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姉弟話


 高熱にうなされながら眠っていると、色々な昔の出来事が走馬燈の様に思い出される。

 Qウェルさんの所のイチャイチャ姉妹話が今熱いが、姉妹話じゃなくて姉弟話ということなら別にイチャイチャはしてないが僕にもあるように思う。

 僕にも姉がいるのだけれど、学生時代の姉はといえば、当時の統一模試で県内一位を取るという鬼の(家族内)伝説を作ったような人で、幼心に僕は姉のことを尊敬していた。

 どれくらい尊敬していたかというと、大学に入学する時の姉が輝かしく見えた僕は、ああ、僕も姉と一緒の大学に行きたい!なんて幼心にモティベイトされて、9年後にずばり同じ大学に入っちゃったほどである(実話)。

 しかしそんな姉も、大学卒業後は就職した会社をほどなく辞めて結婚し、やることと言えばパチンコにTVゲームにテレビ鑑賞と、なんだか昔の姉を知ってる弟としては、パっとしない生き方をするようになってしまったなぁと、当時の僕としては思ったりもした。

 無駄に能力値が高いので、パチンコであるパチンコ店のレコードを記録してしまい、店に写真が飾られることになった……なんてエピソードを聞いたりするウチに、その力、もっと有益に使えばいいのに……なんて弟心に思ったり。

 僕が大学を卒業する頃、当時姉が書いたという卒論を拝見し、そのあまりの普通っぷりに、卒論で全国学会発表までした自分と比べるに、僕はもう姉を超えてしまったな、(僕の中で)姉の時代は終わったんだ……なんて思ったりもした。

 しかしそんな姉だが、9月に母がくも膜下出血で倒れた際には、僕の「これから先どんなことがあっても協力してくれるか?」との問いに、迷いもなく「当たり前だ」と答え、ポンと50万僕の元へ置いていった。

 「これからしばらくお金が必要になるだろう、どうせパチンコで稼いだお金だから……」とのことらしい。

 日本には高額医療費返還制度があるとはいえ、返還までにはタイムラグがある。このお金がどれだけ我が家の支えになったかは言うまでもない。それ以上に、今の僕では到底容易には稼ぎ出せないような金額と、それを稼ぎだし、また躊躇いもなく置いていくその生き様に、僕は畏敬の念を覚えた。

 なんだ、パチンコだドラクエだ冬ソナだと、何も考えていないようにみえて、一番大事な部分は外さない人なのだなと、昔の尊敬していた姉の面影を僕は再視した。

 そんなこんなで僕は姉が好きだし尊敬もしているが、そんな姉はつの丸と漫☆画太郎の大ファンである。この二人の漫画家は僕的にもヒットな漫画家だが、女性の趣味としてはどうかと、僕は常々思っている。

 画太郎て。

体調不良


 発熱、吐き気、下痢、寒気と、本格的に体調不良、っていうかカゼをひいたようなので、しばらく実のある更新は無しです。

 しんどい。母親のことも病院の方に任せざるを得なかった。

 結婚しとけば良かったなー、なんて想いが過ぎる。

 こういうとき、看病してくれる人が誰もいないというのは、やはりつらい。

読書家だった僕ら


 高熱にうなされながら眠っていると、色々な昔の出来事が走馬燈の様に思い出される。

 親友のいづみっチの文章は面白いと僕は思うのだが、それはとにもかくにもいづみっチが読書家だったことに起因しているのではないかなんて思う。

 いづみっチは高校卒業と同時にコンビニ店長になったロックな人生を歩んだ方なので、大学には行ってないのだが、その文章は並の大学生より全然面白い。面白い文章を書くのに学歴など関係無いという一例だ。そして、まったく本を読まなかった大卒生もいれば、よくよく本を読んだコンビニ店長もいる。

