2005年08月20日
「自由」VS「運命」展開燃え/第44話「二人のラクス」/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想
カガリの理想と現実の止揚を描いた40話で「力」に関するテーマには決着をつけて、残る「真−偽」、「自由−運命」テーマでのファイナルクライマックスに突入してきました。というか36話時点の感想で予想していた「議長の真の目的予想」、ほぼ100%的中。
そして畳みかけるように「真−偽」のテーマも加速。
「何故人はそれを気にする?本物なら全て正しくて、偽物は悪だと思うからか?」
と、作中で明確に「真−偽」テーマについて言及してくれました。それまでやんわりと徐々に描いていたテーマに関して、作中で登場人物から明確に語られる段階に来たというのは、物語の終幕間近を感じさせます(実際残り話数わずかですが)。今回のレイのクルーゼ回想で気づいたんですが、「真−偽」テーマはラクス−ミーア、ムウ−ネオ、辺りだけじゃなく、フラガ父(真)−そのクローンであるクルーゼ(偽)にもかかっていて、というか主にそこから来てたんですね。そこで、
「オレはそれはどうでもイイ」(レイ)
と、「偽」でも構わないと、「偽」であったクルーゼに救いを与える存在としてのレイ−議長ラインがあったと。僕は第01話の感想から言ってますが、本当にクルーゼの文脈といかに付き合っていくかという物語だったんだなぁ、DESTINYは。
そんなレイ、議長、そしてその背後にあるクルーゼにまとわりつくのは、運命だからしょうがないという諦観。「ただ祈って明日を待つだけだ、俺達は皆」とか、何かしら運命に諦観している描写が挿入されていたレイですが、今話でも「議長は正しい、オレはそれでイイ」と、議長の運命が全てという諦観ぶりを発揮。そこに自立思考を駆使して運命に抗う算段を立てるというスタンスはありません。やはり、最後の物語はVS「運命」、かつVS「諦観」。
その運命サイド、諦観サイドが描かれているからこそ、ラストの自由サイドの結託が熱かった。
「オレはそんなに諦めがよくない!」と、モロにVS諦観の台詞を語るアスランに、「無駄なことはしないのか?」と、ステラらエクステンデッドの物語を受けての無駄かもしれない抗いを決めるネオ、そしてこれまで反目する存在同士の引きで使われていた『君は僕に似ている』のED導入が、初めて結託する存在同士のキラとアスランで流れながら、
「未来を作るのは運命じゃないよ!」(キラ)
「ああ!」(アスラン)
で、二人ガシッ!!
熱いー。
自由サイドも宇宙(そら)へ。様々に対比されていたキラとシンが駆るフリーダムとデスティニーの機体の名称にそのまま「自由」VS「運命」を象徴的に乗せて、ついに「自由−運命」の物語最終章です。
それにしてもやっぱり最後は「自由」VS「運命」できたなー。
◇選択肢を与えられる民衆
ラクスの議長を支持しません、および、
「悪いのは彼ら、世界、あなたではないのだと語られる言葉の罠にどうか陥らないで下さい」(ラクス)
の言葉が全世界に向けて発信されたことで、心地よい他罰に身をゆだねるか、自罰を考慮をするかを含め、様々な思考に関してラクスVS議長の選択肢が与えられました。この選択肢を与えらて自立思考しなくてはならなくなる民衆というのを終盤でやるために、今まで民衆の描写を限定してきて、主人公サイドで二つの異なるサイドを描いてきたんだなーとしみじみ。「選択するものがない」というのは「選択しなくてよい」、つまり「選択のための思考をする必要がない」と言う状態で怖いです。完全に一択の情報を提起したものの優位になってしまいます。そんな罠を描きつつ、終盤で選択肢を前に自立思考せざるを得なくなる民衆達(ザフト支持のコニールらと同時にそれらに懐疑を向ける民衆の姿も)。主に今作のアスランなどを通して描かれていた異なる考え方の前に自立思考して悩むという状態が、民衆全般に拡大。大ざっぱに言えば「自分で考えろ」をメインテーマに描いてきたSEEDシリーズも、ここに着地した感じです(やはりこのテーマの最後のキーパーソンはラクスでした)。そしてこの異なる選択肢を選んだ人達が、それぞれ反目しながらも「君は僕に似ている」の形で解り合える救いが最後に微かに描かれれば、もう、作品としては満足です。DESTINY。
