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 「NARUTO」、あんまり感想書いてないんですが、キライなワケでもなく、単に連載始まったのが僕のジャンプ復帰前で最初の方読んでなくて書きづらいから。ナルトとサスケの序盤の話を知ってればまたもう一レベル楽しんで読めるようになる作品なんだろうなー。
●ナルト

 ナルトの新必殺技をぶち当てるための駆け引きが、定番だけど近距離戦タイプが如何に距離を取ろうとする遠距離派にくらいついて食らわすか?というのが良かった。もろ他誌ですが、アウトボクサー相手にインファイターの一歩がどう接近するか?という駆け引きの面白さ。解答は陽動の方に本体を忍ばせておくという、いたってオーソドックスなものでしたが、少しでも忍者漫画らしい駆け引きがあって良かった。

 その後は、どこが忍者漫画かというくらい、元気玉か?というスケールで風遁螺旋手裏剣の威力が描写。この漫画も、そろそろ破壊力描写のインフレに苦労しはじめそうです。今の所、「テニスの王子様」と同じくらいの威力描写度でしょうか。ジャンプアルティメットスターズに次ぐ、次ぎのジャンプバトルゲームでは、ナルトの風遁螺旋手裏剣と、師範の百八式波動球が互角の方向で。

●「ONE PIECE」第444話“ゴースト島の冒険”

 ソルジャードックシステムの面々が公開。ここで描写した以上、今回はお披露目も兼ねて、バトルではこれらの面々を使っての、ちょっぴりメカバトル的なバトルになるんじゃないかと期待。ウェイバーとか、空島編で登場したのをちゃんと生かしてて上手いなぁ。

 透明猛獣はこれまでのオーソドックスな予想だと悪魔の実を連想させますが(スケスケの実とか)、ドクトル・ホグバックなるDr.キャラの存在も明かされたんで、もう一ひねりありそう。あれだ、コビーがなんか海軍にもすごい研究者がいて、悪魔の実の研究してるとか言ってたから、あの辺りが伏線で何か新しい能力関係が出てくるんじゃないかなぁ。

 一首だけキツネのケルベロスは、今回ちょい登場と思わせておいて、ウォーターセブン編の序盤ではこんな感じで軽く出てきたヨコヅナがあとあと重要キャラになったので、ちょい役としては見逃せない所です。逆に言えば、このエピソードも結構長いものになりそうだってことかなぁ。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 大塚、聖衣(クロス)装着のノリで家具装着というワケの分からなさが良かった。

 そして、完全な家具、完全な家具……と言ってた大塚に向かって、「不完全ですね」とネウロが一刀両断でぶった切る所が最高。アヤ、サイ、ハルなど、敵に敬意を表してるかのような話もいいけど、単純に敵をバカをぶった切る的にぶった切ってしまう話も爽快感があってネウロは良いです。

●BLEACH

 ウルキオラと織姫の関係の進展がちょっとづつ描かれてるのが注目したい所。倒した十刃落ちとなんらかに解り合ってる描写といい、破面=悪の単純図式では無くなってきてるので、ちょっと面白い部分。

 ルキアの相手は海燕顔の十刃。海燕は虚化したのをルキアが殺したことになってるので、虚化→破面化の流れで本物の海燕パターンはあり得るわけか。虚化海燕が異様に虚化一護に似ていた伏線はもしかして続行中でこの辺りの話で回収されるんだろうか。だとしたら、先週敵側にバックボーンが無いなぁなんて書いてた部分が一気に解消されて面白い感じに。ルキア好きなんで頑張って欲しい。

●メゾン・ド・ペンギン

 ダミー最終回ネタっていうのだろうか。けっこうそれっぽくて面白かった。来週から3年後の面々で一ネタやるだけでしばらく楽しめそうです。相変わらずだなー……というのはテンプレートなので、いきなり変わっちゃってるヤツとかに期待したい。大仏くんとか、進学できたんだろうか。

●こち亀

 両津勝利で終わったのがこち亀テンプレートをちょっとハズしてきて面白かった所。普通、このパターンだったら知識の偏重してる部分を突かれてオチコマで両津が破れるパターンの方が多いじゃん。

 知識偏重をある意味勝利としたのは勇気づけられる感じです。いや、これ読んで僕ももうちょっとまめに新聞読もうと自省させられたけど。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 今号のベストはこれ。久々に面白かった。ボビーが仮想エンチューになってて、才能の無かったものの内面をとことん掘り下げてるのが良かった。そして、ギンジもロージーも才能は無い者ゆえに、そんな想いに共感できる部分があるという。だけどだからこそ、努力以外の方法で力を手に入れたボビーに対してのロージーの「こんな事して本当に幸せになれるの?」が効いてくるわけで、やはり物語のクライマックスでエンチュー(今回のボビーと重なる)に一言言ってやるのはロージーの役割だと思った。「アイシールド21」とは違った側面から(主に持たざる者の内面から)才能の有無のお話を掘り下げてる作品です。

●アイシールド21

 そして、こっちは、

 「この世に無敵の奴なんざいねえ!!」

 と、作品の解答を提示してしまった感じ。一ページの大ゴマアップで描くだけの価値がある台詞です。才能のある者無い者という話を描いてきたわけですが、才能があってしかも努力もしてようが、無敵というのはあり得ない。その真実があるからこその、凡才の努力や協力パワーの是。今回のこのコマは文句なくカッコ良かった。

●テニスの王子様

 「才気煥発の極み」をどう破るかというのは、運命や予定調和といったものをどうやって破るか?という燃え物語の王道パターンの一つなわけですが、普通は意志の力だったり仲間パワーで破っていくものを、この作品の場合どういった解答をもって破るのか想像がつきません。素で楽しみ。手塚ならでは!っていうのがカッコいいと思うなぁ。

●P2!-let's Play Pingpong!-(ピーツーレッツプレイピンポン)

 そして、連続でこっちもパラダイムなる相馬の予定調和をどううち破るかというお話。こっちの解答はいたってシンプルで、予定調和を凌駕するパワーで破るというもの。単純かつ爽快でステキ。

 あとは、相馬がやっぱりバカで良かった。相馬Girlsなる応援団も一周まわって新鮮。絶対、女子応援団いるの敵サイドなんだよな。味方サイドはモテない方が読者が感情移入できるという配慮。ま、漫画読んでる人が全員モテないなんて、そんなこと無いんだからね!

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P2!-let’s Play Pingpong! 1 (1)

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