 いづみっチも忘れているであろうこんなエピソードを思い出した。

 小学生くらいの頃、いづみっチが僕の家に遊びに来ていたのだけれど、当時、僕の家の門限は5時だった(小学生用)。ところが、僕が所有していた何かの本(漫画だったか小説だったかは忘れてしまったけど)に熱中していたいづみっチは、一向に帰ろうとしない。

幼あいば:「いづみっチ、そろそろ帰れよ……」

 と、やんわりと注意する幼あいばがどうなったかというと、あろうことかいづみっチに鉄拳で殴られた

 オレの読書を妨げるとは、コレ何事か!という怒りの鉄拳が炸裂である。

 今にして思うといづみっチの逆ギレ甚だしいような気がするが、それくらい、読書というものに執念を持っていたという一例である。

 あー、なんでこんなこと思い出したんだろう。やはり、熱のせいだ。

 お互いに小説を貸し借り、漫画を貸し借りしながら生きてた小〜中の頃が懐かしいねえ。>いづみっチ。

 そして、ここ最近では『デルフィニア戦記』を全巻貸すといういづみっチの好意が実現されないまま2、3年経ってしまっていたりする。す、すまんのう。未読本ばっかり多くて新規本に手を出す時間が取れなくてすまんのう。>いづみっチ。 

法月倫太郎『誰彼(たそがれ)』/講談社文庫/書評


 自分に言い聞かせた。「この世は、合理的な世界だ、起こることは、なにごとであれ、合理的な説明がつかなくてはならぬ」(法月倫太郎)

 と、この世界を統べる合理、論理性というものを信じる主人公が、一つの謎、事件に挑みます。

 しかしながら、ある一定の材料立てから合理と論理を武器に一つの解答へ……と思ったら、新たな真実が現れてその解答を破棄、新たな推理へ、といったサイクルの繰り返しで物語りは進み、そう簡単に合理の勝利で話は終わりません。果たして、倫太郎の合理と論理は謎に打ち勝つことができるのか?僕としてはそんな視点で読めた、燃えミステリでした。

 合理を掲げる主人公の相手として、新興宗教といういかにも非合理が支配してそうな対象を持ってきたのがステキです。印象的なのは、教祖の死を自己内誤謬論理で神聖なものにしてしまおうとする信者群を前に、教祖の死はこの世の事象のしがらみの中で行われたものだという真実を明らかにするのが自分の使命だと倫太郎が決意する場面です。作中で倫太郎は詭弁家として描かれているんですが、肝心な所ではしっかりと真実に到達する論理というものを背負っているのが燃えです。

 ラストは、サプライズラストなので、読んで驚けとしか言いようがないんですが、結局の所、合理の完全勝利とは言えないようなエンディングがやたらと切なカッコいいです。
 一番この手の話で合理が及ばない側面が強い、「犯行の動機」の部分で、ラストにフロイト的な解体を持ってくる程度にしか納得しようがないのが切ない。今の認知科学では疑似科学として扱われることが多いようなフロイト、決して合理的な説明とは言えないんですが、それでもそれで納得するくらいにしか、人間の動機というものは不可解なものだとして読者は捉えて本書を閉じることもできるし、それでも合理を信じるしかないじゃないか!と決意を持って本書を閉じることもできるような、ステキな残留感があるラストです。

 普通に、24歳でコレ書いたのか、スゲエと思える内容、ラストなんで、年末の読書の友に是非ご一読を。


誰彼(たそがれ)
法月 綸太郎
講談社文庫
定価:¥ 730
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『MBAクリティカル・シンキング』を入手


 ここ数週、論理トレーニング関係の書籍が当サイト経由で随分と売れていて、今、ロジック&クリティカル・シンキングが旬なランゲージダイアリー。

 いつぞやの記事で野矢先生の本と比較検討してお勧め層を考えてみますよと言っていた、グロービス・マネジメント・インスティテュートの論理思考本、『MBAクリティカル・シンキング』を本日入手いたしました。

