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 「俺は現実を見ることについても頂点に立つ男だ」(神代剣)

 今週(第44話)熱かった。テーマがいまひとつ理解できず、このままだと僕の平成ライダー主観ランキングではワーストかなぁと思ってたんですが、ここで覆りました。ようやっとテーマが理解できたよ。
 ◇

 結局、人間−ワームのカテゴリ対立の無化までを描くお話、すなわち『555』と同じテーマなのかなぁと思ってて、それだったら『555』の方が良かったなぁと思ってたんですが、今回のお話でようやく『カブト』独自のテーマを理解。

 「現実を受け入れること」がテーマだったんですね、カブトは。

 これは言い換えると「現実(=世界)と関わりながら生きていくこと」ということです。それの大事さを説いてた作品だったのだと解釈。

 ひよりは世界が信じられないために現実から離れ、擬態天道と二人切りの世界に逃避していた、神代もミサキーヌに姉を投影してどこか現実から逃げてた、影山、矢車らネガティブ兄弟も、一度「落ちて」しまったことから現実から逃げ、世界と関わらないようにしていた、天道でさえ、それがひよりの気持ちなら……と、どこか現実から逃げかけてた。

 と、そんな仕込みからの、今話、怒濤の逆転劇ですよ。

 ミサキーヌではなく、現実の岬を守ろうとはせ参じる神代、やはりネガティブ街道ではなく、現実と関わりながら戦いたかった影山、加賀美のおかげでひよりを迎えに行く天道、そしてついに擬態天道との逃避を断ち切り、現実の天道の手を取るひより、おまけにラストに矢車さんまで現実へと参戦。ひたすら熱かった。

 「世界を敵に回しても君を守る」的な作品への、一種のアンチテーゼです。「君」原理主義作品は確かに美しいし僕も好きなんですが、どこかに君へと逃避して世界との関わりから逃げてしまう危うさがつきまといます。だから、今週天道がひよりに向かって、「俺はお前とお前の生きる世界を守る」と言い切ったのは燃えました。そこに真のヒーローを見ました。ついに逃避を断ち切って「守ってくれ、僕の世界を」と、返答するひよりを背についに真のヒーローとなった天道発進。EDテーマ開始と同時に、ひよりの世界(現実)の賛歌を後押しするようにあのネガティブ矢車さんまで参戦しての平成ライダーシリーズ定番の(無い作品もありますが)トリプルライダーキックまでは燃え狂いました。今回良かったよ!

 そして、次回から、逃避の世界を否定されて逆ギレして現実の世界の方を壊そうとする擬態天道を相手に、現実を受け入れた者達が立ち向かっていく最終章ですよ(神代にはワーム現実と向き合うもう一段階の現実受け入れイベントが残ってるけど)。燃えます。『仮面ライダーカブト』、今話のおかげでイイ作品だった……!と心から言える自分がいます(まだ終わってないけど!)。感謝感謝。


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