか。

 

機動戦士ガンダムSEED DESTINY DVD第1巻
監督:福田己津央
サンライズ
定価:¥ 6300 5040
Amazonで予約


 ↑最近Amazonへのリンクばっかり張ってて後ろめたさがないでもないんですが、とにもかくにも、経済的自立にあたりサイトの運営資金くらいはサイト内で稼ぎたいなーなんていう一念から張ってる次第です。
 早めの情報、価値ある情報を閲覧者の皆様に届けたりで、皆様の利益にもなるように心がけていくつもりなんでご容赦を。

竹本健治『匣の中の失楽』/講談社ノベルズ/書評


 「巨大な玩具箱のような、とでもたとえれば良いだろうか。探偵小説というものの、ありとあらゆる魅力的な要素をぎっしりと詰め込んだ玩具箱。これはそんな小説である」(綾辻行人)

 上↑の綾辻行人の『匣の中の失楽』評が、非常に的を射ていて僕的にもしっくりキます。密室、双子、作中作、衒学的解体、館、サプライズラスト、ありとあらゆるミステリの娯楽要素を全部ブチ込みましたと、そんな印象。

 魅力の一つに衒学を挙げましたが、この衒学ラッシュが凄まじい。何が凄まじいかって、唐突に出てくる衒学が、別に作品のテーマとかに関係してないのが多分に混じってるのが凄まじい(笑)。京極夏彦の『京極堂シリーズ』、奈須きのこの『空の境界』と、各種衒学をじっくりと煮込んで作品のテーマにねじ込み、クライマックスを盛り上げていたタイプの今年僕が読んだ小説とは、そこがちょっと違います。
 作中で根戸という人物が、羽仁という人物から唐突に3ページほどかけて長々と披露された「プルキニエ現象」と「人間の視覚」に関する衒学に対して、

 「ちょ、ちょっと待てよ。最後にそのひとことを言うために、そうやってながながと訳の判らんことをひきあいに出したのか?

 と語る場面がありますが、僕もそう思いました。例の如く、作品のテーマとかにあんまし関係無い衒学だし。つーか、コレ、根戸の口を借りた竹本健治のセルフ突っ込みじゃないの?
 ぶっちゃけ、テーマに関係あるのは最後の「視覚像が相対的か絶対的かは証明できない」という衒学と、「エーテルの存在を追求するのは無意味」という衒学だけなんじゃないかと……その他は、なんつーかただ竹本健治が言ってみたかっただけっつーか

 えーと、うん、だが僕的にはそれが良かった!(←良かったんだ!)

 やたらめったらの衒学乱れウチ、僕は大いに楽しめましたぜ?知らなかった話も結構あったし。

◇ミステリの謎を解体仕切ることは可能なのか?

 何気に、竹本健治氏はこの作品を書いた頃こういう(↑)疑問を抱いていたのではないのかと邪推します。
 作中で影山という物理学生がこんな台詞を語っています。↓

 「勿論、人間がそういうトンネル効果でもって壁を通り抜けるという場合には、その確率はほとんど零に近いほどの小さなものになるとしても、やはり確率的に起こり得ることなんですよ。(中略)どれぐらいの確率で通り抜けられるかというと、(中略)1のあとに0が10の24乗個くっついた数字だけの回数壁にぶつかってゆけば、そのうち1回だけは通りぬけられるということなんですよね。」

 『京極堂シリーズ』なんかはある怪奇を探偵役の中禅寺秋彦が解体しますし、読んでる僕らはその解体で満足してすっきりとカタルシスを味わえているんですが、それ本当に解体できてるの?みたいな。1のあとに0が10の24乗個くっついた数字だけの回数壁にぶつかってゆけば、その解体、論理に穴が空くこともあり得るんじゃないの?みたいな。