 いずれ詳しい記事にしたいと思いますが、ざっと初読した感想を言わせていただくと、『MBAクリティカル・シンキング』の方は、本文中にも

 本書は、経営教育の現場で数多くのビジネスパーソンの思考方法を見てきた筆者が、「ビジネス・パーソンが仕事を進めていくうえで役立つように」という観点からまとめたものだ。思考の効率を上げるために、最低限必要な方法論とフレームワーク(枠組み)を選び出して解説した。思考方法は学ぶだけでは意味がないため。ビジネスの現場で実際に使えるような形で整理し、演習問題も多数取り入れた。

 とあるように、論理思考の本でも、野矢先生の物に比べてビジネスをやる人向けの要素が強いです。

 なんで、企業就職希望でこれから就職活動を始めようという大学3年生辺りの方々には、こちらの方が目的にマッチするかもしれません。本書でのトレーニングで身につけた思考法が、そのまま就職活動の際になんかも生かされるんじゃないかと思いました。

 一方で野矢先生の方は基本を「論理学」という学問に置いているため、ビジネスというよりも思考そのものに焦点を当てている感じです。大学なりでこれから質の高いレポート、論文、卒論を書きたい、そもそも論理思考の基本を学びたいという人達には、勿論、依然としてお勧めです。

 とりあえず初見としてはそんな感じの感想で。いずれちゃんとした記事にしたいと思います。


論理トレーニング
野矢 茂樹
哲学教科書シリーズ
定価:¥ 2520
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論理トレーニング101題
野矢 茂樹
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定価:¥ 2100
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MBAクリティカル・シンキング
グロービスマネジメントインスティテュート
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漫結〜Manke−II〜が本公開


 幾度と無く当サイトにリンクを張って頂いてお世話になってる、Qウェルさんのサイト「漫結〜Manke−II〜」が数日前に本公開。

 日参してた多くの人達が、エ、まだ本公開じゃなかったの!?と突っ込んだと思いますが、とりあえず今回で本当に本公開の模様です。

 まずは、サイト上部の「B side」なる項目の『幽遊白書』なり『海猿』なりのリンクをクリックしてみましょう。

 僕、最初、僕がいつも書いてる書評程度の規模の『幽遊白書』感想でも出てくるのかなーなんて、軽い気持ちでクリックしたんですが、現れたそのページの情報密度に、唖然としました

 そのページを作り上げた錬磨と克己の時間に驚きつつ、

 な、何をやってるんだこの人はーッッ!

 と、僕は思いました。

 な、何をやってるんだこの人はーッッ!感が味わいたい人は是非。

 「漫結〜Manke−II〜

 あとは、これまた高密度の対談形式のWJ感想も必見。

 新しい3人のキャラを如何に立たせようかというここ数回の感想を、新連載漫画を見守るようないささかのハラハラ感付きで見守りつつ、ミノルさんとかカズヤさんは何処行ったのかなーと思いを馳せています。

 トラも羊も僕は好きだった。

DEATH NOTEに燃えつつゲドーに感動しつつ/週刊少年ジャンプ(WJ)01号感想


●DEATH NOTE

 今週の鳥肌場面は以下のライトとLの会話に尽きます。

 「そうだ 裏で操る存在だなんて この本部にそいつがいない限り天からでも一部始終を見てられたくらいの存在になる……<略>」(ライト)

 「やはり私の結論と同じ様です 天から見通せる様な者の存在を認めたらそんな者は捕まえようがないし 私はとっくに殺されているか永遠に手の平の上で遊ばれ続けるかです」(L)

 Lというキャラの特性に、以前、キラ事件の犯人が神である可能性をも論理的に検証したり、死神の存在が示唆された所で椅子から落ちるほど衝撃を受けたりと、何かしら超越的なモノを認めない、そういったモノと対立する……というポジションにいるキャラだという特性があると思います。

 そんなLが最後まで引っかかっていたのが上のような「天から見通せる様な者の存在」が存在する可能性だというのが、Lという男、めちゃめちゃカッコいいですわ。そこまで思考の可能性を煮詰めてから行動に移るんですね。ちょっと惚れそうな思考密度です。