◇次回サブタイ「変革の序曲」
現自由サイド、アークエンジェルサイドは物語が着地した印象を受けるので、残るシン物語、議長物語あたりがどう展開していくのかに期待です。議長、今回、「だがもう遅い、既にここまで来てしまったのだからね」とか言ってるんですよね。中盤でカガリが語った「間違ったらやり直せばイイ」みたいな台詞もありますし。議長にも救いが描かれるのもアリなような気がしてるんですよね。どうなるのかなぁ。
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「たまご……!? 清浄な世界にもどった時の人間の卵か?」
「自分の罪深さにおののきます。私達のように凶暴ではなくおだやかでかしこい人間となるはずの卵です」
「そんなものは人間とはいえん……!?」
−風の谷のナウシカ−
『ディスティニープラン』の全貌が明らかに。遺伝子操作による人類の内面からの管理統制。実施されれば、人々は統制されていることすら気づき得ないこのプランは、果たして人類にとって『幸福』なのか『暗黒』なのか。ちなみに先述のナウシカは『それ』を拒絶し、清浄な世界を築く筈の新人類の卵を破壊しました。さぁ、ラクス一味はどうするのか?(続く)
『何故人はそれを気にする? 本物なら全て正しくて、偽者は悪だと思うからか? 俺はそれはどうでもいい』
これまで議長の外付けスピーカーとしてシンを誘導することを自らに課してきたレイの、恐らくは初めての本音トーク。キャプテンブラボーではありませんが、
『善でも悪でも最後まで貫き通せたものに偽りなど何一つない!』
てなところでしょうか。決して炎を感じさせない、それでいて触れれば凍傷を起こしてしまうドライアイスを思わせるレイのアツさが印象に残りました。(続く)
相変わらず、彼女の為すことは方途(みち)を指ししめすこと。
『決めるのは貴方』
それが彼女の口癖です。実際、ミス・コニールは議長を支持することを表明しました。たとえ、誤った方途であろうと、自らで選ぶことが重要なのだ、というのがラクスの思想。ヒトが過たぬように遺伝子レヴェルで改造してあげやう、という100%善意のお節介屋さんである議長とは、まさに対をなす『冷たさ』です。
政治家として、人々に方途を指ししめす義務を持つカガリや議長と異なり、シンボルであるラクスはそれで良いのかもしれませんね。
それに、議長を止めるって、どうやって? 真正面から殴りこんでも、国際的に見たらオーブwithアークエンジェルはジブリールを匿ったことになっているんだし、ディステニープランを暴露しても、でっち上げ扱いされそうですよ。
いくらジブリとの決別を宣言したとkろで、二コールたちの反応が普通だし、一般人に議長の思惑について考えろっつってもなぁ・・・・。
サイレントマジョリティ/マイノリティでもいいんです。考えることは確実に世界を変える力になります。それを信じられなくて、なにが万物の霊長だ。
>「オレはそれはどうでもいい」
クローンの可能性があり、そのせいで精神的に孤立している彼の言葉として、これは納得。どうでもいいと振り切って前に進むのは、結果はどうあれ正しい判断です。
>「そんなキレイごとのために……これ以上誰かが死んでもいいって言うのか!!」
いや実際にこんなこと喋ってませんが。シンには是非ともこういうことを叫んでデスティニーの分身まき散らせながらストライクフリーダムに突撃していってほしい。たぶんあの分身には質量があるから(笑)ドラグ−ンごまかせるし(笑)。
そんな風になってくれると、DESTINYは悲劇として完成するはずなので。
が一人の主義主張に同調し、身をゆだねる事は決して「悪」ではない・・・でしょうか。
今回レイの覚悟を確認させる台詞、
レイはその身、命すらもデュランダルに捧げることで自己を貫く、ある意味SEED-Dは珍しい「答え」を出した一人でしょうか。
ちなみに自己の迷いに「答え」を出し行動に出た人物はデュランダル、レイそしてジブリールでしょうか(カガリもその入り口にいるとは思います)。
計らずとも極端な方法論に出た人たちばかりですね^^;。
