やっぱりエヴァ師匠はカッコいいな。
今回は夏休み前半の思い出を回想という形式でのショートエピソード×複数本のお話だったので、感想も簡単に箇条書きで。
●コミケ?
コタローが「ライダーは?」とか言ってたのが可愛かった。ビブリオン=おジャ魔女〜プリキュア枠のアニメっぽいから、平成ライダー枠も普通にある世界っぽいです。実は日曜朝枠のメイン視聴者層の年齢のネギとコタローです。そしてそんな無垢な少年があわやボーイズラブ本と接触というシチェーション。絶望先生のボーイズラブ二次創作とかウケた。どんだけニッチな需要で描いてるんだと(笑)。
あと、木乃香は最近の腹黒描写からするとBL本前にしても顔赤らめたりしないような気がするなー。演技か、演技なのか。刹っちゃんはまあそう反応するだろうという感じで可愛い。
●相坂さよ
よりしろのようなものが手に入って、さりげなく学外に出られるようになってる。というか朝倉について一緒にウェールズに向かってることにビビった。実はもともとファンタジー側のキャラなので、ファンタジーの国での活躍あるかも。
あと地味に朝倉が飛行機内で英語の書籍読んでるのがカッコいいと思った。スペック高い娘なんだなぁ。
●アーニャのプールエピソード
アーニャの巨乳化魔法に当然のように巻き込まれてるのどかが可愛かった。
●飛び立つ委員長達
ネギジェット。皆引いてる中で、まき絵と千鶴だけが好評価なのが面白かった。
ネギジェット、何気に後半でアクションに使われるような気がするなー。空中戦ですよ、空中戦。ファンタジー要素満載の世界観に立ち向かう、現実に存在する科学技術。ネギジェット!(←ツボに入ってる)
●締めはエヴァ様
「踏み出した者がより多くのリスクを負うのは当然だ。だがそれが何だ?安全圏で惰眠を貪る腐った豚よりよほどマシ。掴むに値するモノはリスクの先にあるのさ」(エヴァンジェリン)
前回の、
「あんた本当にその親父を捜さなきゃダメなのか?この学園で奴等と楽しくバカやってるだけじゃダメなのか?」(長谷川千雨)
とは真逆のこの台詞。「過酷な幸せ」と「楽しい今」との対立で、「楽しい今」じゃダメなのか?と聞いてるのが前回の千雨の台詞で、逆に「楽しい今」、そんなのに埋没するのは腐った豚だ、リスクを負ってでも「過酷な幸せ」を追え!と言ってるのが今回のエヴァ様の台詞。
痺れるほどカッコいい。まったく同感です。僕が大好きで色んな所でたびたび引用しているジョン・A・シェッドの「港にいる船は安全だが、それは船が本来造られた目的ではない」に通じるものがあります。
エヴァ様、ネギに、刹那に、アスナに、それぞれ踏み出すか踏み出さないかの選択を迫るようなことこれまでやってきてたエピソードがあるんですが、こうしてみるに、どこか本心的には自分が踏み出した人だから踏み出した人の方を好評価してるんだろうなぁ。
ただ一方でエヴァ様も「楽しい今」に救われてるフシがあるんで、どっちが正しいとかの話にはならないと思うんですが。
◇
そんな感じで次週一回休載をはさんでウェールズ編へ。楽しみ楽しみ。
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