●ONE PIECE

 空島編で見つけたロビンの目的というか願いの一つに「歴史の本文を繋ぐためにラフテルへ」というのがあると思うんですが、どうやらそれとは別の、本人曰くルフィ達と一緒では得られない「願い」があるらしいことが示唆されました。嫌々政府側についてる可能性もあったんですが、どうやらそれなりに強い自分なりの動機で行動している模様。

 これは、「オハラの悪魔達と同じ思想」なんていうキーワードも伏線で出てきてるし、ロビン過去編が入るのかな。過去編も含めて、全てのロビン物語が収束したとき、ロビンの行動原理を仲間になる時に涙と共に見せた「歴史が知りたいだけなのに……」に帰着させて欲しいなというのが僕の希望です。やっぱ、「歴史が知りたいだけ」ってのがこのキャラのめちゃめちゃカッコいい所だと思うんで。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 良いです。また楽しみな連載漫画が一つ増えた感じ。

 01話同様視覚的な見せ方がステキです。寄生された一つ目おばあさんが出てくるシーンの衝撃を盛り上げる魅せ方とかステキ過ぎ。ホラーというと、僕なんかは活字媒体での方が馴染み深い人種なんですが、こういうステキさは漫画みたいな視覚媒体じゃないと味わえないよなーとしみじみ。

 またストーリーがね、今回は霊の方が一方的に悪いようにも思えるんですが、よく考えるとそもそもの発端は無縁仏の墓石を加工したテキトーな業者のせいだったりと、人間に責任の一端を負わせるのを忘れてないし……また墓石を加工するような故人の遺志をないがしろにするネガティブ要因の人間と、おじいさんの意志を引き継いでカレーを作りたいという故人の遺志を尊重するポジティブ要因のおばあさんとが対比されていたり……うん、やっぱムヒョとロージー、中々良いですわ。

●D.Gray-man

 前々話の、アクマと人間の境界に苦悩するアレンというのを引っ張ってきて、中々に繋がってる感がニクイ一話でした。

 こういう、敵の存在と味方である人間の境界の問題というテーマは、よく言えば普遍的、悪く言えば使い古されたテーマで、ぶっちゃけ同誌に掲載している「武装錬金」の方がこのテーマに関しては煮詰めまくってると思いますが、「D.Gray-man」の方はハッタリの効かせ方というか、演出の魅せ方が上手いです。

 「人間を殺すために(エクソシストに)なったんじゃない……」と表面的な言葉では口にするアレンが、実際には目の力を失った途端、人間の中にいるのが怖くなり、実はアクマなんじゃないかと幻視する……なんて下り、見せ方は結構鳥肌もの。

 やっぱし、ステキな漫画になりつつあるんじゃないかと、今後に期待しております。

●銀魂

 ミステリ仕立てで、一つの謎があったワケですが、そのトリックの解体、種明かしが忍者というのがバカバカしくて笑った。

 どんなバカミス(注:バカミステリー)でも、それはないよ、みたいな。

●いちご100%

 就職という選択肢を考えている小宮山とか、普通にノスタルジーを感じてしまい、良いです。就職か、進学か、なんて会話、大人の読者なら誰しも一度は友人とやった会話だと思うんで。

 露天風呂で突如全裸で立ち上がるさつきなど、従来のいちごらしさもアピールしていますが、ここ数話は普通の青春譚としてイイ感じです。先輩との別れに涙する美鈴なんてのもね、これも誰しも経験してきた感覚だと思われ、共感できます。

●未確認少年ゲドー

 涙腺弱くなってる?泣いてしまいましたよ。

 最後、死のフチの不思議世界で、今まで守っていた存在(フェニックス)の声が聞こえてくるっていうシチェーションにやられました。感動の感覚としては、『ダイの大冒険』のラストで、時が止まった不思議な世界でゴメちゃんとの対話が始まった時のような、そんなベクトルの感動。

