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 「分かってるよナナリー、また昔みたいに」(ルルーシュ・ランペルージ)

 前回第08話「黒の騎士団」の感想記事では90を超えるトラックバックを頂きました。皆さんご協力ありがとうございましたm(_ _)m。当ブログの感想記事は管理人在住地域の放映日(金曜深夜)以降になりますが、今回も早い放映の地域にお住まいの方のために、早めにTBできるよう記事は立てておきます。今回もふるってトラックバック頂けたら幸いです。引き続きトラックバックセンターとしてご利用下さい。
 <追記:感想書きましたー>
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 とりあえず、今回は公式サイトでの発表によると半総集編ですね。表向きの口上通りの理由なのか、制作が苦しいのかは分かりませんが、結果として新話で一編作るよりはスケジュールに余裕が出来るのは確か。完全にDVDでは映像特典にしてしまうというのは凄い上手いと思いました。正規話数で総集編をやるのと労力的には同じなんですが、総集編は正規話数の外としてカウントされるようになるがゆえに、調整のために入った総集編だとしても、作品全体の印象は正規話数のみで判断されるという。



<以下、本編感想>

 総集編だったんですが、完全にルルーシュからの視点に絞っていたおかげで、この作品の一番のキーであるルルーシュとスザクの対比構造に全く触れずにまとめてあったのにはビビりました(ルルーシュのモノローグ形式を取る以上、まだスザクの正体を知らないルルーシュとしてはスザクのことは語りづらい)。その分ルルーシュの行動動機をねちねちとしつこい位語ってくれました。母親を殺害されての復讐心、ブリタニア皇帝の思想への反発、つかの間の安寧の地だった日本を蹂躙されたがゆえのブリタニア破壊の決意、ギアスの力取得による行動の加速、コーネリア戦を受けての黒の騎士団結成……と、矢継ぎ早です。復讐心とか、反体制意志とか、破壊衝動とか、ネガティブチックな方の動機を先に持ってきておいて、最後に新規カットのエピソードで、

 「分かってるよナナリー、また昔みたいに」

 と、最強の動機であるナナリー主義を持ってきてるのは熱い。このお話、ネガティブチックな動機の方を主要な動力源にして世界を巻き込んですごいことやった末に、ルルーシュが最後にナナリー主義という原点に回帰する構成だったら、多分最終回で僕泣く。

 ◇

 せっかくの総集編ですので、これまでの感想記事で書いてこなかったポイントを2点ばかり。

●ジェレミアとヴィレッタ

 ルルーシュサイドのバトルエピソードのキモは、他の制約に比べて序盤でじっくりと描写された通り、ギアスは同じ人間に二度は使えないという制約がある点。つまり、せっかくここまで描写した以上、ギアスが使えれば何とかなるのに、同じ人間に使えないゆえにルルーシュがピンチになるという展開が今後かなりの確率で考えられるという点。つまり、一度使ってしまってるジェレミアとヴィレッタがキーになって苦戦する展開が考えられるということです。そう、オレンジ来るよコレ

 これは裏返すと、まだギアスを使ってない主要キャラにギアスを使うシーンは毎回クライマックスということ。個人的には主だって破壊のために使ってたギアスをスザクには救うために使う展開とかありそうと思ってます。命がけになりがちなスザクに「命を大事に(ドラクエ風)」みたいな命令を下すとか、そんなシチェーション。あとナナリーの瞳が開くエピソードは必ず入ると思われ、ここは瞳の力を使ってナナリーのために沢山破壊してきたルルーシュと、そんなことは知らず優しい世界を願ってるだけの聖女ポジションのナナリーの瞳という対照演出付の最クライマックスになるかと。後半楽しみだなー。

●ミレイ先輩

 さりげなくフルネームはミレイ・アッシュフォードで、ルルーシュをかくまってるアッシュフォード家の令嬢という、何やら重要なポジションにいるミレイ先輩。婚約伏線も含めて、ただの学園パートのお姉さん生徒会長というだけじゃなくて、ルルーシュ絡みの本筋に深く関わってくる可能性が大です。そんな重要ポジションを意識してか、次回予告ではネコ耳コスを披露。ネコ耳!?

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 総集編といえどスザク視点が入らないと作品全体を俯瞰する意味では半分という感じなので、stage16.5あたりでスザク視点の総集編も入るものと予想。今回は予想ばっかりです。1/3くらい、当たるといいな。



◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。

 それでは!

Figma.BP コードギアス 反逆のルルーシュ ルルーシュ・ランペルージ

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