 ちょっとミステリ限定ではなく、思考の仕方全般の話になりますが、この竹本健治の徹底的に考えを煮詰めている辺りに、僕は大いに共感できます

 竹本健治氏がその辺りをその後どう考えているかは分かりませんが、僕的にはこの辺りは究極的には自分なりの解体、論理で納得するという点に落ち着けるしかないと思ってるんですが、問題はそこに至るまでの過程で、竹本健治ほどに考え抜く思考プロセスを経過してから自分なりの解体をアウトプットしてる人間が、今の世の中にどれほどいるかということです(←ちょっと毒吐き気味)。
 壁に一回体当たりしてダメだった。それくらいで後は思考放棄、他罰型で全部人のせいにして、自分は不幸鬱モード、悪いのは世の中。そういう人いませんか?
 そういう人に言いたい。一回でダメでも竹本健治ほどに考え抜いてみろと。1のあとに0が10の24乗個くっついた数字だけの回数壁にぶつかれとは言わないけれど、せめて二桁くらいはぶつかってみろと。そこまでやっての結果で自分なりに落としどころを見つけた場合と、一回で逃げモードに入った場合とでは、同じ「僕なり私なり」でも質が全然違うと思います

◇若き日の世界への懐疑が小説家を生む

 実はコレが一番僕が感じた『匣の中の失楽』の感想なんですが、22歳という今の僕と同じ歳の若さで『匣の中の失楽』書いたこの時の竹本健治に、世界の中での実存の孤独、あるいはそれと戦うために必然性を持って小説を書くという行為に至った竹本健治、そんな像を見ました(まったくの想像ですが)。三田誠広の初期小説に近い動機付けを感じました。
 『匣の中の失楽』には「不連続線」、「自己同一性」、「現実とは何か」といった概念、命題に触れられているのですが、僕が思うに人間には二種類いて、20歳頃までにこのような答えが無さ気な命題について考えてしまう人と、全然考えない人とがいるんじゃないでしょうか。そして、竹本健治や、三田誠広や僕(同列に語るのはおこがましいですが)は、考えてしまう人。若いウチにこの手の小説を書くのは考えてしまった人のように思います。答えのないような問いを考えてしまうがゆえに精神にかかる負荷。それらを自分なりにまとめてアウトプットすることで昇華するために小説を書かざるを得ない。そんな、若いゆえの必死さをこの竹本健治の処女作には感じました(同じようなモノを三田誠広の処女作にも感じたのですが)。
 ゆえに、読者を楽しませる娯楽に徹し切れてないような印象を受ける部分もあります。読者以上に、作者のその時期に必要だった作品。そんな印象を受けます。
 それゆえに、上述の答えがなさ気な命題を、さらに上述した竹本健治なりの徹底的に煮詰めた思考でアウトプットした、22歳時点での竹本健治がつけたこの『匣の中の失楽』のラスト、是非ともご一読下さい。


匣の中の失楽
竹本 健治
講談社ノベルズ
定価:¥ 1208
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匣の中の失楽
竹本 健治
双葉文庫
定価:¥ 1200
Amazonで購入


 あと、例によって旧相互の人の活字中毒記の竹本健治話もステキに面白いので、『匣の中の失楽』及び竹本健治に興味を持った方は是非。普段は巨乳アイドル写真集話をしながらも、普通にステキな読書話も書いてます。

バスローブ一枚の女の人が店に駆け込んできた話


 僕の親友でコンビニ店長のいづみっチの日記ですが、

 バスローブ一枚の女の人が店に駆け込んできた話は→こちら(11月3日の日記)。

 その女性に起こったであろうことを想像するとネタにするのもどうかと迷いましたが、現実世界でもこんなことがままあるのだということを知って貰うのも一興かと思いましてリンク。

 つーか、宇宙と交信する電波女性が来店してきたり、万引き犯とバトルになったりもあったしで、いづみっチのコンビニ店長人生ロック過ぎ青年漫画の主人公とかじゃねーんだから、もう少し平穏に生きようぜ?

 僕も深夜に良く立ち寄るいづみっチのコンビニです。僕も気をつけて来店するようにしよう……

18歳の若き日のあいばさんが思いついたビジネスプランとは?


 「ignited-イグナイテッド-」100回くらい聴いてますが。(挨拶)

 ヤバイ、これ最高楽曲だよ。

 「変われることが怖くなる」

 から、

 「変われる力恐れない」

 へ変化していくんだ!カ、カッコいい!

