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 「だがあの、小学生の日だけは!」(ルルーシュ・ランペルージ)

 前回第17話「騎士」の感想記事では120を超えるトラックバックを頂き、4000PV/WEEKあまりを達成できました。皆さんご協力ありがとうございましたm(_ _)m。当ブログの感想記事は管理人在住地域の放映日(金曜深夜)以降になりますが、今回も早い放映の地域にお住まいの方のために、早めにTBできるよう記事は立てておきます。今回もふるってトラックバック頂けたら幸いです。引き続きトラックバックセンターとしてご利用下さい。
 <追記:感想書きましたー>
 ◇

 今回は総集編ということでまったりと行きましょう。とはいえ、トラックバックはバンバン募集です。stage8.5「仮面の軌跡」の総集編のトラックバック数が72だったので、それを超えられるかどうかでコードギアス熱のヒート度合いを一つはかれますねー。



<以下、本編感想>

 本編はルルーシュ視点からのモノローグによる、スザクの歩みを確認した総集編。

 でしたが、今回の感想は、このブログの感想なりの総集編というかまとめとして、これまで焦点をあてて感想を書いてきた、各キャラクターの二面性/多面性及びそれに対応するまとめ。そして、そのうちのどれくらいのキャラが現在失われた側面(名前)を取り戻そうという物語の舞台に上がっているか……を確認しておく記事にしたいと思います。

 では、以下↓

●ルルーシュ・ランペルージ/ゼロ/ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア

 言わずと知れた、3つの側面に3つの名前、母親を殺されて日本送りになったことで「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」という名前を奪われ、復讐を動機にブリタニアを壊す王にならんとしているという点で、「名前を取り戻す」物語の舞台にも上がっているという、全ての要素に関わっているさすが主人公です。現在はナナリーの優しい兄であり、生徒会のメンバーであるルルーシュ・ランペルージの顔が徐々に失われていって(前話で明確にいずれナナリーの元から去るつもりなことが明らかに)、ブリタニアを壊す黒の騎士団のリーダーであるゼロの顔に移行しつつあるといった物語の段階。最後はルルーシュ・ランペルージの顔に回帰して欲しいなぁと思いながら見てるんですが、これ如何に。

●生徒会のメンバーでありルルーシュの親友のスザク/ランスロットのパイロットのスザク/父親を殺していたスザク

 どこまでの顔が誰までにバレてるかもこの作品のお話上のポイントなんですけど、現段階で全ての顔を知ってるのはルルーシュ(ルルーシュと運命共同体のC・C(シーツー)含む)のみ。ランスロットのパイロットである所までは前話でバレたので、あとは父親殺しの側面がルルーシュ以外の誰にバレるのかあたりが次の見所。バレるというか、ユフィには普通に告白してしまう気がする。その辺りの秘匿していた側面を自ら告白するという、例えばネットの掲示板に書き込みをしていたことをシャーリーに告白するリヴァルで描かれたようなシチェーションが、物語上どういう意味を持ってくるのかも見守りたいと思います。

●C・C(シーツー)/本当の名前

 複数の人格が併存してるかの描写がある、多面性の代表格の存在。それでいてナリタ攻防戦ではそういった多面性の中でロストした本当の自分(本当の名前)を心の深層では大事に想ってるように描かれており、そういう意味でやはりC・C(シーツー)も失った本当の名前を取り戻すという、「名前を取り戻す」物語の舞台に上がってるヒロイン。謎は多し。前にも書いたけど、梶尾真治『おもいでエマノン』シリーズのエマノンみたいな存在なんだと思うんだけどどうかなぁ(エマノンの決め台詞は「名前なんて記号のようなものだから」で、名前がキーになってる本作と非常にマッチする)。