で彼らには自己の理念「正義」を貫く強さを感じます。
一方は「人体改造による完全統治」、一方は「大虐殺」と物騒なのですが、それでも「自己を貫く信念=正義」だと思います(ただそれで迷惑こうむるが側が大多数なのが困りモノですか)。
ま〜人類史でも最大級の「悪」として名を残しそうですが、世界を唯一つに平定するならこれぐらいの「覚悟」は必要なんでしょう。
ただ知らずに巻き込まれるほうは堪らないですがね^^;(今回のプラント住人とか、議長が勝った場合の世界とか・・・)。
先の「答え」を出して「行動」する人物に対して
「ご自分でお考えなさい」の
ラクスは言ってる事は納得できるんだけど今の状況ではどうも場違いと言うか・・・。
いや間違ってはいないんですよ。
一人の口車に乗って世界が「管理」、「粛清」される事に「恐怖」を感じてるのはわかりますから。
ただ彼女が議長、ジブリールを打倒したところで、議長プランの意思を告ぐものは現れるでしょうし、ナチュラル至上主義も存在するでしょう。
恐らく戦争終了後に表舞台に出ず、ご隠居するラクスに嫌気がさす人たちもでるでしょう(彼女の考え方なら自分が出る事で「大衆意識の抑制、管理」に繋がると思いますから。カリスマのつらいところ)。
彼女は何をしたいの?答えの次の行動が無い限りSEED世界の住人も、視聴者も「?」な感じかなと思います。
人とは弱きもの、だから強き存在にその身を任せてしまいたい、特に混迷する世界の中ではなおさらか。
ラクスの言葉はその点では「力強さ」が感じられない。
議長、ジブリールの方が方法論はどうあれ「想い」は強いと思います(行動に出てる分)。
その「想い」と「正義」をどう「打倒」するか。
「止める」ではない「打倒」しなければラクスの主張も消えて無くなる。
皮肉ながら「戦争」という「闘い」でしか未来は開かない・・・。
いうなれば「正義vs正義」のお話。
いうなれば一方の「悪」を打倒する物語・・・。
追記:
ただラクスが表舞台に出る事もありえるかもと。
それはカガリが「力の使い方」を示す事で、力自体が「正義」にも「悪」にも転ぶ事を示したから。
ラクスも感化されて次こそは世界のために「力」を振るう事を願いましょうか(あ・・・議長共々ご臨終だけは勘弁で^^;)。
ネオ=ムウ。にしても、ムウが記憶操作を受けて連合軍の将校として働いていたのなら、どうしてデスティニープランで思い浮かべる過去映像がエクステンデッドのあの三人なのでしょう?遺伝子操作による統制と、人体改造とはまた別で、エクステンデッドの研究所は連合(とロゴス?)の仕事ですよね。なのになんでムウがAAと一緒に議長、ザフトと敵対することが納得のいくことなのか、私にはよくわかりませんでした。
ミーアはラクスの登場にうろたえたり、手元に台本があることを放送してしまったりなど、偽者振りを露呈してしまいました。今後、このミーアの扱いが”偽”に対するこの作品の答えの一つなのは間違いないと思います。ミーアも最初は”本物の代行”だったはずが、いつの間にか”本物への対抗”になってしまったことについては罠に落ちた一人なのかもしれません。
カガリの演説が途中で止まってしまいましたが、オーブはこれからどうなっていくのでしょうか。AAも宇宙に上がるようだけど、それだと戦闘は厳しいだろうし、コニーナのように「味方の敵は自分達の敵」のような考えの人が攻めて来ることも予想されるんですけど。世界に対するオーブの位置というものが予想できません。それとも放置されるのですかね・・・。
ルナマリアがアスランが生きていたことに驚いていたので、一人蚊帳の外だったようです。メイリンも生きている可能性が出てきたのだから、真っ先に言う気がするんだけど、シンにとってルナマリアの存在はどんな位置づけなんでしょうね?アスランに気を取られてメイリンを忘れてた可能性も否定できないですけど・・・。
造ったからには使わないと”もったいない”。核と今回のレクイエム。いい加減この台詞には嫌悪感を覚えるのですけど。サイクロプスの時はまだ祈りというか思いがあったように感じましたが、これ等はゴミ掃除のような印象を受けます。悲惨さを出すというよりも、人をゴミ扱いしているように感じるので、スタッフに一考をお願いしたいですorz。