 また、実は聞き取れていなかったサビの部分の歌詞も判明。

 「壊れ合うから動けない!」

 せ、切なカッコいい!


 えー、今日は休日で父親が休みということもあり、全般に僕的に余裕があったので、「マーケティング原理」読む→「ignited-イグナイテッド-」聴く→「マーケティング原理」読む→「ignited-イグナイテッド-」聴く→リピート……という優雅な一日を送っておりました。

 「マーケティング原理」めちゃめちゃ面白いよ!若いウチに是非とも読んでおくべき本です。

 その辺りは後でまた書くとして、これの序盤読んでてそう言えば大学入ったばっかりの頃に情報処理の授業でマーケティングの課題を一度やったことがあるのを思い出しました。

 「なんでもいいんで、マーケティングして一つビジネスプランを考えてレポートにまとめろ」みたいな課題でした。

 文系の学部だったせいか学部の仲間が苦戦する中、若き日の18歳のあいばさんが提出したレポートは、「精神病の患者をターゲットに定めて、新興宗教を商品として提供する」というものでした。

 若き日の僕、邪悪過ぎ

 つまり、「健常な精神を取り戻したい」というニーズを、「新興宗教」という商品で埋めてやるという発想。

 「倫理的にはどうかと思われますが、おそらく儲けられると思います」みたいな微妙な後書きで結ばれるレポートでした。

 学部の仲間が評価に苦戦する中、僕のレポートの評価はA(笑)。

 就活サイトの適性判断みたいなのやると必ずマーケティング関係と出ます。僕、こういうの結構向いてるのかも。

 注:このレポートの発想は今でもイケそうだとは思ってますが、倫理的に、あるいは法的にひっかかる可能性があるので、マネしようとか思わないように。特に若い閲覧者の方注意!


ignited - イグナイテッド -
T.M.Revolution
機動戦士ガンダムSEED DESTINYOPテーマ
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マーケティング原理―戦略的行動の基本と実践
フィリップ・コトラー
ダイヤモンド社
定価:¥ 9991
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『薄暮』プロジェクトを応援中

 山本寛監督の、(東日本大震災後の)東北(を舞台とした)アニメーション作品三部作。
 岩手県大槌町を舞台とした『blossom』。宮城県仙台市などを舞台にした『Wake Up, Girls!(感想)』。そして今回ラスト三作目となる福島県いわき市を舞台とした『薄暮』……というプロジェクトを応援中です。

 「CAMPFIRE」でクラウドファンディングを実施中(4月29日:土まで)。是非パトロンになって応援をば〜。↓

山本寛オリジナル作品「薄暮」アニメ制作プロジェクト/CAMPFIRE

参考:アニメ業界ウォッチング第32回:“自分の創作の原点に立ち返りたい”――いま、山本寛監督が「薄暮」をつくる理由/アキバ総研

参考:『薄暮』制作のクラウドファンディングに参加しました

WEB小説その1

townslightshyoushi

 昼は地道に復興活動。夜は荒事ありの助っ人稼業。
 仮設住宅地区でお年寄りの話を聞いたり、お弁当を配達したり、同人誌を作ったり、そして戦ったり!?……東北の地より贈る、青春、復興、恋愛、そしてバトル。

 小説『こちら街アカリの復興部!』。(「総合」9位、「青春・友情」2位ありがとうございます!)

 2017年4月24日(月)第11節「二次元? 三次元?」を更新です。毎週、月、水、金に一節ずつ更新となります。↓

「ノベラボ」様で読む。

WEB小説その2

asumiforkakuyomu1
(イラスト:馬の助さん/ブログTwitterPixiv

 歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染→新・本格物語

 S市(仙台)が舞台のオリジナル小説『非幸福者同盟』を毎週土曜日更新でWEB連載中。

 2017年4月29日(土)、最新・第251節(第248節)「三度(みたび)不思議な世界〜非幸福者同盟」を更新です。

「カクヨム」様で読む

「小説家になろう」様で読む。

 合計39000PV達成感謝。

 イントロダクション&登場人物紹介はこちらの記事から。

小説色々


 <NEW>S市(仙台)が舞台のオリジナル小説シリーズ。前作『妹の紋章』のKindle電子書籍版が2014年8月12日より販売開始中です。「妹萌え×地域復興×バトル」の物語。WEB版は最終的に40000PV、5700ユニークアクセス感謝でした。詳しくはこちらのブログ記事より。
 Amazonさんのサイトからアプリをダウンロードして、各種スマートフォンで読んで頂けます。