 また、「ボクと讃良さんの間にはもっと強力な「友情」があるんです!」の「友情」の言葉がちゃんと心に響くのがイイ。前々回のD.Gray-manの感想で、「仲間」の言葉を出すのがちょっと唐突かな?という話をしたのとは逆に、今回のゲドーの「友情」は38話分の讃良ちゃんとゲドーくんの友情構築過程が強力に効いているので、素直にイイ台詞だなーと思えます(やっぱ「友情」だよね、二人の間にあるのは「愛情」ではないよね?)。

 そして、そんな人間と未確認生物の友情という現象に過敏に怒りを見せるワンヤン。トラウマ伏線が見えます。やっぱし、これは彼にも救いが与えられるラストかなー。

 巻末の岡野先生の「前回より第4部「不思議」編に突入しておりました……」とのコメントから、今クールの生き残りは決定したものと思われます。第3部は本当に良かったので(何編だったかは忘れてしまいましたが)、第4部も同じ密度の良質話を期待しています。

●ワークワーク(WaqWaq)

 カーフが他の防人を撃破と、何やら駆け足の展開になってきて、打ち切りor元々短期完結の予定だった?みたいな疑念が過ぎるようになってきました。
 ただ、カーフは物語序盤にわざわざシオとの因縁作りを挿入したりと、他の防人の中では別格の存在という描かれ方はしていたと思うので、この展開にもそんなには違和感はない感じです。

 「そうだ……シオ君だけは願いよりも私そのものを尊重してくれた 私もがんばらないと」辺りの神様の言葉も普通にステキだし、もうちょっと僕はこの漫画を読み続けたいです。

●武装錬金

 普通に動きのあって、これぞプロの絵という迫力のバトルシーンだなと思いつつ、そういった秀逸さの中で動いてるキャラが変態だというギャップが面白かったです。

 単行本の和月先生コメントでも、WEB上の武装錬金感想でも毎回反応がイマイチなのか?(アンケート人気が落ちるのか?)と話題になる問題のバトルエンタメの回ですが、今回は僕的には結構惹きつけられましたよ。この戦部の反則っぷりの武装錬金特性を、如何にしてパピヨンは破るのか、その点に純粋に興味を引かれました。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

それでも花を飾るラクスがステキ/第08話「ジャンクション」/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想


 相変わらずED導入部が出色。

 「誤魔化せないのかも・・・、いくら綺麗に花が咲いても人はまた吹き飛ばす」(シン)

 と、争うのが人の性と、前作ラストのクルーゼ的なことを語るシン。再び戦争が始まりそうな現実を踏まえるにそれはこの時点では真実めいてるんですが、語ってる相手がまさに前作ラストでそんな真実に反発して「それでも 守りたい世界があるんだ!」と叫んだキラだというのが鳥肌もの。続きを読む

論理的になりつつある人達へ


 ここ最近、数回に渡って紹介した「論理トレーニング」に関する書籍が当サイト経由で随分と売れて、管理人が「お前は野矢先生の回し者か?」と思われている今日この頃、本日は「論理トレーニング」にまつわる喜怒哀楽を、経験者の立場から徒然と。

 紹介した書籍にじっくりと取り組んで、その内容が血となり肉となる頃には、トレーニングした皆さんは、かなりの論理的思考というものを身につけることになっていると思います。

