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 「ちょっと聞いていいかな……人を助けるっていうのはどういうことなんだろう、死ぬっていうのはどういうことなんだろう、よく生きるっていうのはどういうことなのかな……」(明日夢)

 1エピソードにそれぞれテーマが入ってる響鬼という番組でしたが、最終章のテーマは深くて重いです。
 今週母親のもとで明日夢くんの口から語られたこの最後のテーマに対して、ヒビキさんが明日夢くんに何を伝えるのか、そして明日夢くんがどう行動するのかで美しく完結しそうです。

●助けること

 ここまで描かれた以上、最後に明日夢くんは直美ちゃんを(たぶんは精神的に)助けるために行動することを選ぶんじゃないかなぁ。助けるということは生き方であって、鬼になるという一択の道ではない。第01話で少女を助けるために行動を起こせなかった明日夢くんが、最後には一人の少女を助けるために行動を起こす。そこに至るまでの明日夢くんの成長物語として完結しそうです。

●死ぬこと

 「死ぬ覚悟はできている」と京介もイブキさんも言うんですが、まだその言葉の重みを知らずに使っていた京介と、最後には香須実さんを抱きしめてまだ死にたくないと吐露するイブキさん。そして不治の病を抱える直美ちゃん(これ、『いちご同盟』から取ってたりしたら僕的に嬉しい)と向き合う明日夢くん。ここも、明日夢くんにしろ京介にしろイブキさんにしろ、最後にヒビキさんがキーになって何かする雰囲気なんですが、「死ぬこと」という話だけに不安。最近の平成ライダーの主人公のラストは厳しいんで。

●生きること

 ここに全て収斂させて欲しい。助けることも、死ぬことと向き合うことも、全ては生きることと不可分。最後のヒビキさんの生き様に感動させて欲しい。

●他ピコポイント
・修行を続け徐々に成長をとげる京介
 やっぱりイヤなヤツが落ちていく話ではなく、イヤなヤツだったのが成長していく話をこのキャラでは描いてた感じ。明日夢くんとの対比要員なのは最初に登場した時から感じてましたが、最終章にきて、鬼の道に邁進して成長を始める京介と、鬼の道に迷いが生じて新たなあり方を得ようとする明日夢くんという対比で着地点に近づいて来ました。
・自我が芽生え色々考えるスーパー姫とスーパー童子
 これも色々と生き方、あり方に関して考えてる明日夢くんと重ねてるんだと思うんですよ。お母さんいわく「一度はそういうこと」を考えている明日夢くんと、童子いわく「くだらないこと」を考えてる姫といった風に。

◇次回サブタイ「語る背中」

 ラスト2。の最終章。印象的に何回も描かれてきたヒビキさんの背中がまんまサブタイのラスト2です。やっぱりヒビキさんから明日夢くんに伝えられてラストなんですよ、多分。

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