「コレ、ちょっとコツがいるからな」(ザンキ)

 公式サイトより、病院で明日夢くんに声をかけたイイ感じのオッサンはバケガニにやられて負傷していた斬鬼さんと判明。ザンキさん、蟹にやられたネタキャラじゃなくてダンディーな大人キャラだった!

 雰囲気、仕草にヒビキらの鬼と同質のものを感じさせる演出に、明日夢くんの瞳もヒビキさんらを見る時のLOVEい瞳にしてみせることで、ザンキさんもヒビキさんら同様に頼れる大人キャラであることをアピール。先週の弾鬼さんやおそらく鬼である戸田山さんも含め、「響鬼」はライダー(鬼)キャラは皆落ち着いた大人キャラで統一していくようです。ちょっと大人としてどうよ?なキャラ達がライダーで、すれ違いバトルへという構造で1年間引っ張ってきた龍騎、555、剣と比べるとそこが新しいです。メイン、非メインを問わなければ龍騎ばりにどんどんライダー(鬼)を出しているのに、皆が皆落ち着いているというのは斬新です。すれ違いを物語の原動力にすることが多い少年群像劇ならぬ、落ち着いた大人群像劇です。それで物語作っていけるの?ってなくらいに安心して観れるキャラばかりだと物語は作りづらいと思うんですが、今の所「響鬼」は「頼れる大人」−「それを追って成長していく子ども」という一つのペア構造をもとに、ちゃんとエンターテイメントした物語を届けてくれています。

◇3人連携による達成感の描写

 事前の団らんパートなんかで、同じ反応をさせることでイブキとあきらは良い師弟同士、ひいてはあきらもしっかりと「仲間」に組み込まれているというのを描写しておいて、それをタメにしてバトルパートでは響鬼、威吹鬼のみならずあきらにも見せ場が。視聴している子どもとしては、事前に大人との一体感が描かれていたからこそ、頑張る大人に対して子どもの自分も貢献したい、役に立ちたいという衝動をあきらが代行してくれて、カタルシスを感じられたんじゃないでしょうか。また今までの平成ライダーとの比較になりますが、子どもキャラが子どもが感情移入可能なキャラとしてしっかりと確立されて描かれているのが「響鬼」はスバラシイ(他の平成ライダーでも子どもキャラは出て来たけど、一方的に守られる対象って感じで@剣の天音ちゃんなど、子ども視聴者はどちらかというとちょっと至らない大人ライダーに自分を投影して視聴するしかなかったと思われる)。自分が明日夢くんになったつもりでも、あきらになったつもりでも「響鬼」は視聴可能です。これはオイシイポイントだと思います。
 そして、そういった入念な子どもの頑張り、大人の協力描写の末の、爆裂強打の型にての仕事完遂描写。感情に訴えかけるベクトルのカタルシスではなく、普通に視聴していて一仕事終えたかのような達成感を一緒に味わえます。頑張った。今回は3人頑張った。乱れ童子強敵だった。


劇場版 仮面ライダー剣 (ブレイド) MISSING ACE ディレクターズ・カット版


仮面ライダー響鬼 VOL.2

仮面ライダー響鬼 VOL.1 音撃せよ!正義の戦士!!


このブログの投票にご協力下さい。人気のブログを探すならコチラ、人気BLOGランキング