 しかしながら、ちょうどその頃に陥りやすい失敗ポイント、注意すべきポイントというものも存在すると思うので、老婆心ながら、経験者からピコアドバイス。

1.世の中というモノに絶望しないようにしよう

 ややもって冗談半分の話ですが、ある程度適切な論理思考とういうモノが身に付いてくると、世の中とは何て多くの詭弁に満ちているんだろうと驚く時期があると思います(#詭弁:一見最もらしく聞こえるんだけど、実は論理的にははなはだおかしい弁舌)。特に、しばらくTVのコメンテーターの非論理的な話とかに苛立つことがあるかもしれません(勿論、しっかりしたコメンテーターの方も沢山いらっしゃいますが)。それだけではなく、政治家の演説や新聞という公的なメディアの論説ですら、時に詭弁に満ちていることに気づくようになると思います。それでも、そこで世の中全体を憎まず、出発点としての世の中というのはそういうモノなんだと割り切って、そこからそれこそ建設的で論理的な思考でもって色々と初めて行くのがイイんじゃないかなと僕は思います。こんな詭弁に満ちた世の中はダメだ!と余りにロックな今の世の中否定に走らない方がいいかなと。やっぱし最後は「それでも、守りたい世界があるんだ!」と叫べるような状態を目指して思考を積み重ねていって欲しいなと、そんな感じです。

2.あまり人を論殺することに快感を覚えないようにしよう

 ある程度論理思考が出来てくると、むちゃくちゃなことを言ってる人と会話してる時に、その相手を論殺することが可能になってきます。それはそれで気持ちいいんですが、あんまし激しく相手を論殺してしまうことには慎重になった方が良いかと思います。何故かというと、相手に恨まれるからです。世の中、自分の理屈が間違っていたことを突きつけられて、「ああ、間違っていた、改善して次に繋げよう」と生産的に考えてくれる人ばかりではありません。というか、僕の経験上だとそういう人の方が少数で、逆ギレしたり、怒りを向けて来たりといった反応を示す人の方が、まだまだ多いような気がします。ひょっとしたら、世で起こってる暴力事件の多くに、この正論に対する逆ギレという状況が多々あるんじゃないかと個人的には思えるほどにです。なんで、逆ギレによる暴力というリスクを回避するためにも、相手を論駁する時は、細心の注意を払いましょう。まず相手を観察してみて、この人は逆ギレするタイプかもしれないと思った場合は、頭から否定するのではなくて、やんわりと遠回しに間違いを自覚させるという手法を取った方が無難だと思われます。それ以外でも、常に、相手の議論を否定するのであって、相手の人格を否定しないように気をつけましょう。特に大学生辺りにこの論理トレーニングを勧めましたが、若いウチは議論への攻撃と相手の人格への攻撃を混同してしまいがちです。そんなことで深刻な対立を生んでしまうのはバカバカしいので、相手への配慮を欠かさない広い心を持てるように心がけるのが良いかと思います。

3.「理屈ばかり言うな!」の台詞を余り気にしないようにしよう

 論理的思考、論理的言術を身につけた人について回る批判に、「屁理屈を言うな!」と「お前は理屈ばかりでダメだ」があります。これはもう、そういう批判はついて回るものだと諦めて、それでも地道に理屈を追って筋道立てて考えていくことを続ける自分であって欲しいと僕は思います。常に自分の言ってることが本当に屁理屈や詭弁になっていないか自省することは大事ですが、だからと言って「理屈を言うな!」と言われて、「はいそうですね」と納得しては、そもそも論理トレーニングを始めた意味がありません。それでも、何らかのしがらみで、そういう批判を言ってくる人とコミュニケーションを続けなければならない場面もあると思います。そういう時は、少々相手には悪いですが、意図的に詭弁を使ってみましょう。さすがに理屈を否定しているだけあって、理屈の通らない詭弁には案外ノってくれたりします。そんな、詭弁で納得してるあなたでいいのかと、一抹の虚しさを覚えますが、それは相手の自己責任なんで、割り切りましょう。勿論、ものすごい凄腕の論理話者になって、そういう相手をも本当に論理的なフィールドに引き込んで話し合えるという人は、そうするのがベストだと思います。ただ、そこまでの実力がある人というのは、かなり希有だと思います(勿論理想であり、目指すべきだと思いますが)。(#この話はよくある理論かフィールドワーク(実践)かという話で、フィールドワークを軽視する意図ではありません、僕は無難に理論もフィールドワークも両方大事だと思ってます、念のため。理屈を何も考えず頭から否定する人とそういう人に会った時は……みたいなのが主な意図です)

