2007年10月27日
機動戦士ガンダム00(ダブルオー)/感想/第04話「対外折衝」
ガンダム00と「Level1飛空艇」症候群で書いた通り、ソレスタルビーイングっていうのは訳の(celestial being:天上人)の通り、天の上から見下ろすような大きい(マクロな)視点を持ってる存在として位置してるんだけど、今回は紛争の背景の複雑な政治的事情に対して大きい視点から見て全体像を把握してる組と、小さい視点から見てソレスタルビーイングのタリビア介入劇に関して裏の仕組みまでは把握してなかった組とに現在では天上人視点−地上人視点に別れてるというお話だった気がする。
それこそ天の上から見下ろして(絵的にもそういうカットが印象的に挿入されてる)、全ての事象を大きい視点から「予報」として読み切ってたスメラギさんがまず別格で、大きい視点のトップオブトップ。それに続いて、マリナさんに色々解説してた眼鏡の人とか、沙慈くんのお姉さんなんかが、それなりに大きい視点で現象を把握していた人。一方で沙慈くんは小さい視点で完全にソレスタルビーイングのタリビア介入劇のメカニズムが把握できない様子だったし、マリナさんも沙慈くんほどじゃないにしても、読み切ってはいなかったみたい(眼鏡の人に資格あるの?とか問われちゃってる)。
なんか現時点でこのままだと、単に大きい視点で現象が把握できない沙慈くんやマリナさんが頭が弱い可哀想な人みたいな感じなんだけど(;´Д`)、勿論そんなことを描きたいわけではなくて、沙慈くんやマリナさんの視点だからこそ、大きい視点を持ってる人に負けない何かが見えてくる/できるという方にお話がシフトしていくのだと信じますよ。
◇
一方で刹那は相変わらず何考えてるか視聴者には分からないように物語が進められています。ロックオン、アレルヤ、ティエリアに関してはそれなりに大きい視点で現象を把握しながら行動してるのが会話の中から読めるように描かれてますが、刹那にいたってはメカニズムを理解した上で自分の意志で介入行動を取ってるのかすら不明。
日本の平和な風景がミサイル一発で一瞬で瓦解し得るという妄想?のシーンが後々に重要な意味を持ってきそうだけど、さすがに現時点ではどう使われるのか予想ができない。それこそ、日常と非日常の「空の境界」的なことを暗喩したかった妄想シーンだったのかのう。
◇
今回初登場の人革連の少女パイロット、ソーマ・ピーリスはビジュアル的に可愛い(^^)/
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機動戦士ガンダム00 (1)
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ガンダムファン2号(ぇ と化した人革連のセルゲイ中佐と、強化人間ぽいソウマとの出会い。こんな子供が、なんて言ってますけど、ガンダムパイロットも同じくらいです。刹那が捕虜になる展開などあるなら、その際のリアクション超楽しみ。別にセルゲイが捕まってもいいけど。うわ、後者のほう超萌える。
おかしいな、普通なら刹那xソウマのカプに期待するはずなのに。セルゲイxソウマしか頭の中に浮かびませんよ?
親父と少女カプ、全ロリ妄想ユーザーの期待を込めて、セルゲイ×ソウマカプが来ましたよ(笑)
でも普通にセルゲイ中佐が父性的な感じで接して強化人間的で感情に乏しいソーマの心を開いていくとか、わりとイイ話し系にも展開できそう。
エクシアガンダムに一途なグラハムさんよりは健全な感じです(笑)
(灼熱の竜騎兵)
史実でも、グァテマラ、パナマなど『バナナ共和国』の指導者階級は、アメリカから個人的な便宜を図ってもらうだけで、自国の民衆に何一つ利益をもたらすことはなかったわけですが、今回のアメリカとタリビアの関係はまさにそれ。三文芝居のドンパチでタリビア側は国内の過激派を押さえ込み、アメリカ側は独立を目論む諸国に睨みを効かせる。う〜む、歴史を踏まえた展開。リアルIRAの描写に対する批判を、沢村並みのカウンターパンチで斬って落とした第4話。(続く)
それでも、
「ふふふ、オマエラの考えはとうに読みきっているぜ」
といわんばかりのユニオン首脳部。戦闘ではソレスタル・ビーイングが勝ち、政治ではユニオンが勝ったというところでしょうか。イノセンスなコドモの理論と老獪なオトナの策謀が交錯する『OO』。
……ふと思ったけど、マリナさんとメガネ女って『W』のリリーナとドロシーに似ているような気がする。
カウンターというと沢村なんスか。僕は宮田くんを押しますよ(笑)