おもいでエマノン

●カレン・シュタットフェルト/紅月カレン

 生徒会の病弱を装ってるカレンと、黒の騎士団のカレンの二側面。そして、後者の方は(本当の)母親と暮らせる世界のため+(まだ描かれてないけど)兄への想いのためということで、日本人の方の紅月カレンとしての側面とも言え、名前とそれぞれ対応する形の二面性になっております。そして実母と平和に暮らせる世界を取り戻すことが、すなわち紅月カレンという名前を取り戻すことに繋がるため、やはり「名前を取り戻す」物語の舞台に上がってるヒロイン。
 今後としては、やはりまだ描かれてない兄のナオトとのお話がキーポイントかと。確か扇が、ナオトは紅月カレンとしてレジスタンス活動することを望んでなかったみたいなこと言ってるんだよな。現在は自分で選び取って黒の騎士団の側面を出していってるカレンが、兄の本意とズレてることに気付いた時にどうなるのか、その辺りを楽しみにしたいと思います。

●生徒会のナナリー/皇族だったナナリー・ヴィ・ブリタニア

 生徒会メンバーに後者の事実を秘匿している点(ただしミレイ会長は知ってる)でのみ二面性。ただ、ここはあまり重要なポイントじゃなくて、むしろ目が見えないという設定上、様々な側面を隠してる人の隠し事が見えない(代表として、ルルーシュの兄としての側面の他の側面が見えない)というのを描いてるキャラのような気がしています。いずれにしろルルーシュの行動原理の大本のキャラということで重要キャラ。たぶん目が開くシーンが来ると思ってるんですが、来るとしたらどういうシチェーションで来るのかに超期待しております。

●普通の女の子のシャーリー/ルルーシュの秘密を知ってしまったシャーリー

 後者がルルーシュのギアスによって消されてしまい、奇しくもルルーシュによって記憶からルルーシュの名前を奪われたというキャラになり、現在それを「取り戻す」物語が進行中の、やはりある側面を「取り戻す」物語の舞台に上がっているキャラ。明らかにルルーシュの日常の象徴のキャラだったので、シャーリーが取り戻すルルーシュの全てによって、ルルーシュという存在が日常にアイデンティファイされると一番キレイだと思うんだけどどうなるのかなー。

●ミレイ・アッシュフォード/今後出てくるらしい

 「チャンピオンRED」の監督インタビューで「今後ミレイの別な側面が見えてくる」という趣旨のお話があったので、もう一側面はこれから出てくる模様。あとは、アッシュフォード家を「取り戻そう」としているキャラとして「取り戻す」舞台に上がっているキャラでもあります。普通に結婚して名前も変わったら、それこそ「名前を取り戻す」物語の舞台にも上がることになるしね。

●リヴァル

 ここまできて二面性無しの希有なキャラ。このキャラだけわざとそうしてるんじゃないかと推測しております。来るか、僕の最後の重要キャラになるに違いない予想。普通に、唯一裏表のなかったリヴァルが皆の裏表を許容してやって生徒会復活という流れだったらグっと来ると思うんだけどどうか。

●生徒会のニーナ/ユーフェミア様にぞっこんのニーナ

 イレブンに差別意識を持ってて、ブリタニア皇族のユーフェミアにぞっこんという設定上、重要キャラ。伏線が張られてるユーフェミアとの対面で何かが動くと思われ、意外と、隠し球的なキラーキャラです。上述の「チャンピオンRED」の監督インタビューでも「今後重要な展開を用意している」と語られていたので、要注目です。

●ロイドとセシルさんとラクシャータ

 まだ明らかな二面は提示されてませんが、セシルさんあたりは過去の恋人絡みで何かありそうだし、ラクシャータも医療サイバネティックから兵器の方に専門を変えたのにはアイデンティティを変えるくらいの何かがありそうです。ロイドは、こ、こんなカッコいいキャラだったのー!というサプライズ二面を個人的には期待(笑)

●ジェレミア/オレンジ

 純血派のジェレミアという名前を奪われて没落したオレンジと化した、一番「名前が奪われた」が顕著なキャラ。この名前と二面性をキーにしてるという作り方上、これから「名前を取り戻す」物語が描かれるはずなんだけど、最近出てこないなー(;´Д`)

●ヴィレッタ/優しいお姉さん

 こちらも出世に燃える純血派の女戦士ヴィレッタと、記憶と共に名前を失った優しいお姉さんのヴィレッタという二面性。そしてもちろん、「名前を取り戻す」物語が現在進行中のキャラクターです。2期OPで重要カットにさいてもらってることといい、ヴィレッタの「名前を取り戻す」物語は物語全体の大きなお話とリンクしてくると予想しております。楽しみ。