けど、このレクイエムって砲身が固定な訳だから、レクイエム本体の射線上にある一番目のビーム偏光ステーションさえ破壊すれば良いだけですよね。イザーク達だけで破壊できたので無力(無意味)化は結構簡単な気がするんですけど。結局ジブリールが月に上がる必要ってなんだったのでしょうか。只の発射命令とは思えませんし、プロテクトがあったようにも見られない。いまいち良く解かりませんでした。
ようやくデスティニープランの内容が出てきました。内容は大体多くの方が予想された内容でしたね。その途中でネオがエクステンデッドを思い出していましたけど、このプランとエクステンデッドは関係があるのですかね。エクステンデッドに議長が関わっていると昔予想しましたけど、その通りならシンの行動が面白くなりそうです。
予告で久しぶりにブラスト装備のインパルスが出てました。けど、射撃センスがゼロのようなルナマリアには意味が無いとだろうなと思ったり・・・。
エクステンデッドの立場が軍によって
「あらかじめ立場を決め付けられた存在」
だからだと思います。
彼らの存在は「戦うだけの戦闘CPU」であり「個々人」としては見てません
(進んで志願した描写がない、都合が悪ければ記憶操作、薬で一生を縛り付ける行為等)。
「運命を誰かが決め付ける」その行為が、議長プランと酷似したからの回想シーンだと思います。
そう考えると議長打倒は合点がいきます。
ネオとして、彼らの様な存在をこれ以上出さない事も行動原理だと思いますしね
(彼らを個々人として見ていましたし、
記憶調整でも心中苦々しかった事かと)。
彼にとってAA乗船は「贖罪」でもあり、ネオとしての「けじめ」なんでしょう。
ムウとしての記憶が戻りつつある今だから、ネオとしての清算に挑むのかなと思いますから。
(記憶が戻れば私は逃げ出すかな。どの面下げて昔の仲間のところに帰れるか解らないので^^;)。
もしかして、あの小汚いノート一冊と、アスランのやはり何の根拠もない憶測だけで勝手に決め付けてんじゃないでしょーな。
しかも、百歩譲って議長の計画が確定だとしても、わざわざ戦争を長引かせてまで今すぐ議長を倒す必然性が感じられないのですが。
議長の計画なんて、あんなのすぐに実行できるわけでもあるまいに、とりあえず戦争を止めてから、政治的に議長を吊るし上げれば済む事じゃないですか。
本来、正義として描かれてるAAがあまりにもトンチンカンすぎて、ギャグにしか見えませんね。
いつもゆいまさんのご感想を拝見いたしておりました。深い考察には感心させられておりました。
前作のガンダムシードはある程度楽しんで見ておりましたが、今回のデスティニーは筋の通らないストーリーに「?」の連続です。
ジブリールがレクイエムを発射して、プラントを破壊したことに対してAAが責任あるのでは?
さらにデュランダル議長の思惑がわかったとの理由で、議長と対決しようとしていますが、39話で発見したノートの落書きだけで何の証拠もないのに討伐ですか?
書類だけで討伐されるとは、実際にありえない展開です。
しかもAAは戦後の世界構想になんのビジョンもないまま、議長を倒そうとしていますが、それは単なるアナーキズムでは?
まぁ、『Z』のパプティマス・シロッコも、ニュータイプによる新世界の構築を目指す、といっていながら、何一つ具体的な方策を提げる機会も与えられないまま、カミーユに、
『ここからいなくなれ!』
と具体的な根拠もなし悪と決めつけられて圧殺されましたからね。
それに比べれば、研究ノートとアスラン及びラクスに対する襲撃だけでも、充分、議長に対する反抗の根拠になるんじゃないでしょうか……あくまで現実世界の話ではなく、他のガンダム作品と比較しての話ですけれども。
それと、無理にAAを正義サイドとして観る必要もないんじゃないでしょうか。私やあいばさんが何度か述べてるように、AAとミネルバが、常に一対の正義として描かれている以上、ミネルバサイドを正義と見なして、
『打倒! AA!』
の声援を送るのも自由だと思いますよ。
>しぐれさん
どうも、はじめまして。
ゆいまというのは僕の旧ハンドルネームですね(知らない方のために)。さて、
>ジブリールがレクイエムを発射して、プラントを破壊したことに対してAAが責任あるのでは?
