シリアス部分、謎解き部分と色々あるんですが、相変わらずカフェエンタメの部分が楽しいです。仲間と一緒にカフェ経営。やんわりと楽しいシチェーションなんで、それを眺めてほんわか楽しめるのが娯楽としてのアニメって感じ。
◇シリアス部分
「その思い出にオレがいなくても、必ず羽は取り戻します」(小狼)
モコナを通して侑子さん登場とか、あからまさまな部分だけじゃなく、テーマ的にやっぱり『xxxHOLiC』と繋がり続けてるなと感じる瞬間。ツバサ・クロニクル第02話、『xxxHOLiC』第1巻で言う所の「本当の覚悟」が、何度もこの作品の回帰点としてポイントポイントで描かれます。「1=1」の対価で世界が回ってる以上、何かを対価として失うとしてもそれでも欲する。CLAMP作品に流れる「願い」のテーマをこれでもかとぶち込んでるのが『ツバサ』&『xxxHOLiC』ですな。
◇謎解き部分
「情報屋」なんていうあからさまに謎解きのヒントを提示する職業の人まで登場して、徐々に世界の謎にせまっていくという物語。ドラクエよろしくのRPGチックですな(ネタバレすれば桜都国編は特にドラクエ6っぽい世界の謎なんですが)。カフェパートとバトルパートを平行しながら徐々に情報が明らかになっていって世界の謎にせまります。ここに桜都国編オンリーの謎のみじゃなく、主軸物語全体の謎も絡んでいく展開になっていくので楽しみです。実質原作でも今までの物語の中で最長の話になるんで、アニメ版でもじっくり描いて欲しい所です。
◇次回サブタイ「生きるカクゴ」
このサブタイ、タイミングからして黒鋼とファイの会話で描かれるファイの内面と、小狼くんの覚悟をミックスした意味合いでつけたサブタイで、そんな内容の1話になりそう。だとしたら原作にはない上手いサブタイのネーミングだと思います。
ツバサ・クロニクル Vol.2
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>おまえ右目が……
原作でももう少し先でしたっけ?
前回で充分に内容は伝えられるけど、この物語で、これを視聴者にハッキリ伝えないのはポイント下げてると思う。
いろいろな部分で、ドラマの軽妙さや重厚さを代償に「配慮」を重ねているように感じますが、どこかできちんと言ってほしいですね。
それに、いちいち言わないと視聴者にはわからない可能性もありますから。
>猫の目
こっちは別にいいけど(笑)。でも流石にもう時効と思うんだがなあ。すっかり日本文化に定着してますよ、あの名前。
「もうお前のものではない。みんなのものになったんだ!」(『新吼えろペン』弾A一郎監督)
>とりあえず酒場
いやいや欧米のファンタジーからしてそんなもんですから(笑)。