「そういうやり方が、一番責任持てる気がしてるんだよね」(ヒビキ)

 先週から引き続き、ヒビキと香須実さんの関係が良い。決まりは決まりと立てながらも、最終的にはヒビキの考えに理解を示してる香須実さんが良い。対話しながら譲歩点を探し合うコミュニケーションの基本ができてるというか、何というか大人な関係?コレは、ここ三作はコミュニケーション不全の大人がすれ違いで対立へ……という話が多かったため、それらと比べるとこういうコミュニケーション能力が高い大人同士の物語は新鮮にしてストレス無く楽しめます。

◇面白い構成

 今話は構成が面白かったです。ヒビキパートと明日夢パートを交互に描いていって、クライマックスの「駆ける」部分を、明日夢→勢地郎さんを追いかけて駆ける、ヒビキ→ヤマビコを追いかけて駆ける……というようにシンクロさせてみたりで。でもって最後は両パートが合わさる場面、ヒビキと明日夢が再会するという場面で結んでいるという。キレイな構成で好感。

◇ヤマビコ萌え

 で、クライマックスのヒビキ、ヤマビコに音撃棒連打の部分は圧巻。

 まず奥多摩のヤマビコが萌えこのショットなんかも萌え

 この、7メートル弱の萌え巨大怪人に馬乗り(ヤマビコ乗り?)になり、人間大の響鬼が太鼓とバチでドンドコドンドコ清めの音を叩き込みます。この爽快感は是非一度目撃して欲しい。今までの作品のカタルシス場面と言えばライダーキックシーンだったため、え、今作ライダーキック無いの?とちょっとガッカリしてる視聴者もいると思うんですが、僕的にはこの太鼓ドンドコはライダーキックに匹敵するカタルシス有りと既に認識しています。巨大生物にピコっとまたがって太鼓乱舞というのが燃える。

 響鬼のスーツアクターの中の人は和太鼓をかなり練習したものと思われます。僕も少し和太鼓をやってたことがあるんですが、響鬼の和太鼓乱舞はかなり堂に入ったものだと思うんで。ファイナルの連打とか、和太鼓の魅力炸裂で燃えすぎ。


仮面ライダー響鬼 VOL.1 音撃せよ!正義の戦士!!


布施明 『少年よ』/仮面ライダー響鬼テーマ曲