まさにそう思える正義が一つ存在できるように、レイの「オレ達の責任だ」の語りの場面でシンが「あれはアイツらが邪魔したから」という感じのフリーダムらの回想が入るワケですね。ただ同時に、それさえも議長の手のひらの中だという悲哀、シンの正義へのハテナマークをも同時に描かれてる点もチェックしておくと良いかと思います。議長、ジブリールが逃げた場合は逃げた場合として、レクイエムのような攻撃があるのは想定済みだったことを匂わせるかのような描写がありました。
コメント欄の他の方も誤解してましたが、今話ラストのAA組の話をよく聞いていれば分かりますが、別に議長を討伐するワケではないですね(物語の最後にそうなる可能性はあるとしても)、「止める」と言ってるだけで。今からノリノリで議長を倒しにメサイアに向けて出撃するワケではないですよ。
AAサイドの目指す世界ビジョンが描かれてる箇所は、主に、前作ラストのラクスの「世界は誰かが作るものではない……」と、今作39話の議長の同僚の手記、「だが我々は忘れてはならない、人は世界のために生きるのではない、人が生きる場所、それが世界だということを」の部分ですね。敢えて明示的で具体的なビジョンを描かないのは、おそらく、どんな世界が望ましいのかは視聴者に考えてみて欲しいという制作意図があるためで、そういう作品は結構あります。
ちょっと気になった事を‥
SEEDのドコソコは現実離れしている、ありえないといった批判を見かける事があるんですが、そういった批判をする人に限って「世界から争いが無くなる方法」って言う現実離れした物を示せと要求している事が多くて何だか不思議です(^.^ ;
後、ラクスが宇宙にいった事で得た情報はノートだけではないと思います。
ノートは確かデスティニープランという名前が書いてあるだけ、なといったセリフが確かあったはず。しかし、エターナルがピンチの際にはフリーダム等の機体と「情報」を届けると言っていた。(曖昧ですが多分)
といった事から考えるとノート以外にもある程度の推測が出来るだけの情報を得ていたと考えるのが自然ではないでしょうか。
まぁ何にせよ、この辺りはさすがに描写が足りないですね(^-^;
>ムウとしての記憶が戻りつつある今だから、ネオとしての清算
ならば、自分自身の記憶操作を行い、亡き三人の上官としてザフトに対させた黒幕をこそ、ネオには討ってほしいですね。それがロゴスの頭目ジブリールであれ、連合軍であれ。あるいは、もしかすると、事前に周到に今回の一連の筋書きの駒を配していた議長という可能性もあるのか、おお!(今、書きながら気づきました)そこがレイとの接点の謎解きになるのかもしれませんね。
>議長は正しい、オレはそれでイイ
「本物なら全て正しいのか?」と思うことができるのなら、「議長の言うことなら全て正しいのか?」と疑問に思って欲しいです。クルーゼと違って、誰かを信じることができるレイなら、運命の諦観者から抜け出せそうだと思います。
ステラはともかく、アウルとスティングは、何のために登場したのかという疑問の答えがわかったような気がしました。あいばさんが書かれているように、議長の世界のネガ面を描くために登場したのでしょうね。深く悩むことなく(悩むことが許されない)、望まれるままに戦ったエクステンデットたち。彼らが生き返ることはないけれど、ネオ(ムウ)には自分で道を選択していくことで、人(マリュー)を愛し、幸せになれることを示して欲しいです。
ロゴスが存在し続けることができたのは何故か? ナチュラルとコーディネーターの間に溝があるのは何故か? ザフトに助けてもらったからといって、ザフトの全てを肯定して良いのか? いろいろな問いを自分で考えることを止めることが、少しずつ世界を悪い方向へと変えていくのだと思います。製作者がどのようにDESTINYの世界の民衆を描いてくのかに注目です。主人公達以外の民衆の行動にも注目できる物語は多くないような気がするので、少しでも良いので、民衆の行動を描いていって欲しいです。
議長はレクイエムの存在を知っていたのではないでしょうか。議長の「ここまで」とは、レクイエムがプラントに撃たれれるところまで、という意味だと思いました。レクイエムによる被害は、議長の想定していた範囲では、最悪なシナリオになると思われます。しかし、撃たれたら被害者になる。多くの人から被害者だと認められたら、加害者に攻撃することを非難する人は少なくなっていくのではないでしょうか。皆が、加害者(ロゴス)を憎み、被害者(議長やプラントの人達)に対しては、協力的になっていくことで、議長の考える世界に近づくような気がします。
すみません。二重投稿してしまいました。二重投稿の記事の27か、28を削除してください。ご面倒をおかけして、申し訳ないです。