4.あいばさんへの批判は、やんわりと行おう(笑)

 僕も詭弁を使ってる時があります。僕が至らなくて使ってる時も多々でしょうが、たまに意図して使ってる時もあります。サイトを運営していれば、そんなあたりをズバっと突かれるなんてシーンがコレからあると思います。真摯に対応する所存でありますが、そんな時はやんわりと言ってくれると嬉しいです(^_^;

 以上、本日は老婆心ながらの「論理トレーニング」にまつわるコメント集でした。大学で「論理学」や「言語学」をやってたけれど、今は無職で獲職活動にいそしんでいる人の話程度に思って聞いて頂けたら幸いです。


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今野緒雪「マリア様がみてる短編 静かなる夜のまぼろし」/Cobalt (コバルト) 12月号/感想


 蟹名静様掘り下げエピソードだーっ!

 惚ッ。

 当然のように『マリア様がみてる ロサ・カニーナ』を読み返してしまったワケですが。(←マジです)

 今回の短編を読んでから読み返すとまた味わい深いことウケ合い。コレは、蟹名静ファンは読むしか。

 志摩子さんと蟹名静は、僕的にマリみてのカッコいい人ツートップなので、今回の短編は嬉しかった。クリスマスエピソードに敢えて蟹名静を選ぶというその心意気がね、今野先生最高。


Cobalt (コバルト) 12月号
『マリア様がみてる短編 静かなる夜のまぼろし』収録
集英社
定価:¥ 590
Amazonで購入


 以下、ネタバレありのミニ感想をちょっとだけ。続きを読む
WEB小説その2

asumiforkakuyomu1
(イラスト:馬の助さん/ブログTwitterPixiv

 歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染→本格物語

 S市(仙台)が舞台の郷里的オリジナル小説『非幸福者同盟』を月一更新でWEB連載中。

 2017年9月9日(土)、最新・第260節(第257節)「モウイチド!」が公開です。現在ラスト二話部分、完結まで残り十九節です。

「カクヨム」様で読む

「小説家になろう」様で読む。

 合計46000PV達成感謝。

 イントロダクション&登場人物紹介はこちらの記事から。

WEB小説その1

townslightshyoushi

 昼は地道に復興活動。夜は荒事ありの助っ人稼業。
 仮設住宅地区でお年寄りの話を聞いたり、お弁当を配達したり、同人誌を作ったり、そして戦ったり!?……東北の地より贈る、青春、復興、恋愛、そしてバトル。

 小説『こちら街アカリの復興部!』。(最高で「総合(すべて)」は9位、「青春・友情」は1位ありがとうございます!)

 2017年6月19日(月)、最終節「エピローグ〜北へ」を更新して完結いたしました。↓

「ノベラボ」様で読む。

WEB小説その3

 気がつくと大仏様になっていた俺が、巨乳女子高生を助けたりしつつ、末法の世の不届き者たちに俺TUEEEする、痛快救世系アクション物語。

 おもむろに更新中。

大仏転生/小説家になろう

小説色々


 <NEW>S市(仙台)が舞台のオリジナル小説シリーズ。前作『妹の紋章』のKindle電子書籍版が2014年8月12日より販売開始中です。「妹萌え×地域復興×バトル」の物語。WEB版は最終的に40000PV、5700ユニークアクセス感謝でした。詳しくはこちらのブログ記事より。
 Amazonさんのサイトからアプリをダウンロードして、各種スマートフォンで読んで頂けます。

追記:2014年8月12日、Kindleストアカテゴリランキング「読み物」3位、「日本文学」94位感謝! 新記録で地味に嬉しい……。

 ◇◇◇

wugishinomaki

 2015年10月25日(日)に、地元仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』にサークル参加させて頂きました。新刊『ミリオンアート・ウェイクアップ!〜実波と菜々美と未夕が石巻に行く小説本』を頒布。詳しくはこちらの記事より
 イベントのレポはこちら。
 新刊のBOOTH様での通販ページはこちら。

