2007年01月24日

「魔法先生ネギま!」163時間目「have a break」/マガジン感想

 今週の「魔法先生ネギま!」。タイムリーマガジン掲載分ネタバレ感想です。
 大きいエピソードから、徐々に日常パートへ向けて慣らし運転みたいな感じのお話?
 ◇

 大きくは2点。1点目は、158時間目「誰もが未来を背負ってる!」の、

 「夕映さん…本当のことを言って下さい。僕は僕達自身のために悪を行う。それを逃れることはできないのだと」(ネギ)

 の場面をうけて、ネギの成長物語でもあるこのお話で、超編を経てネギが得たものは、この「キレイなままではいられない」という点が一番のポイントであることが、エヴァ師匠から確認されたこと。そういえば前にエヴァ師匠が同じ趣旨のことをネギに既に言っていたんですね。「師匠の言った通りでした」という形でエヴァの前で確認される形になりましたが、こういう「ずっと前から色々繋がってる感」が「ネギま!」の魅力でもあります。
 また、この悪の論理もあってしかりみたいなことをエヴァが語る場面での、明日菜、刹那、木乃香の三者三様の反応のコマ(表情だけで見せてる)がいいですな。なんだかんだで色々見てきた明日菜は複雑な表情だし、まほら武道会編のVSエヴァ戦でその辺りを色々考えさせられる点があった刹那は真剣な表情だし、まだそういう所とは疎遠というか、悪がどうこうと深く考えさせられるお話が入ってない木乃香は「なんか難しい話や!」的な頭イッパイイッパイな感じのコマになってるという。

 もう1点は、まだまだお父さんを追うことになると回りが見えなくなるネギと、それを制止する明日菜……みたいな構図は続いているという点。つまりは、まだしばらくは、作中のネギの表面上の目的は「お父さん」でお話が続いていくのだという点。この辺りは序盤からずっとそうですね。「お父さん」原理主義につい走っちゃうネギを、明日菜が「3-Aのクラスメイト達」の方に引き戻すという形のお話。今回も地味にですが、まだ期末もあるのよ!みたいな感じで、「お父さん」の方に走り出しかけたネギを「3-Aのクラスメイト達」の方に明日菜が引き戻していました。

 この辺りは「まほら武道会編」の感想で書いた通り、ナギ自身から「お前は おまえ自身になりな」の言葉がネギに贈られてることですし、今回のVS超編でもナギだったら超に加勢したかもしれないという高畑先生の話を聞いた上で、ネギは敢えて超を止めにいったということである種のお父さん離れの第一段階が描かれており、やっぱり最終的には「お父さん」VS「3-Aのクラスメイト達」の構図で選択肢がネギの前に提示される展開になっていくのではないかと思います。

 ◇

 あとは、エヴァンジェリンがクウネルの前だといじられキャラになってるのが普通の面白かった。師匠もある意味ギャップ萌えを地で行ったキャラですよね。

 ◇

 あとは先週の感想の補遺的なお話ですが、僕の稲妻に撃たれたかのようなカット(ネギに恋心を抱いてる比喩?)が古老師にも入ったのが新鮮だったという話を受けて、ズバリ作中でネギと結婚するのは古菲ではないか説を唱えてみたシータさんに同意。同意というのはカップリングとして個人的に好みだという類の話ではなく、作中で確かにあり得そうという点での同意(想像力・妄想力フル回転としつつ、中々、なるほどな感じの根拠をあげられております)。
 バカだっていいんですよ!むしろ、ネギみたいに理論っぽく考えがちなインテリ指向の男は、伴侶には同じような既知にあふれる女性よりも、何気ない会話で直感的に満たしてくれる女性を選んだりするものなのです。カーネギーの名著『人を動かす』でも、ディズレリーの奥さんはギリシア時代とローマ時代がどっちが先が分からないような人だったのだけれど、才女たち相手の既知の応酬に疲れて帰ったディズレリーは奥さんとのとりとめのない会話にものすごく癒されてた(そしてものすごい円満な夫婦関係を築いた)なんて話が紹介されてますし。今年のネギま同人誌の主流は、「クーネギ」です!頭いっぱい使ってイッパイイッパイな感じになったネギが、バカだけど明朗な古菲に癒されるお話。ああ!なんか普通に読みたいかも!

