2007年10月06日
機動戦士ガンダム00(ダブルオー)/感想/第01話「ソレスタルビーイング」
中東兵がモデルで、所属するカテゴリ、思想的には神(原理主義と思われる)に依存した排他思想の中にいたのに、刹那個人は何の理由があってか無神論者だった。だけど、幼少時に光の翼を持って降臨したガンダムに助けられた経験から、神(信仰の対象のようなモノ)を見つけるという出だしは結構面白かった。あの、降臨した謎のガンダム(試作機かなんかなんでしょうか)が神々しく描写されて、それを刹那が刮目する場面は、無神論者だった刹那が神というか信仰の対象というか拠り所のようなモノを見つけたシーンって解釈が無難ですよね?
で、この神々しい光の粒子=刹那の信仰、拠り所の対象の暗喩が、オープニングでマリナ・イスマイールというヒロインと、ガンダムエクシアとでシンクロして描かれてる場面が興味深いです。降臨した光の翼を持ったガンダムはめっちゃ武力で、物語冒頭では刹那はこの武力(エクシア)に依ってる感じがあるんだけど、一方でマリナ・イスマイールは今回の台詞からすると、平和主義者で、武力による武力の否定の矛盾を最初から突いてる人。その思いっきり相克する二者がシンクロ演出でオープニングで描かれてるというのが面白い。「矛盾」という言葉を広告段階から第01話にいたるまで連呼してるから、矛盾の中での拠り所探しみたいなお話が一つあるのかも。マリナが相当別格でヒロインっぽいですが、主人公&ヒロイン補正で刹那とマリナの関係が描かれるとしても、エクシア(武力による武力の否定)とマリナ(武力による武力の否定の否定)は基本的に相成れないモノだからなぁ。っていうか今公式サイト見てみたら、マリナ・イスマイールは24歳か!刹那が16歳なんで、恋愛劇が描かれるとしたら8歳差カップル!しかも女性が年上!この設定だけで結構面白いな。自分の年齢的にマリナを応援したくなる。20代中盤は頑張り所ですよ。
◇
他は、とりあえず勢力が基本的に四つ(日本の少年も入れると5つ)と多く、またキャラの数が多いので、しばらくはキャラの顔と名前、立ち位置を覚えるのに費やされそう。第01話からガツーンと来るインパクトは感じなかったんだけど、それなりに面白かったんで視聴継続で感想も書いていこうと思います。SEEDも、がっちりハマったのは第34話からだからなぁ。長い目で視聴していこう。
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今回トラックバックを送らせていただきましたので、ご挨拶を。
まだ始めたばかりのブログですが、よろしくお願いします。
>刹那の信仰、拠り所の対象の暗喩が、オープニングで
完全にOPを見落としていました。さすがの観察力、分析力ですね。(少し悔しい)
「あんたが正義の戦争を嫌うのはよく判るよ。かつてそれを口にした連中にロクな奴はいなかったし、その口車に乗って酷い目にあった人間のリストで歴史の図書館は一杯だからな」
(TOKYO WAR)
ソレスタルビーイングが掲げる『平和希求のための武力行使』宣言。普通、こういう勇ましく美しい言葉はリリーナみたいな美少女か、デュランダルのような色男に吐かせるものですが、口にしたのはこのうえなく胡散臭いおっさん。キャラ同士の会話だけでなく、ヴィジュアル面からも、
「はい、このお話は最初っからドでかい矛盾を抱えていますよぉ」
と視聴者にアピールしてます。ガンダムらしからぬ、ど真ん中・剛速球の構成に困惑気味。だが、それがいい。
ダブオー・もしくはガンダブ観ました。僕も後からSEEDのファンになったので、様子見かなと思いましたが、プロローグのガンダムにはおおーと驚きました。
天下三分の計>
3つの国とソレスタルビーイングの戦いと思ったら、そこに日本が入るんのですね。でも最初は蚊帳の外っぽいですね。
ニュース番組がJNNとするところがMBS・TBSらしいです。
あいばさんのこれからの感想に期待してます。
それでは。
>とりあえず様子見?