●奇跡の藤堂/等身大の藤堂鏡志朗

 これも名前のまんまの二側面だったんですが、前話で奇跡の藤堂などではなく、自力と作戦で勝ってたわりと普通の人だったのが明らかに。本人もゼロの説得に応じて「奇跡の藤堂」の名がボロボロになるまで頑張ると宣言してるので、このまま、素の藤堂さんで行くんじゃないでしょうか、この人は。

●黒の騎士団の扇/ヴィレッタをかくまってる扇

 黒の騎士団に賛同して幹部にまでなってる扇と、どこかゼロに疑問を持っててヴィレッタさんを拾ったことを秘密にしてる扇さんとの二側面。おそらくはカレンの物語ともリンクしてカレンの兄、ナオトの存在が今後の物語に関わってくるものと思われ、ナオトの想い、ヴィレッタの想いとを踏まえた上でどのように行動していくのかが楽しみです。

●虐殺を命じたクロヴィス/ユーフェミアの優しい兄であり、ルルーシュ達も優しい絵に収めていたクロヴィス

 これはまんまの二面性で。第02話で退場したにもかかわらず、未だにテーマ上結構重要な役割で名前が出てくるすごい人です。

●エリア11総督のコーネリア/ユフィの優しい姉のコーネリア

 いつまで妹とイチャイチャできるのか。というよりも、ホテルジャック時の活躍、ナリタ攻防戦で命を救われた……などからスザクを買い始めてる描写があり、ナンバーズを重役にはつけなかったという差別意識が緩和され、すなわちユフィ的な顔の方が出てきてる……という部分の現在なので、どうなるか楽しみ。

●エリア11副総督のユーフェミア/一人の少女であり、ブリタニアの現体制を憂うユフィ

 傀儡的である前者の顔から、ようやく後者の顔を出せたのが前回まで。現在成長途上に描かれてるキャラなので、これが完成されて副総督でありかつ現行のブリタニアとは違うブリタニアの担い手として覚醒すると、すなわちルルーシュの最大の敵になるというキャラ。「皇女と魔女」というサブタイでも使われた通り、魔女サイドのルルーシュからすると最大の対立項……なんだけど、クロヴィスもコーネリアも姉弟としてのルルーシュやナナリーに愛情を持っていたことをも知る和解フラグの担い手でもあるという色んな意味で超重要キャラ。後半、政治的、世界的な話になっていく以上、最大級のメインキャラに成らざるを得ないポジションのキャラ。そんな役目が、一人の少女でありたかった「皇女と魔女」のエピソードでの少女ユフィとは相克していくという切ないキャラでもあります。いずれにしろ今後に期待。

●日本(日本人)/エリア11(イレブン)

 最後は人じゃないけど、名前に対応する二側面を持ってる作中最重要登場キャラ?。やはり奪われた「名前を取り戻す」物語を担っているキャラ?です。スザクやカレンや藤堂や、あるいはルルーシュまでもが愛した「日本」がいかにして取り戻されるのか。第01話の冒頭で「名前を奪われた」と言明されてる通り、物語の最大のキーになる部分。

 ◇

 ……と、ここまで書いてきて、やはり帰納的に考えても、あえて登場人物に二面性や二つの名前を設定し、それを奪われたり選んだり取り戻したりという物語をこの作品では描いているのは明らか。あとはそういうギミックで何を表現して伝えようとしている作品なのかという部分ですが、おそらく一つは「アイデンティティ」。国にしろ、個人にしろ、そういう様々な側面がある我々の「本当」って何なんだろうねというお話だと思うんですが、これを徹底して掘り下げて描いていると思います。

 他にもう二、三、こういうことが言いたいのかなというのもあるんですが、まだ語られる段階まで物語が進んでない気がするので、その他の話は、物語の進展次第、あるいは最終回の感想で。

 思ったより長い総集編感想になっちゃいましたが、個人的にまとめておきたかった部分なので良かった。他に、この「二面性/多面性」や「名前」、「アイデンティティ」という観点からこういうのもあるぞ……というのがありましたら、是非コメント欄にお寄せ下さい<(_ _)>



◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。

 それでは!

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