昨日、仕事の話もしていくかもなんて書いたんでちょっとだけ。

 母親が要介護状態、僕自身も病気持ちということで、在宅で仕事するしかないということは前から言っていたと思うんですが、そうなると必然的に個人事業主だとか起業だとか、そういうキーワードが浮かんできたりします。

 ただしその辺り、踏まえておかなければならないのが、ライブドアブログのビジネスカテゴリなんか見ると、若者よ起業せよ!金儲けだ!ベンチャーだ!ウェーイ!みたいなアクティブな雰囲気がバリバリなんですが、僕がやるのはそういう攻めのビジネスではないということですね。

 そういう、上昇志向バリバリで前向きに突進できるビジネスは、若くて周囲に大した不安要素がないイケイケの人がやるものであって、上述した環境にいる僕のような人間には激しく無理。

 なんで、僕がやるのは、思いっきり守りのビジネスということになります。

 何とか、自分と家族が生活できるだけのお金を、介護のかたわらの在宅業で稼ぎ出す。とりあえずはそれが目標。
 それ以上のお金持ちになりたいという野望とか、そういうのは全然ないというのがまず踏まえておかねばならない点です。

 そう考えると最初の一歩は、まあ同年代の平均値くらいをしっかり稼ぐというのが目標となるんじゃないかと自分では思います。

 そう思って少し僕の年代で大卒新人で就職した人の初任給を聞いてみたんですが、まあ予想どおり20万くらいというのが多いです。

 なんで、僕も在宅で月20万稼げばとりあえずいいのか……というと、そこもはやとちりしてはいけない部分で、大卒新社会人は、バリバリ8時間、あるいはそれ以上会社に詰めて働いた上での20万だということですね。
 その辺り、僕は実際の所家事と介護をしながら仕事に割ける時間というのは日に3時間程度が限界なのですよ。その点を踏まえると、労働時間3時間しかない自分が、バリバリ8時間働いてる新社会人と同じ額の月給を稼ぎ出そうというのはかなり虫のいい話だということになります。

 なんで、その辺りの筋道を踏まえて算出すると、僕を大卒新社会人として扱った場合、日の労働時間3時間で一ヶ月に稼ぎ出すべき金額の一般値は、7万5千円ということになります。

 地味ですが、そのくらいの金額を最初の目標にしたいと思います。実際、これくらいコンスタントに稼いでおけば父親が勤めている間は我が家の財政も破綻しないと思うので。

 とりあえず、その辺りを目標にするのが僕の仕事の出発点。

 この話、明日へちょっとだけ続きます。