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 「鬼の仕事は命を守る事です。人の命も、鬼の命も」(ザンキ)

 ザンキさんが熱かった。オヤジ復活話と、ダメージを押してでも信念のために行動(変身)する話と、ツボな要素が二重にあって熱かったです。重いけどイイ話だった。
 先週時点で分かっていた通り、憎しみを忘れろというイブキ、ザンキのアドバイスと、憎しみを忘れるなというシュキのアドバイスとの間で、あきらが迷い、模索する話。今回一旦は憎しみを全うする方の選択を下しますが、エピソードの末路を受けて雨の中で号泣するラスト。このラストシーンはかなり切ない。あきら物語は2話で決着とならず持ち越しとなりました。

 面白いのは、今までアドバイザーのイブキさんに弟子ポジションのあきらだったのが、今回はイブキさんも鬼祓いの件で悩んでいて、イブキさん、あきら、ダブルで模索者ポジションになってる部分ですね。次回予告でイブキさんもザンキさんから叱咤されてたあたり、

 アドバイザー(過去に悩んで答えを出してきた人達):ヒビキさん、ザンキさん
 現在模索中:イブキさん、あきら

 という図ですよ。

 そして、今週ヒビキさんが言ってた通り、イブキさんの答えがあきらにもイイ影響を与えればいいなって感じで、二人同時に模索状態から脱出とかだととても熱いですね。

 上の図だからこそ、すでに色々経験して、一番上で引用した信念があるザンキさんがやっぱり今週は良かった。シュキに殺されかけた過去を踏まえても、確立してる鬼としてのスタンスを全うして、あきらを守るために変身。そして憎しみに捕らわれずにシュキごと殺さずに足斬りに徹するなど、長い経験を経て確立されてるモノがあるおっさんの魅力が光ってましたよ、今週のザンキさんは。  

◇次回サブタイ「敗れる音撃」

 あきら物語を引っ張ったまま、みどりさんが活躍?という話の模様ですが、引き続き今回ラストで泣を流してたあきらがそこから立ち直るきっかけを掴むのに誰が関与するかに興味津々ですよ。僕的な本命はイブキさんなんですが、明日夢くんだったりしても熱いです。熱いというか、その場合明日夢くんとあきらでカップル成立ですよ。もっちーが大変ですよ。

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