見直すとやっぱりAAサイドが不自然に思えてしまいますね。これまでの行動からすれば、まずはレクイエムの破壊と行く筈なのに、何故か議長のデスティニープランを止めるという話の流れ。今回のレクイエムに関しては無関係っぽいような態度。レクイエムと議長の関係は、彼らには分かっていない筈なので、この話の流れでの彼らの結論は、レクイエムはとりあえず無視って聞こえてしまう…orz。ラクスの話も現状の世界では戦いは仕方が無いと言ってる様に聞こえますし微妙…。
ところで思ったんですけど、このデスティニープランには変な致命点がありませんか。この条件だと、管理を無視できる人がいるんですけど。このプランがコーディネイター社会の究極ということだけど、コーディネイター単体としての究極であるスーパーコーディネイターの存在はこのプランにおいて居場所はあるのでしょうか。
極端な話、人間として出来る行動範囲のどの位置でも、遺伝子において最高の条件を満たしてしまうというこの存在は、このプランを必要としません。以前、議長はキラ”は”戦士であると言っていましたが、本当はキラは戦士”も”できるというのが正解です。この様に、プランに当てはめる必要が無い存在というのは、プランが実現した状態では致命傷になる気がします。(嫉みや軋轢などの発生点になりえる)
この考えでいくと、以前から議長はラクスの命を狙っていましたが、実はラクス”も”であって、もう一つの本命としてキラを狙っていたのではないでしょうか。ラクスはキラを誘い出すための餌とか、さらにアスランも餌の一つとか。
これなら議長がフリーダム撃破に執着していたことに納得がいくんですけど。単純に機体なら上回るものが出来るはずですから。重要なのは中身(パイロットであるキラ)だったと。
はっきり言って、これ等は妄想です。が、デスティニープランにおける、スーパーコーディネイターの存在位置というのは見てみたい気がします。けど本編中では無理かなぁ・・・。
見直したら議長が向かったメサイア(?)のリングがVのエンジェル・ハイロゥに見えてきたんですけど…。気のし過ぎですよねきっと…。
モスキュート様
>レクイエムと議長の関係は、彼らには分かっていない筈なので、この話の流れでの彼らの結論は、レクイエムはとりあえず無視って聞こえてしまう
私もこれが気になっているのです。ディステニープランは、確かにとんでもない犯罪行為ではあるにしても、これを実行するには、世界の政治システムをひっくり返さねばならず、相当の時間がかかるはずです。
一方のレクイエムは、現に大虐殺事件を起し、第二射が予想されるのに、あくまでAAサイドは議長を止めることが最優先。同じ大虐殺事件を起したデストロイにAAサイドが向かっていったのは、なんだったのでしょう。
>彼らが生き返ることはないけれど、ネオ(ムウ)には自分で道を選択していくことで、人(マリュー)を愛し、幸せになれることを示して欲しいです。
マリューには幸せにはなってほしいですけれど、そのまえに、ネオには、エクステンデッドの運用に関わった罪を償ってほしいです。
いくらジブリールの命令とはいえ、シンとの約束を破り、子供たちを薬物や洗脳装置を用いて戦闘機械に変え、前線に送り出した件について、ネオはどう決着をつけるつもりなのでしょう。
>AAサイドがレクイエムスルーの件
作中でラクスが「ジェネシスの時と同じで答えを出せない状態にいる」と言っていたと思うので、争いをなくす答えを出せず悩んでいる状態なのかもしれません。その上で、議長のディスティニープランは遺伝子によって人の運命を定めてしまう事で争いをなくすという答えを出しています。なので、役割を自己選択する自由サイドのAAサイドは、それは違うと考え議長を止めに向かう事を決めたのではないでしょうか。
事前にメンデルを調査している描写があったり、ラクスが議長とユニウス・セブン落としの首謀者サトー隊長とを関連付けている描写があったり、ノート以上の情報を持っている事が推測できるのではと僕は思っています。「削除されたデータが」云々のセリフも、メンデルの深い部分まで調査している事をうかがわせます。恐らく今回はディスティニープランをメインに掘り下げるエピソードだったので、ディスティニープランの一節が記されたノートに焦点が当たっただけなのではないでしょうか。
IE様
>ネオはどう決着をつけるつもりなのでしょう。
自分は、死んだエクステンデッドに対して、完全に罪を償うことはできな
いと考えています。なので、どのように決着をつけるのかは、自分も気になっています。