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1. 魔法先生ネギま! 163時間目  [ ACGギリギリ雑記 ]   2007年01月24日 16:31
163時間目 have a break♥ 激戦の後は・・・・地底の大楽園でご一服♥ ようこそ私のお茶会へ ウチのキティちゃんもマットの上でヌルヌルになって お待ちしていましたよ   何の話をしているッ アホかエロナ
2. 163時間目 感想&考察「動けない、それとも動かない?」  [ SEVENTH★HEAVEN ]   2007年01月24日 20:24
ついに、発売になりましたね、1000%BOX。 ディスク10枚組みで6800円と、大変お買い得になってますので、お母さんも是非お子さんに買ってあげてください。 163時間目「have a break(はぁと)」の感想記事はネタバレを含??.ne.A
3. 楓の ネギま!ニュース+163時間目感想ブログまとめ 「2007年1月24日」  [ 楓の箱リロLive対戦日記 ]   2007年01月24日 23:08
・ネギま! ニュース ●ネギま!?ネギパック06配信開始! [東麻帆良駅 業務日誌] 私も購入しました。 あささよ曲の「笑顔の花」が良い感じです! 感想記事 □iTunes配信曲 第6弾の感想 [ケセラセラ 〜遠回りをしても止ま??ge_s@
4. 魔法先生ネギま!163時間目+ネギま!?第17話感想  [ けいちゃん ]   2007年01月27日 18:43
まず、今週も原作の感想から。

この記事へのコメント

1. Posted by ごぜん   2007年01月25日 14:48
>クーネギ
それはいいっ!!

ええ、なんかもしそれが真実だとするならば、シータさんも言ってましたが、チャオと古の関係性とかがまた切ない・・・。
二人のカラミ、序盤からもちょっとあってくれればなお良しだったのになぁ、と思うこともひとしおですが・・・。

因みに、古は以前にもネギに気のある素振りを見せてますね。武道会の龍宮戦、ネギの応援が無ければ彼女は多分勝てなかったでしょう。

あと、僕としてはのどかかなぁと思ったんですが(彼女、本当にいい子なんで好きです)、「ネギとの関係性を通じて勇気を得てゆく」のどか、「ネギと関わるなかで理論偏重が和らいでいく」夕映などと並んで「ネギに恋することで次第に女の子らしくなっていく」なんて物語を古が背負ってたりたら、古は大バケするかもですね!
因みに、明日菜とは最後まで『姉弟みたいな関係』なのを希望してたりします。
2. Posted by あいば@管理人   2007年01月26日 17:18
>ごぜん様

クーネギですよ!クーネギ!今年は僕はこれをずっと提唱していきます。

ただそれだと、もしかしたら、超が何代先から来たのか分からないんですが、もしかしたら親とまでいかなくても、おじいちゃん−おばあちゃんくらいの関係で、実際に今後超とネギ、古は未来で出会う、それゆえの「また会おう」だったということで、僕が望む超そのまんまで再登場燃え説が危うくなったりはするんですが。

クーネギ説以前の大本命はのどかだと思います。31人中稀に、第1話からスポットがあたってたキャラですからね。勇気でもってネギに告白済みなのも、第01話で語られる「勇気こそが本当の魔法」とする作品のテーマの一つを体現してると思います。

ネギと結ばれるかどうか視点を度外視しては、最近千雨が好き。「私は私の現実を守る!」と言い切ったこの前のシャウトが純粋にカッコ良かった。萌えキャラというより、燃えキャラです。
3. Posted by 東西南北   2007年01月26日 19:49
おじゃまします。

>エヴァンジェリンがクウネルの前だといじられキャラ
どちらも色々と訳アリですが、現状の作中最強クラスの2人がじゃれあってるのが面白いですw 「好きな子いじめる小学生みたい」って、おいおいそれってどういう事?(ニヤニヤ

てか、やっぱり木乃香可愛いなぁ(爆)でも、ラス前のコマで決意を固めるネギにのどかと夕映が気付く描写が。やはりこの二人が本線か?でもでも、古老子って説、すごく面白いんですよね↓(続く)
4. Posted by 東西南北   2007年01月26日 19:50
>おじいちゃん−おばあちゃんくらいの関係
横レスすいません。これを見て、157時間目の夕映の語りの中の「何故超はこの時代を選んだのか」を思い出しました。実は超はネギを直接知っていたというのは、この理由になるかも、と。それでもし、おじいちゃんなネギが過去を悔いていたとか、最悪ネギが「超の不幸」に関わっていたとかだったら。超の狙いは「世界を変える」というよりむしろ「ネギを変える(成長させる)」ことだったのかも。だから最後、「私の目的は果たされた」って・・・。

どうにも妄想爆発なので、この辺で終わります(汗
5. Posted by あいば@管理人   2007年01月29日 12:56
というわけで、ここでの東西南北さんのコメントを取り入れながらクーネギ説のまとめ記事書いてみました。あの記事がレス代わりということで一つ<(_ _)>
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◇奈須きのこ『空の境界』◇

 一話ごとに、「俯瞰」、「痛覚」、「矛盾」、「記憶」、そして表題「空の境界」といった概念を濃密にテーマとして絡めて煮詰めきってるのが凄まじいです。一話一話が高密度であるだけでなく、全話を通してみると、それはそれでしっかりと一本通った伏線、テーマが縦軸として存在すという美しさ。概念云々だけじゃなく、ストレートに切なさが残留する恋愛小説としても読めます。初読で満足できず、繰り返し読み返す類の作品です。

空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)
空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)

空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)
空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)

空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)
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