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グッズはフィギュアとか売れそう。僕的には3年Z組銀八先生が激しく読みたい衝動に駆られましたが。
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本編はアニメ化で大喜びの空知先生が本当心から楽しんで描いてる感じがして面白かったです。ギャグパートとシリアスパートと銀魂にはありますが、アニメ化告知巻頭カラーはギャグの方の話で。やっぱギャグの方こそ銀魂の真骨頂です。
●アイシールド21
「スピード0のデブとパワー0のチビ」の台詞で一点特化を、「俺が22人いりゃそれがドリームチーム」の台詞で協力パワーを、といった感じで、泥門でこれまで描いてきた凡才が天才に対抗する二つの手段を阿含が全面否定。敵役として面白くなってきましたよ。
と、ここで阿含の思想をクローズアップしたからこそ、その対抗馬に雪光先輩がきた所は熱かった。東京大会篇まるまる使ってタメてた雪光先輩はボス戦のためのタメでした。タメが長かっただけにこれ以上なくぶつけ甲斐がある相手を前に登場は燃えます。アイシまじで面白くなってきました。
●ONE PIECE
「数千年もの先人達の言葉が……!!未来へ届くように」
学者道を歩んでたこともあるんで共感。最近は時代の流れが速いので過去の情報は必要ないという考えもあるんですが、そっちの考えはどうも好きになれない。何かの分野を学ぶ時は、どうしてもその分野の先人達の歴史に触れながら学ぶことに喜びを感じてしまいます。
クザン(青キジ)は正義の相対性を分かってて、一方新キャラサカズキ(赤犬)は絶対正義論者と、世界政府サイドも面白くなってきました。今話の行動といい、初バトル時の敵だけど完全には憎みきれない感じといい、青キジは味方的に活躍する展開もあるかも。
「いつか必ず仲間に会えるでよ!!!」はもう泣いた。過去編序盤のロビンのちょっと孤独な描写も、現在で「仲間だ」として助けにやってきたルフィ達とリンクするこの台詞を熱く響かせるため。やっぱONE PIECEの過去編は毎回感動してしまいます。
「サウロのイカダ」、「悲しい時こそデレシッ」といった伏線もラストシーンにかかってくる形で完璧に回収で、本当ロビン過去編は堪能させてもらいました。続く現在篇に期待。
●ムヒョとロージーの魔法律探偵事務所
自分より格上の人間のパートナーであるという共通点をエンパシーに、エビスさんからロージーへ煉注入というのは結構意外でかつ熱かった。ここでエビスさんがイイ奴ポジションに裏返りますか。エビスさんの語りからして、五嶺は最後は味方サイドに裏返るかも知れないですね。組織力をカバーする感じで。
新展開から続いてたロージーの修行、成長パートはロージーがムヒョと並んだ位置で戦う覚悟を決めた所でひとまず着地でしょうか。先を行く者−後からついていく者という関係だったパートナーが並んで歩く関係へ……という物語は結構読んだことがありますが、今回はエビスさんがキーマンだったのが面白かったです。
●家庭教師ヒットマンリボーン!
やっぱりダメツナ視点の日常話にはもう戻れなそうな感じで、またまた大きい話の序章的な展開。短編の日常話をやってた漫画が大きい話に入っていく時にいつも感じる切なさを今回も感じてしまいました。いっそハル&京子ちゃん辺りにも特殊能力を持たせてバトル篇の方にも連れてってくれないかなぁ。
●べしゃり暮らし
学園内では爆笑王でも、プロレベルではまだまだ。学生レベルでちょっと出来るヤツと、プロレベルとに差があるのは色んな分野でままあることです。その辺りを踏まえて、プロレベルを見据えての圭右の成長物語に入っていく感じでしょうか。
金本は前話のイヤなヤツっぽいというイメージを裏返して、厳しさを持ち合わせたプロのカッコいい人的ポジションに。相方の方が顔見せされてないのが、圭右がデジきんの顔を知らない伏線に絡む感じかなぁ。
●魔人探偵脳噛ネウロ
いつもならバトルパートで百舌をネウロが瞬殺して終わりなんですが、せっかく弱体化描写も入れてあることなんで、ちょっと苦戦、アカネちゃんが活躍と予想。アカネちゃんメインのエピソードだし、最後はアカネちゃんで占めて欲しい。
●HUNTER×HUNTER
暴力意外の「力」がキーになってきそうです。キルアのハンター試験合格時とか、ネフェルピトー登場時とか、圧倒的な力(主に暴力)の前には弱者は無力というある意味残酷な現実を描いてきた漫画だと思うので、ここでその辺りが裏返りそうな展開は熱いです。これ、王は暴力意外の力に敗北するという展開が一番まとまる感じですよね。ゴンキルが単純に倒すという展開では無さそうです。
●大泥棒ポルタ
残念無念の打ち切り最終回。非バトルの、知恵(アイデア)で勝負する主人公という話でバトル漫画全盛のジャンプに殴り込んだ心意気や良しの作品でした。ただやっぱ知恵勝負が物足りない感は感じてました。はったり知恵バトルと割り切って雰囲気だけ楽しめる僕のような読者には良くても、一般的には浅いと感じられたかもしれません。この辺りは原作者付の頭脳モノに負けずに今後も頑張って欲しい所。僕は好きでしたよ。この前の成人式コメントより、まだ若い作者さんだと思うので、今後のレベルアップに期待しております。
●新連載
西公平「ツギハギ漂流作家」と大石浩二「メゾン・ド・ペンギン」とのこと。読切作品がそのまま昇格じゃないパターンは久しぶりじゃないでしょうか。大石先生の漫画はペンギン萌えの漫画だったら期待なんですが、思いっきり裏切られてシモ、バカ、ベクトルに行きそうで怖いです。とりあえずは久しぶりの新しい風を歓迎。新連載そのものが久しぶりですねー。
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