2006年10月03日

坂倉雄一「HAND'S-ハンズ-」連載開始号/週刊少年ジャンプ(WJ)44号感想

 「リボーン」、六道骸燃え。バトル路線移行を悲しんでた頃もありましたが、今やすっかり燃えております。
●HAND'S-ハンズ-

 敵キャラが銃を発砲するわ、崖からダイブするわと、先週から始まった「P2!-let's Play Pingpong!-(ピーツーレッツプレイピンポン)」が「素」のスポーツ漫画なのに対して、こっちは荒唐無稽さを押し出してるスポーツ漫画。銃とか、漫画チックな修行とか出てくる、「アイシールド21」程度でしょうか、荒唐無稽さレベルは。さらには「P2!-let's Play Pingpong!-(ピーツーレッツプレイピンポン)」のヒロムくんが特に取り柄のない普通の人で、性格も普通の人なのに対して、こっちの橘大吾は親父さんの設定からたぶんデフォで才能は持ってる主人公で、性格もハチャメチャで変人タイプ。この主人公の飛んでる感じがうまく読者に受け入れられるかどうかがポイントでしょうか、やっぱ主人公が好かれないと長くは続かないっス。第1話にしてヒロインと同居設定に持ち込むなど、その辺りの王道ラブコメシチェーションの取り入れ方は手堅いと思いました。やはりヒロイン不在でしばらく続けるようなリスクは取らない。西岡ミズキちゃんの存在は大きいです。勢いあって良かったんですが、後で書くけど「P2!」が結構好きになったんで、現状では「P2!」の方応援かなぁ。別に、同じスポーツ漫画だからって対決意図とかは無さそうですけど。

●ONE PIECE

 ゾロとサンジのルフィを使っての砲弾返しが面白かった。こういう仲間同士のコミカルコンビプレーが見れるようになったのも、仲間がバラバラになる→再集結話……を経てようやくと思うと感慨深いものがあります。今思うと、仲間とのコンビプレーや仲間と色々やりつつのコミカルバトル(アフロとか)やってたVSフォクシー海賊団の話なんかは、その後仲間がバラバラになっていく展開を見越しての、やっぱり仲間で協力してワイワイやるのはいいなーという風景をあらかじめ描いておく意味があったのかもしれない。今週ラストシーンの仲間集合の勝ち名乗りで、ようやくそんな風景が戻ってきました。長い物語だった。

●アイシールド21

 物語序盤からの因縁がある、泥門VS王城へ向けての、試合前因縁の張り直し回といった所でしょうか。今回は進。スピアタックルがトライデントタックルにパワーアップしましたが、ギリギリ羆落としが麒麟落としになったようなトンデモイメージは押さえてあります。まだ、リアルにありそうな領域。

 進だけじゃなく、桜庭なんかにもスポットを当てた試合前の再因縁張り、楽しみにしてます。神龍寺戦前の因縁張りパートが割とあっさりしてた感じがするんで。あんまりやると読者が飽きるという判断もあるのかもしれませんが、せっかく序盤から因縁が続く待ちに待った王城戦なんで、大いに盛り上げてから突入して頂きたい。

●家庭教師ヒットマンリボーン

 同意の上での憑依、本人の意志を保ったままの憑依って感じのタネ明かしなのかなぁ。世界から異端だった者同士という、骸と凪の関係はなんか惹き込まれるものがあります。

 そしてクロームを救う形での六道骸降臨。普通に燃えた。前回のバトル編での強敵が仲間化なんてまさにジャンプバトル漫画的展開なのに、ストレートに燃えた。このままダークヒーロー的に、ツナを助ける形になりつつも独自の行動原理で動いて欲しい(そして願わくばその行動原理に凪の存在が関わっていてくれると嬉しい)。

●メゾン・ド・ペンギン

 人気投票によるキャラクター大幅左遷に伴い、沢山の新キャラ投入。僕的にはジェラシーレンジャーZかなぁ。「これ階段じゃない!」って、おま、それは万人橋と言ってだな、その昔『魁!男塾』で田沢達が……この話、ネウロに続きます。

●P2!-let's Play Pingpong!-(ピーツーレッツプレイピンポン)

 「アイシールド21」や「オーバータイム」みたいに弱小高がチーム作りから始めるでもなく、『ユート』みたいにそもそもプレイできる環境作りから始めるでもなく、最初からある程度の強豪の学校に初心者が自分の意志で入っていくという出だしは中々新鮮で面白いです(『ミスフル』とか「テニプリ」は最初から強豪だったのかもしれないけど、この2つ、序盤を読んでないんでよく知らず)。強豪あつかいゆえに、最初からある程度秀でたキャラが揃っていて、キャラクターエンターテイメントに持っていけそうです。とりあえず最初にスポットがあたったのが眞白くんですか。スペック高くても傲ってなくて、人気でそう。あとは乙女ちゃんをもっと卓球部の面々と頻繁に関われるポジションにしてキャラクターキャラクターしていけばいいと思います(「テニプリ」みたいなヒロインが背景化していくスポーツ漫画より、『帯ギュ』『『BAMBOO BLADE(バンブーブレード)』みたいな男女一緒に参加型スポーツ漫画が好き)。

 今回は、山と海に囲まれた久勢市という、舞台背景となる町の描写がなんか立体感を感じさせられて良かった。さっそく「山」の方をランニングコースの坂道という使い方で物語に絡めてきてるし(そのうち「海」の方も砂浜ランニングとかで絡められそう)。キャラクター達が過ごしてる舞台自体に魅力が出てくると強みだよね。

 乙女ちゃんのブロガー設定も個人的にツボで(逆外村(『いちご100%』状態の乙女ちゃんにはちょっとモエた))、「P2!」、個人的に今後ちょっと期待。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 <メゾン・ド・ペンギンからの続き>

 「こんな戦術も、電子ドラッグだからこそ出来る事さ」

 篚口さん、その昔、松尾と田沢、etcといった、電子ドラック無しで万人橋をやりとげた偉大な男達がいたのだよ……。

 今回はこれに尽きる。

●テニスの王子様

 とりあえず、不二のファイナルカウンターのとんでも技っぷりに期待です。久々に許斐先生の真骨頂を拝見したい。羆落としと麒麟落としは何が違うのか絵では良く分からなかった辺りも含めて、今週は久々に熱かったです。

●エム×ゼロ

 予想通り、愛花ちゃんの悲鳴はたいしたことなかったバカオチ。第2の試験は、あんまりあっさり捕まってもハッタリがばれそうでマズいというシチェーション。第01話ヨロシクで、色んな要素が重なって結局ハッタリ効かしてスゴイ魔法っぽく見えるシチェーション希望。よく考えるよなーと唸らせて欲しいです。

●斬

 月島さん、お姫さまポジションに移行じゃなくて、今回のシャウトを聞く限り、ちゃんとしたバトル要因の模様。金蔵は自力で倒すんじゃないか、コレは。

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空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)
空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)

空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)
空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)

空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)
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