2005年09月11日
ミーア視点から/第47話「ミーア」/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想
全体的に、ミーアというキャラに救いを与えるかのような内容でした。悪い偽物として位置づけて着地させることも物語上は可能だっただけに、そうではなくてこういう風に描いてくれたのは嬉しいです。偽物を演じてはいたけど、励ましたいって気持ち、平和への願いに偽りはなかった。
ただ前半の与えられたラクスという役割を満ち足りてやっていた部分の述懐を聞くと、デスティニープラン云々は置いておいて、「与えられた役割を全うするのは幸せ」という議長サイドの陽の部分も担ってたキャラだと思います。役割から外れたら排除されちゃうという陰の部分に裏返るまでは、議長サイドの正義度も高かったという。
議長の正しさについても考え始めると、結局「人間にとっての幸せって何?」というえらく哲学的なことを考えなければならなくなるので、正直あんまりアニメを観てる時(リラックスタイムということ)には考えたくない感じなんですが、まあ、そこを考えて貰おうというのも作り手の意図にはあるんでしょうな。序盤から一貫して明確な答えを描くというよりは視聴者に問いかけるような感じで話作ってましたから。でもまあ、月並みですが幸せの形は人それぞれかなぁと思ってる僕としては、幸せの形を強要されるのはツライと思うのでやっぱりアークエンジェルサイドの方が好きですかね。
◇
実はもうDESTINYに関しては満足してしまってる自分がいるんで、ラスト3話の最終決戦部分はそんなに視聴モチベーション高くなかったり。大まかには、議長、ミネルバ、レイ、シンVSラクス、アークエンジェル、キラ、アスランって感じの決戦だと思うんですが、僕的にはここまでの2サイドに別れてくるまでの過程がスゴい面白くて楽しめたので、あとの決戦はおまけみたいな感じというか。また、決戦は悲劇ベクトルが必ず入ると思うので、もう、できるだけ死んでほしくないとか、その辺りを祈るのみですわ。本当、中盤のアークエンジェル−ミネルバの理想と現実の対立から、終盤の自由と運命の対立に別れていくまでが面白かった。醍醐味は両サイドを行ったり来たりの部分だと思うんで(アークエンジェルサイドとミネルバサイドを行ったり来たりのアスランとか、先週の最後に運命(役割)サイドから逆サイドに揺れたミーアとか、その辺りの物語が好き)、その点で最後のシン物語は楽しみかな。最終回でシン物語の着地を描いてくれれば、もう、あとはそれまでの過程の両サイドの最終決戦とかは僕的にそんなに重要じゃないです。僕は前作の時もラスト3くらいから、フレイ物語の着地さえ描いてくれれば満足ということを書き続けてたんですが、それと同じ感じでシン物語の着地さえ描いてくれれば満足。ナチュラルサイドのフレイとコーディネーターサイドのキラが最終話で物語の着地的に接触って感じで、自由サイドの誰かと運命サイドのシンが最終話で物語の着地的に接触っていうのが美しいと思うんで。接触する自由サイドの誰かは、シンとの因縁度として本命アスラン、次にカガリ、そしてキラかなぁ。ただカガリは宇宙に上がってないので、ラストはやっぱキラかアスランでしょうか(両方でもいいんですが)。両サイドを見てきたという重要ポジションにいるアスランと接触or今まで対比演出のみで関係が語られ、直接対話は第08話の慰霊碑の部分しかないキラと最終話で接触……と、両方熱いシチェーションです。そこがやっぱり見所かなぁ。
◇次回サブタイ「新世界へ」
正直デスティニープラン発表は話がデカすぎて見てて刺激が強かったです(管理人はちょっと疲弊中)。ますます刺激が強そうなサブタイなので、次週は録画してビクビクしながら見ようと思います。メインキャラ死亡の刺激にもそろそろ耐える準備しなきゃならないし。
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「ひどいじゃないか、他人の日記を勝手に見るなんてっ」
「第一声がそれかい!!」
『LEVEL E』
ラスト4話で総集編云々より、故人とはいえ、勝手に他人のバックをまさぐって日記を盗み見してしまうキラたちの不躾さに驚いたり。でもまぁ、正義と平和を願うミーアの心に偽りはなかったわけで、いつかレイがいってたように、
「偽者なら悪で、真物なら正義なのか」
という発言とともに、議長サイドの思想が色濃く出た総集編でした。これが、ラスト4話でなけりゃあ、総集編としても褒められた内容だったと思うんスけどねぇ……。(続く)
世界中の人々の殆どが、あまりのホラ話……いや、でか過ぎる話に茫然自失といった状況のようです。おそらく、そこにつけ込むのも議長の計算のうちでしょう。
「善人としての評判を得ていた人物が、目的達成のために悪を為さざるを得なくなった時は、普通ならば、少しずつ、人の注意をひかないようにしながら、やり方を変えていくほうがよい。だが、もしも、好機が訪れれば、一朝にして変えるほうが有効だ。なぜなら、変容があまりにも急なものだから、以前のやり方で得ていた支持者を失うより先に、新しい支持者を獲得することができるからである」
『マキャヴェッリ語録』(続く)
物語におけるキーパーソンは、おそらくタリア・グラディス艦長。議長をファーストネームで呼んだ描写からは、
「この男……いつか何か、トンデモないことをやらかすとは思っていたけど、私にフラれた腹いせにこんなことを計画していたなんて……」
と、怒り心頭のご様子です。それでも、ザフトの軍人としての責務が彼女にはある。予期されるラストバトルにおいて、彼女は自らの立場を遵守するのか、前作のナタルのように、それを乗り越えるのか、はたまた第三の描写があるのか。対立の構造が明確になったラクスVS議長やシンVSアスラン、キラVSレイよりも、ある意味、気になります。
あ、あと、誰が死ぬかって話だと、イザーク&ディアッカ辺りが、呆気なく逝ってしまうような予感が……(汗)。
ミーアの死亡が確定してしまった。先週ならまだ可能性はあったのに・・・orz。(「W」のマリーメイアの様にはいかなかったですね)
ここで視聴者のミーア像に梃入れをする必要ってあったんだろうか?(前話のコメントでは確かに意見が割れているけど)ミーアの回想なら最低でもアスランが死んだと聞かされた後の思いを入れて欲しかった。
結局、ミーアという存在はデスティニープランの例だったと思います。ラクス・クラインという役割を与えられ、満足して生きる幸せな日々。でも一度その役割に疑問を持ってしまえば、あとは苦痛でしかない日々。良い面と悪い面の両方を表すための存在だったと思います。
今週は何かラクス像が壊れていくのを感じた。前作では父親の死に対してもあのような態度(悪い意味じゃないですよ)だったのに、今回のミーアでは・・・。何か変な温度差を感じてしまう。ミーアのアスラン像については笑ったけど。
ついにデスティニープラン発動になりました。けど、AA側で事前にデスティニープランについて話し合っていた意味が無いんですけど?描写が無いけど実は何か手を打っているとか?