 ◇◇◇

『暗闇の中で灯す物語と文明のアカリ』

 Pixivとの提携サービスBOOTH様にて、コミックマーケット・イベントなどで頒布させて頂いた同人誌既刊の通販窓口を開いております。『魔法使いの夜』『Fate』『ひぐらしのなく頃に』二次創作やオリジナル小説などなど。よろしくお願いいたします。↓

Language×Language同人誌通販/BOOTH

 ◇◇◇

dicapreantholo

 2015年10月4日(日)「レインボーフレーバー13」にて頒布されたTJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十世代記念アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に小説を2P寄稿(僕は『スマイルの世界』担当!)。特設サイトはこちらをよろしくです。また、通販ページはこちらから。

 ◇◇◇

aibasshi

 より豊かに、継続的に作品を提供していくために、Entyさん経由でパトロン(という名の月額少額支援者)になって頂けたら喜びます。

「Enty」TOPページ

→「Enty」への登録はこちらから。

相羽のページ「S市(仙台市)小説シリーズ」/Enty

『薄暮』プロジェクトを応援中

 山本寛監督の、(東日本大震災後の)東北(を舞台とした)アニメーション作品三部作。
 岩手県大槌町を舞台とした『blossom』。宮城県仙台市などを舞台にした『Wake Up, Girls!(感想)』。そして今回ラスト三作目となる福島県いわき市を舞台とした『薄暮』……というプロジェクトを応援中です。

 「CAMPFIRE」でのクラウドファンディングのサクセスおめでとうございます〜。

山本寛オリジナル作品「薄暮」アニメ制作プロジェクト/CAMPFIRE

参考:アニメ業界ウォッチング第32回:“自分の創作の原点に立ち返りたい”――いま、山本寛監督が「薄暮」をつくる理由/アキバ総研

参考:『薄暮』制作のクラウドファンディングに参加しました

『Wake Up, Girls!』応援中

 2014年1月劇場公開&TVシリーズ放映開始〜3月まで放映していた地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!(ポータルサイトニコニコチャンネル聖地仙台舞台散策)』、TVシリーズ第一期&続・劇場版まで応援しておりました。

 まずは第0話相当の『劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』』を!↓



 ◇◇◇

●キャラソン発売中


2014年の仙台でのライブレポはこちら

●Blu-ray劇場版〜TVシリーズ全6巻発売中


劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』Blu-rayの感想はこちらEnglish text第1話の感想第2話の感想第3話の感想第4話の感想第5話の感想第6話の感想第7話の感想第8話の感想第9話の感想第10話の感想第11話の感想第12話(最終回)の感想はこちら

→七人の前日譚がシリーズ構成の待田堂子さん書き下ろし小説で発売。当ブログの小説版『Wake Up, Girls! それぞれの姿』の感想はこちら


仙台(及び東北)に経済循環をと画策しはじめて久々に全話感想書きました。2014年はアップデート版の復興をはじめたい......。ブログに感想書いている方おりましたら、気軽にTBください。

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AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第二弾です

●2013年10月19日(土)、Kindleストア「絵本・児童書 > 読み物」カテゴリで7位感謝!


 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、ご購入頂けたら幸いです。

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第一弾です

 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、タイミングが合った時に購入頂けたら幸いです。

ゼロ年代のメルヘン時間から現在の私達へ贈る灯
ゼロ年代のメルヘン時間から現在の私達へ贈る灯

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

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●Amazonさんで販売している同人誌はこちら↓

 「一時在庫切れ」表示になっていることが多いかと思いますが、
 注文自体は可能でして、注文確認後適宜在庫を補充しつつ、
 一週間〜くらいで発送になるかと思います。
 この機会に是非(^_^;

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