同感。一番謎なのが、ソレスタルビーイングそのもの。
今話を観ると、デスノートの月の立ち位置みたいなんじゃないかなぁとか思ってます。戦争の抑止力として、核よりも迅速に、安全に、的確に犯罪者を断罪するのは、月とすごく似ているんじゃないかなぁ。とか。
そのうち、悪人面のおじさんが「私は新世紀の神になる!」とか言い出しそう。(ドクロ)
いつも感想楽しく拝見させていただいております。
OP映像から推測するにガンダム00では刹那とマリナが対比されて描かれていくのでは、と感じました。OPで印象的だったのはマリナの背後で戦火が広がるシーンと刹那がマリナの影を追い求めるシーン。
刹那は戦争根絶のためには武力介入もやむなしという立場から祖国近くの国の王女マリナのことを知り平和的手段による戦争根絶を目指すという方向に動き、マリナは戦争行為への武力介入の否定という立場から祖国で戦争が勃発し、その戦争を終結させるためには武力行使もやむなしという方向に動くのでは、と勝手に予想しています。これらの動きの途中で価値観の異なる両者が出会うのではないでしょうか?
>「この世界に、神なんていない」
そう叫んだ少年の眼前に舞い降りた、機械で創られた神。新たな神に導かれる先に待つは、理想の新世界か、それとも…。
と、物語全体を牽引しそうな問題提起にググッと引き込んでおいて、いよいよ始まりましたね、ガンダム00。
武力による戦争の根絶という矛盾。そんなネガティブ要素をスタートから掲げてきたあたり、右肩上がりに理想実現へと突き進むことにはならなさそうな感じでしょうか。
お約束的に言えば、一度は破滅=ゼロへと向かいそうなネタ振りですが、そんな中でも気になるのはタイトルである「ガンダム00」。ゼロが二つ重なった00。
∞(無限大)?
この∞が一つのキーワードになるのかしらん?
などと気にしながら、キャラクター、組織、MSの簡単な顔見世が終了し、来週から「トマラナイッ!トマラナイッ!(byハロ)」50話がスタート。
50話かけて紡がれる物語と、あいばさんのステキ感想が楽しみです(笑)
冒頭の刹那の「この世界に神などいない」という台詞を聞いて、ニーチェの「神は死んだ」という言葉を思い出しましたね。
この「神の否定」が刹那の過去の伏線になりそうで楽しみですね。
MSの戦闘シーンはSEEDと違い、少々リアリティチックに描かれてちょっとびっくりでした。
見る限りだと四機のガンダムの戦い方は、「互いの短所を連携プレーで補いながら戦う」という方法をとるみたいですね。
00はまだ始まったばかり。
次回も期待してみようと思います。
新たな「ガンダム」の伝説が生まれるということで、また楽しい1年が始まりそうです。
何より黒田洋介御大の初オリジナル(?)ガンダムっぽいので期待大。
>「この世界に神なんていない」
『神の為に』戦争やっている(ようにも見える事の多い)中東兵である刹那にこのセリフを言わせるのがある意味面白いですね。
第一話は世界観の解説とか登場人物の顔見せ、ソレスタルビーイングによる全世界の武力への宣戦布告で終わった感じですが、「神がいない」戦場で刹那が見た神、「存在自体が矛盾」、ソレスタルビーイングのエライさんのあからさまな悪人顔wと、「主人公たちの足元はキッカケがあればアッサリ崩れそうですよー」というのが既に匂わされてるというか、「危うい」空気が漂ってたという印象を受けました。
コ レ は 鬱 展 開 が 楽 し み だ ! w
個人的にオレンジ君風味なコーラサワーとロックオンに期待。
スナイパー燃え。
どうも初めまして、コメントどうもです。
レインボウさんのブログの感想も読ませて頂きました。
やっぱり神はいないって言ってた刹那が、神、というか
天使の名を冠したガンダムに拠り所を見つけてるという
部分が最初のキーポイントのような気がしますねぇ。