ネオが記憶の操作をされていた場合、ネオも被害者だということになります。もしかしたら、記憶操作だけではなく、洗脳もされていたのかもしれません。そう考えると、戦わされる道具になっていたネオに対して、罪を償えと言うのは、残酷なような気がします。
ネオは、自分の記憶が作り物かもしれないという状況で、エクステンデッドのことを思い出して行動をしています。ネオは、自分のしたことを忘れず、自分と同じ罪を犯す人がいたら、その人を止めていくことで、エクステンデッドの運用に関わった罪を償っていくのかもしれないと思っています。
>議長とユニウス・セブン落としの首謀者サトー隊長とを関連付けている
サトー隊長の部分は資料が”DELETED”と表示されていたので、ラクスは肝心な部分は情報を持っていないと思いますよ。
>メンデルの深い部分まで調査している事をうかがわせます。
で、その成果がダゴスタ曰く、「こんな物しか」といわれたノートだけだったんですけど・・・。
その報告を聞いたラクスは落胆の表情も見せているので、この時点ではとても重要な情報を得るまでに至ってはいないと思えませんorz。
まあ、確証疑問派は、物語の重要部分なんだからはっきりさせて欲しいと思っていて、確証肯定派は描写からの脳内補完で十分と思っていると言うことだと思いますよ。
↓
至っては”いる”と思えませんorz。
文が滅茶苦茶でした
訂正orz
>その上で、議長のディスティニープランは遺伝子によって人の運命を定めてしまう事で争いをなくすという答えを出しています。
遺伝子によって人の運命を決め、支配する、ということは、確かに壮大にしておぞましい話ですが、ただ、それが具体的にどんなことなのか、ということが、ぜんぜん見えてきません。
遺伝子が基礎となる以上、ステラたちのようにそこらへんの子供を引っ張ってきて薬物や洗脳で無理強いをするような荒っぽい手段を用いるワケでもなし。議長の言った「役割」や、キラを「彼は本来戦士だったのだ」という言葉からすると、職業選択の自由を奪うことのように思えてきます。
これも嫌な話ではあるけれど、こんなんで運命を支配し、争いを無くしたといえるのかどうか。まして、営業や福祉関連の仕事は、後天的に培われる対人折衝の能力が問われるので、それを遺伝子で決めるには、ムリがありすぎます。
イザークの「2射目があったら今度こそプラントはおしまいだ!」や、タリアの「ここで踏ん張らなければ帰る家がなくなるわ」という言葉からして、アカラサマな危険があるから討ちかえすのであって、日本に核爆弾が二個も落とされたのに反撃を行わなかった理由を考えればわかるとおり、政治決着などによってそれ以上の危機がないと判断されれば、討ちかえすことなど無いの思われますが(それとも、アニメと現実の戦争をリンクさせること自体が間違いなのでしょうか。)
初めまして。そしてレスありがとうございます。
「アスラン脱走」などこれまでの物語の流れを追っていけば、ディスティニープランがどういうものかは読み取れるはずですよ。確かに詳細な具体例やプランを実現する過程は示されていませんが、ここはいったん現実から離れて、一つの物語として観た見方の方がすっきり流れに乗れるかと。ライトなファーストフード指向のSEEDでは、そこまで描く配慮もしないでしょうから。
ディスティニープランのネガ面に関しては、あいばさんも書かれている通りエクステンデッドのステラ達を代表として描いているようなので調整・管理される事の意味の提示としては私的には十分だと思います。
レスありがとうございます。疑問派と肯定派の違いは、やはりもすきゅーとさんの書かれた通り解釈の違いが大きいと思うので同意ですね。しかし、それで作品を観て楽しめるのかどうかというと、私的には違うような気がしてなりません。毎回毎回、疑問符で止まっていたら物語の流れをスムーズに楽しめないと思うので。個人的な話になりますが、あいばさんの感想に出会ってからは描き方の疑問符をなくして素直に楽しむようにしています。
お返事ありがとうございます。
>ここはいったん現実から離れて、一つの物語として観た見方の方がすっきり流れに乗れるかと。
確かに、そのようにみることもできますが、あまり現実離れしてしまうと、緊迫感も説得力もカタルシスも無くなってしまい、ぜんぜん燃えることができません。
現実離れしてしまったため、説得力を失ったことの中で、特に致命的だったと思われるのが、フラガが蘇ってしまったこと。これについて、きちんとした説明がない限り、キラの言っていた「戦って……討たれて失ったものはもう2度と戻らないから」を全否定することになります。ヘタすると、ニコルもステラもハイネもどこかで生きているかも知れません。





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