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 「部員全員がこの娘を集団で<ピー>したんだって言いふらしてやる!」(涼宮ハルヒ)

 乳揉ませられるみくるちゃん。もう、原作改変してでも1話1乳ネタくらいの勢いで。いや、原作でも相当乳ネタ入ってるけど。
 ちなみに<ピー>の部分はリンカーンですな。低年齢層も読む角川スニーカーでは表記OKで、深夜アニメではNGというのもよーわかりませんが。

 ◇

 とりあえず視聴者/読者にノスタルジーや共感を沸き起こさせる力がある学園パートがハルヒの魅力の一つではないかと。大人視聴者は、ああ、僕/私も仲間と一緒に高校の時ハジけたことやりたかったなぁ、というかやったなぁとノスタルジーに浸れて、タイムリーな学生視聴者は、それこそ僕/私も退屈な日常をハジケさせたい!と思いながら見れたりするんじゃないかと。僕は大人視聴者なんで前者です。そういや学生の頃は自分もワケ分からないけど無駄にアクティブなことやってたなー、あのエネルギーは何だったんだろうなーなんて思いながら見ております。いや、ハルヒのエネルギーの源泉が何なのかっていう部分は何気に作品のキーになる部分だったりしますが。とにかくそんなポジティブなノスタルジー感覚がすごくステキ。久々に学生時代の旧友で集まって学生時代のエピソード話に華を咲かせて、それが次の日からの活力になるような感覚。見てて元気になるアニメですよ。

◇今回のピコポイント

「あなたもいるんでしょ。おそらくこれがこの時間平面での必然なのでしょうね。それに長門さんがいるのも気になるし」(朝比奈みくる)

 みくる伏線です。前回の強制的につれてこられながら書道部やめてすんなりSOS団に入ったシーンとか、あとはOPとかでね(笑)。みくる伏線目下張りまくり中。

●長門伏線

 Aパートの本を貸すシーンが伏線で、来週回収かなと思ったんですが、今週のBパートで早くも回収。ラストシーン、長門有希の「私は宇宙人です」発言で、エー、この作品はモエ系学園コメディ&青春活劇じゃなかったのー??と視聴者をビックリさせた所で引き。果たして真相は。

「やっぱり謎の転校生は押さえておきたいと思うわよねー」(涼宮ハルヒ)

 実は伏線なんだなー。それも結構コアな部分の。お楽しみに。

「キョンくん、私がお嫁にいけなくなったら貰ってくれますか」(朝比奈みくる)

 実は伏線なんだなー。それも結構コアな部分の。キョンと朝比奈さんの会話は注目です。モエ描写だけじゃなく、後々大事な意味を持ってくるんだよー。いや、モエてなんぼだけど。

●今週のツボシーン

・阻止します、みくるちゃん守ります発言をキョンがした直後にハルヒが現れて、部室のドアにカギかける所
 ビクッとなるみくる&キョンの絵とか、細かい所まで凝ってて好き。

・長門邸でのお茶飲みシーン
 絵が凄く動く作品だけに、あえて長門絡みの部分は制止絵というのが映えます。

●キョンの普通、凡庸な高校生生活に関するモノローグ

 「そんな非日常がそうそうないこと、本当はハルヒも理解してるんだろ?彼氏作ったり普通に生活しろよ」という趣旨のモノローグをキョンがするシーン。ここすっごく重要モノローグね。前回も「我々凡人は……」みたいなことキョンが言ってましたが、キョンが語るこの「普通」ということが是となるか否となるかがこの作品の行く末だったりします。

●OP

 原作1巻だけ読んで改めて思うけど、このOPは歌詞、映像共に凄いです。『涼宮ハルヒの憂鬱』のテーマここにアリといった内容。テーマが込められた歌詞に、原作知ってる人はちょっと感動の前借りができるような映像にとね、これは本当凄い。発売したら買います。

◇次回は「涼宮ハルヒの退屈」

 ということで次回は野球。原作の「憂鬱」を時系列順に規則正しくやっていくんじゃなくて、短編のエピソードなんかも随時挿入しつつ、トータルで『涼宮ハルヒの憂鬱』という独立したアニメ作品に仕上げる感じでしょうか。原作付アニメとして面白い作り方ですね。

 あー、マジでハマり気味。来週も楽しみだよー。

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→OP主題歌

冒険でしょでしょ?

→ED歌

ハレ晴レユカイ


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