それと、この世界のナチュラルVSコーディネイターの図式はどうなったんだろう?ロゴスは明くまで火種であって温床ではないと思っていたけど違ったのかな。プラン発動で全人類が遺伝子に関わるからって図式が消える理由にはならないし?この点は前作同様、未解決で終わりそう・・・orz。
ところでシンは何者なんだろう?プラント生まれのコーディネイターを超える力を持っていて、議長に目をつけられた存在だけど、ただ力があるだけでキラのような謎は無しってことでいいんだろうか。今週も台詞は一言しかないし・・・。
次回、いきなりレクイエムですか・・・。反射衛星(?)を月軌道に持ってきていたのは伏線だったんですね。でも何で撃ってるんだろう?言うことを聞かないものには死あるのみっていうのは急展開過ぎるし、AAを討つ為だったら笑えるんですが。どうも展開が全然読めないです。残り三話で新たな戦端ってのは無理がありすぎると思う・・・orz。
もすきゅーとさんの
>ラクス・クラインという役割を与えられ、満足して生きる幸せな日々。でも一度その役割に疑問を持ってしまえば、あとは苦痛でしかない日々。良い面と悪い面の両方を表すための存在だったと思います。
この意見には全面同意ですね。あいばさんも書かれていますが、今回ミーアの別な一面を描く事でディスティニー・プランの陰と陽をワンセットにしたのでしょう。
それに燃え演出付きのディスティニー再出撃を加わってきたら、たまりませんわ。
僕もこれまでのエピソードで十分満足しているので、これだけ描いてくれたら一年間観てきて良かったと思える作品になると思います。
ミーアの心中(しんちゅう)とデスティニープランとの関わりについては、彼女もこれまで全身で語ってきて「アスラン脱走」でトドメを刺した感があり、予想のついたところが大きいので、今回の好意的な反響の多さは、逆にちょっと意外でした。いやそれで正しいと思いますけど。
AAとの決戦の最中、議長の傍らでオロオロしているという絵を予想していたので、ちょっとだけ悔しいということも(苦笑)。
日記を読むのは全然オッケーです。文章に残した時点で、筆者はその内容を読まれることを心の奥で期待しています。
誰でもいいわけではありませんが。
デスティニープランの正しさを体現する人物は、他ならぬシンであることを期待してます。彼は人間の生命が保証される世界を望んでいるはずなので、その一点を掲げてデスティニーの分身まき散らせながらストフリ+ミーティアの全弾を回避してもらいたい。そういう絵を観たい。
TBありがとうございます!
SEEDの時からずっと感想を読ませて頂いております。
私も大好きなガンダムのことをもっと深く考えられるようになりたい、と思っております。
が、なかなか文章にするのは難しいですね。
短いですが、この辺で失礼します。
これからもよろしくお願い致します。
《機動戦士 ガンダムSEED DESTINY 第47話「ミーア」》のTBが重複してしまいました!!
お手数ですが1つ削除して下さい。
よろしくお願いします。
どうも、初めまして。
TBは原則頂いたら送り返しております(宣伝目的や過度のキャプチャ画像ブログなど以外は)。
重複分は削除しましたが、今回はシステムエラーの重複ではないと思うので、既に自分がTB送っていたかどうかよく確認して、重複しないようにお願いします。
昔から見て頂いてるようで光栄です。またおいで下さい。
結局のところ、種運命は、冷戦下のような、社会主義対自由主義の戦いだった、ということでしょうか。
議長なり何なりが調整者となり、個々の運命を調整すれば、自由はなくなると同時に、戦争もなくなる。
一方で、議長を倒して自由を獲得すれば、彼が押さえていたブルーコスモスだけでなく、彼の(表向きに)推し進めてきた融和政策によって息を潜めたパトリックザラの崇拝者も復活するでしょう。各々の求める幸福や願いの違い故に対立・紛争が起きてしまう。クルーゼの言った通りに。
これを受けて、AAサイドはどうするつもりなのでしょう。






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