>与力さん
ソレスタルビーイングのおっさんは笑っちゃうくらい
怪しいですよね(笑)
他にも、ガンダムだけが特殊動力っぽいのを装備してるのを
初回から見せて、エ、じゃあ資源が枯渇してるっていう
世界で、ソレスタルビーイングだけ特殊動力を持ってるの
って何か違くない?と思わせられたり、ヒジョーに分かりやすく
主人公達の最初の場所は危ういですよーと伝えてくれてる
気がします。
日本の少年はどうなんでしょうね。一応、過去作でも
日本的な国家は重要な位置を占めることが多いので、
一応勢力にカウントしておきましたが、現時点では
分からないことだらけです。ガンダムパイロット達
よりもむしろ日本の少年の方に視点があるのは面白い
感じですけど。
>Sunithaさん
構図はDEATH NOTEの月とかなり似てますね。
DEATH NOTEで描かれていた月が抱えていた矛盾
も(あっちは気づく人だけ気付くように読者の
読解に委ねられていましたが)、そのまま
ソレスタルビーイングの矛盾に当てはめられる
感じです。
DEATH NOTEは、それでも月に救われてる人は
いた……というラストシーンでしたが、果たして、
それでもソレスタルビーイングに救われていた
人もいた……という風に終幕するのかどうか。
長い目で視聴していきたいと思います。
どうも初めまして、コメントどうもです。
刹那は武力から平和的理想へ、マリナは平和的理想
から、武力も必要という現実へ、二サイドのそういう
変遷を通しての止揚へ。
それだとDESTINYのシンとカガリの物語とほぼ同じ
構図で展開していく形になりますね。
今作はどういう帰結を見せてくれるのか
(シン・カガリパターンになるのかどうかも含めて)
楽しみに待ちたいと思います。
>ぐらすさん
00(ダブルオー)には僕もゼロと無限大と二つかかってる
気がしています。ゼロが破滅っぽいので、無限大の方が
希望的な意味なのかなぁ。
神様なんていないって言ってたのに、全ての争いを上から
制裁できる立場にならんっていうのは一種神になろうとしている
というスタート。
やっぱり神なんていなかったと、自分ら(ソレスタルビーイング)
を否定する帰結にも持って行けたりと料理のしがいがありそうな
導入でした。
そうですね。リアリティまでいかないけど、巨大剣でぶった斬りとか、
ビームの嵐で一斉撃破とか、そういうSEEDノリよりはずいぶんはったり
要素を押さえたバトルだった気がします。
子供視聴者がどうとるかですねー。はったりが効いてた方が子供は
喜ぶ気がするんですが、連携と作戦で撃破とかの渋い所に魅力を
見いだす子供もいるのかな(笑)
>戦闘勇者さん
ども、お久しぶりですー。
またガンダムがある一年が戻ってきましたね(笑)
黒田さんはあんまり脚本関係の人の名前は知らない僕でも、
リヴァイアスやスクライドの人だ!と分かるくらいの方なので、
僕も期待しております。
リヴァイアスの人間関係のじっとりした所と、スクライドの燃える
部分と、両方入った作品だといいな、なんて思ったりです。
トラックバックは来ましたね。僕、自分からはまったく打ってないので、
感想ブログが自主的にTBしてきてる状態です。感想書く側も、気合いが
入ってるという感じでしょうか。
危うい感じが最初から全力でにおわされてるので、鬱展開は
そらキタ!という感じで楽しめそうです。
予期せぬ鬱という衝撃よりも、最初から来るべき崩壊に向かって
進む物語を、どこで落とされるんだろう?とハラハラ見守る
感じの牽引力を感じました。
逆に、初っぱなから落とされてたコーラサワーくんには
浮上しての活躍に期待です(笑)。






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