追記:2014年8月12日、Kindleストアカテゴリランキング「読み物」3位、「日本文学」94位感謝! 新記録で地味に嬉しい……。

 ◇◇◇

wugishinomaki

 2015年10月25日(日)に、地元仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』にサークル参加させて頂きました。新刊『ミリオンアート・ウェイクアップ!〜実波と菜々美と未夕が石巻に行く小説本』を頒布。詳しくはこちらの記事より
 イベントのレポはこちら。
 新刊のBOOTH様での通販ページはこちら。

 ◇◇◇

『暗闇の中で灯す物語と文明のアカリ』

 Pixivとの提携サービスBOOTH様にて、コミックマーケット・イベントなどで頒布させて頂いた同人誌既刊の通販窓口を開いております。『魔法使いの夜』『Fate』『ひぐらしのなく頃に』二次創作やオリジナル小説などなど。よろしくお願いいたします。↓

Language×Language同人誌通販/BOOTH

 ◇◇◇

dicapreantholo

 2015年10月4日(日)「レインボーフレーバー13」にて頒布されたTJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十世代記念アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に小説を2P寄稿(僕は『スマイルの世界』担当!)。特設サイトはこちらをよろしくです。また、通販ページはこちらから。

 ◇◇◇

aibasshi

 より豊かに、継続的に作品を提供していくために、Entyさん経由でパトロン(という名の月額少額支援者)になって頂けたら喜びます。

「Enty」TOPページ

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相羽のページ「S市(仙台市)小説シリーズ」/Enty

『Wake Up, Girls!』応援中

 2014年1月劇場公開&TVシリーズ放映開始〜3月まで放映していた地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!(ポータルサイトニコニコチャンネル聖地仙台舞台散策)』応援中。

 まずは第0話相当の『劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』』を!↓



 ◇◇◇

●キャラソン発売中


2014年の仙台でのライブレポはこちら

●Blu-ray劇場版〜TVシリーズ全6巻発売中


劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』Blu-rayの感想はこちらEnglish text第1話の感想第2話の感想第3話の感想第4話の感想第5話の感想第6話の感想第7話の感想第8話の感想第9話の感想第10話の感想第11話の感想第12話(最終回)の感想はこちら

→七人の前日譚がシリーズ構成の待田堂子さん書き下ろし小説で発売。当ブログの小説版『Wake Up, Girls! それぞれの姿』の感想はこちら


仙台(及び東北)に経済循環をと画策しはじめて久々に全話感想書きました。2014年はアップデート版の復興をはじめたい......。ブログに感想書いている方おりましたら、気軽にTBください。

WUG!雑記はこちら(色々書いております。)

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AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第二弾です

●2013年10月19日(土)、Kindleストア「絵本・児童書 > 読み物」カテゴリで7位感謝!


 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、ご購入頂けたら幸いです。

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第一弾です

 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、タイミングが合った時に購入頂けたら幸いです。

ゼロ年代のメルヘン時間から現在の私達へ贈る灯
ゼロ年代のメルヘン時間から現在の私達へ贈る灯

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

管理人、相羽の創作活動

▼メインで運営している小説や漫画の創作活動のホームページ
Language×Language

●Amazonさんで販売している同人誌はこちら↓

 「一時在庫切れ」表示になっていることが多いかと思いますが、
 注文自体は可能でして、注文確認後適宜在庫を補充しつつ、
 一週間〜くらいで発送になるかと思います。
 この機会に是非(^_^;

メルマガを配信しております。

 まぐまぐさんの方で、300部ほどのメールマガジンを数年間発行させて頂いております。フリーで登録できますので、よかったらどうぞです。

 制作した電子書籍の販売など、個人規模での「創作+収入」の活動に興味がある方は是非。

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