2006年10月07日
クライマックス編突入/『ツバサ・クロニクル』第2シリーズ/第22話「羽王カオス」/感想
「人はそれを因果と呼んでいるわ。いつの日か、あなた達が耐え難き苦しみに直面した時、思い出すといいわ」(侑子さん)「耐え難き苦しみ」は原作通りなら東京編を指すような気がしますが、敢えてここでアニメオリジナルでこんな台詞を挿入するということは、第2シリーズ終盤内に苦難が訪れ、それが「因果」をテーマにした最後のお話になるのではないかという推測が一つ可能です。
残り4話まで来てもう一人の小狼目覚めず。代わりに星火が出陣しますなんていうオリジナル展開なので、これは第3シリーズを見越してるんじゃなかろうか。残り4話でアニメオリジナルの最終章を描くんだったら、さすがにそろそろ原作ブレイクしてもう一人の小狼は起こすでしょ。
今回の飛王と星火の会話も、まだ原作準拠を保っています。
-----<原作ネタバレ>------
飛王が本当の小狼の「目覚めを早めるしかないのか」と言っているのは、餌の小狼にパワーを分け与えてしまってまだパワーが足りないんだけど、羽集めマシーンの本体である本当の小狼を目覚めさせる事態になった……という意味。一方で星火が目覚めさせるのを拒否し、「あの子にはやるべきことがあるのだから」と言うのは、時間と自由を対価として支払ってる途中の本当の小狼をまだ目覚めさせるわけにはいかず、本当の小狼には本当の小狼なりの目的を全うさせてやりたいという含意。つまり、原作通り、星火としてはしっかり自由と時間の対価を支払って本当の小狼には自分の行動を起こして欲しい。飛王と星火は思惑が異なっている(その理由が原作既刊でもまだ不明)。だったら先に自分が行くというのも理由は分からないけど本当の小狼を尊重してる星火の気持ちから出てる言葉。この辺りの星火→本当の小狼感情は原作準拠。
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一方で、羽王カオスなんていう一区切りのラスボスに丁度いい感じのキャラも出てきたし、やっぱ一区切りなのでは。残り4話オリジナル話にハラハラです。
◇今週のピコポイント
・仙力が使える「タオの国」という世界観
空を飛べるということで、第2シリーズを飾るラストバトルにふさわしい空中大バトルが見れそうです。劇場版くらいのヤツを希望。もともとドラゴンボールばりのスーパーバトルになってきていたので、この辺りで空中戦解禁は歓迎です。
◇次回第23話サブタイは「歪んだネガイ」
クロウ国でサクラを助けていた羽王カオス、そしてサクラに「我が姫」と語りかける羽王カオス。今週はまだイイ奴っぽかったですが、小狼とサクラのカップル準拠の一般的な視聴者からするとカオスは敵役です。ファイナルバトルは小狼くん担当に決まってると思うんで、後は黒鋼、ファイ辺りにそれぞれ見せ場を作って欲しい所です(劇場版は二人の活躍がちょっち物足りなかった)。
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この記事へのコメント
罠臭い感じがしますね。
まあ、次週次第ですね。楽しみです。
これを見るとタオ国編にはもう一人の小狼が登場しない公算が高くなりました。
想像していたよりも違った展開で拍子抜けしました。
P.S NHKが公式サイトに詳細な放送予定を載せないのはおかしいのですが。
ただそれだと私が行くと言ってた星火はどうなるのかな?オリジナル展開で少しは絡むような気がするんですが。
NHKがおかしいというよりも、放送内容の解禁には2段階くらいあるんですよ、たぶん。ニュータイプはほとんどのアニメで一番放送内容の解禁が早いですから。ツバサに限らず、公式サイトよりもニュータイプの情報の方が早いのは普通だと思います。
http://www3.nhk.or.jp/anime/tsubasa/yokoku.html
受信料で制作しているわけですから、詳細な放送予定を乗せるなりしてもう少し充実してもいいはずです。
受信料の有無という運営形態の違いで拡充すべきサイトの質に差があるという話はちょっと分からないんですが(一般の放送局の番組も何らかの形で視聴者からの収益で成り立ってるのは同じはずです。特に昨今のアニメは)、公正にNHKに限定して話しても、朝の連ドラにしろ何にしろ詳細な放送予定が公開されるのは公式サイトよりも、TV雑誌関連及びそれらのサイトの方が早いです。
これは公式サイトが手を抜いているわけではなく、上述したように放送内容(ネタバレ)に関わる情報をオフィシャルにはいつ解禁するか?という問題があるからです。
そういう背景もあって、コアな情報を求めてる読者層が集まる(ニュータイプのような)雑誌ではネタバレ解禁が早く、そうではない一般的な公式サイトではせいぜい次回分の放送予定しか載せないというのが現在のスタンダードなように思われます。むしろ、ツバサ・クロニクルの公式サイトに関しては、放送予定のサブタイだけでもかなり先まで掲載してる分、Piichanさんの判断基準からするとその他のアニメの公式サイトよりも充実しているサイトということになると思います。
ツバサ・クロニクルが完結するかしないかに関心が集まっていますが、変に疑心暗鬼を呼ぶくらいならば、NHKが前もって放送計画を公式サイトに発表してくれた方が親切だと思います。
これもネタバレの話と同じで人それぞれですね。前もって全て知りたいというニーズもあれば、そういうのはサプライズが楽しいのだから放送終了まで知らなくていいというニーズもあります。僕はどちらかというと後者です。
これは一つの試みとして面白いと思います。ウィキペディアみたいな感じで、通常情報ページと、ネタバレ情報ページと別れてる仕様に公式サイトもしてしまうという。ただ如何なる形であれ、公式で全て発表してしまうと、コアな情報を求めてる層にターゲットを絞った雑誌側との差別化ができなくなり、主に雑誌側が困ることにはなるような気はしますが(公式サイトに全部載ってるんならウチはいらないじゃん的な)。
>った雑誌側との差別化ができなくなり、
単に製作側の情報提供を代理しているだけでは先が無いと思います。
マスコミの役割として国民の知る権利の代行者というものがありますが、アニメ雑誌は今までアニメファンの知る権利に十分応えてこなかったと思います。
作品の批評や業界に対する提言というのはアニメ雑誌が行う方が影響力が高いのですから。
先週の話では小狼とカオスが空中戦をしていましたね。
驚いたのはカオスの正体が鳥だったということです。カオスを倒した後に鳥を捕まえて羽根を入手すると思っていましたから。
ここまで来て小狼たちは飛王のことを全く知らないのですよね。黒鋼の母のことなどどうするのでしょうか。
飛王あたりの話は、前にも残したまま続編にも続けられるように終わらせるんじゃなかろうかと書きましたが、やっぱりそういう扱いになりましたね。