グァテマラ、パナマとアメリカの関係は僕も現実の方あんまり知らなかったですね。結構、普通の大人でも知るきっかけになる程度にちゃんと描いてる感じです。前回のアレルヤの麻薬を焼き払うシーンとかも、TB来た感想読んでもみな北アイルランド紛争の方にばっかり反応してて書いてる人見なかったですけど(僕もリアル紛争に関してはスルーして感想書いてるスタンスではありますが)、米国がアンデス諸国に収穫したコカの葉を廃棄する政策を無理矢理押しつけた史実を踏まえてでしょうし。
僕的にはサブ要素ですが、現実紛争アプローチの方もやると決めたなら制作陣にも頑張って欲しいっス。
では、日曜のシンデレラなプリ5感想でもよろしくお願いします。
本格的な政治界隈の謀略劇にするとガンダムバトル描写はいらなくなるし、かといってガンダムバトルを全面に押し出し過ぎては逆に政治要素なんかいらなくなってジャンプバトル漫画もびっくりな感じでバトル作品方向にベクトルが触れてしまいますし、両立は難しいですよね。
今週は政治とかが絡む権謀術数的なベクトルにふれてたエピソードでした。そのうち、逆に少年漫画ノリのライバルだからバトル!的なお話も入ることに地味に期待です。グラハムさんとか、既にそんなノリですし。
では、明日のプリキュア5でー。
「国家間の戦争は外交手段の一つ」ってあんまりこーゆートコでは語られないけど当然のコトなんですが、軍人とはいえ自国民に死人が出てるんですよねぇ。新米女王マリナさんが釈然としない御様子なのも当然かと。
公園での妄想シーンは解釈しがいがあるというか、マジでなんなんだろう?と興味がそそられるシーンでした。
「地上人ども死ねばいいのに」の方だったら、エラくダークな主人公だなぁ(笑)
沙慈くんとマリナさんは、今回の外交上の建前とかメカニズム(大きい視点がないと見えないもの)よりも、人の生き死にとかの方に目がいく人として描かれてますよね。眼鏡の女性の言ってることは正論だし、お姉さんの世界は簡単じゃないっていうのも大人の常套句なんですが、そのままは受け入れられない沙慈くんやマリナさんは結構イイなと思いました。
なかなか的を得た説明方法ですね
とてもソレビーの異常さと他キャラの視点の位置がわかりやすいです
そう考えると
ソレスタルビーイングというアレなネーミングも合点がいくというものですな
>大きい視点を持ってる人に負けない何かが見えてくる
双方の視点の人々が
どういった行動が出来るのか
分相応の役割を演じきって
世界を変えていく方向に持っていく
というのでしたら素晴らしいですね
まだまだ不安は残りますが
今回のような描写をやったからには
期待をせざるを得ないですね
セイロン島におけるソレスタルビーイング(以下CB)の武力介入によって148人の人革連兵士達の命が失われCBへの報復のため人革連は軍備増強を宣言。CBの活動が世界にもたらした負の影響が作中で描写されました。
マリナ様はアザディスタン王国の革新派に所属。荒廃した祖国を建て直すため無償で援助してくれる国を探しているみたい。無償で援助してくれる組織なんてCBくらいしか無いような気がしますが、果たして・・・?
タリビアはユニオンを脱退し独自の太陽光発電エネルギー使用権を獲得することを主張。ユニオンのタリビアへの軍事的干渉にCBの武力介入をぶつけてユニオンに対抗するのがタリビアの狙い。(続く)
戦いをやめさせるために戦いを引き起こすCBの矛盾に対して否定的な見解を示す沙慈君。世界はそんなに簡単じゃないの、と沙慈君に諭す絹江。その言葉が暗に刹那とCBに叩き付けられます。
なんかパッとしませんね
これはSEEDと同じく視聴者に苦痛を与えてる前段階なのでしょうか?
その後解放という流れに向いて欲しいものです
声のデカイ人達に惑わされず作って欲しいものですね
>刹那の例のシーン
あれは戦場で生きてきた彼なりの心の描写だと思います、それまで血なまぐさい所からほんわかした日本との対比かもしれません。
個人的ベストはフラッグカスタムの描写ですね
「政界の複雑なシステムをここまで描いたのは、00以外のガンダムシリーズにはなかったんじゃないのか?」と思ってしまいましたよ。
後の展開へと向けて、続々と新キャラが登場したので、後半に期待が持てますね。
ただ、政治関係の話をあそこまで描くとなると、物語についていけなくなる視聴者も出るんじゃないかと少々心配です。
各雑誌で00の外伝も連載されているので、ますます00に期待が持てます。
まあ、欲を言えば、MSの戦闘が淡々としてるので、もう少し派手に描いてほしいなと。
こう思うと、SEEDシリーズの戦闘シーンが本当に懐かしく思えてきますね。レイダーがフリーダムの頭部を破壊するシーンとか・・・。
(確か、ダブルバインドの一例として、平和のための戦闘行為が取り上げられていました)
久米田先生はSEED・DESTINYの頃にも漫画でネタにしていましたから、00もちょくちょくネタにするのかも・・・。
>双方の視点の人々が
>どういった行動が出来るのか
>分相応の役割を演じきって
>世界を変えていく方向に持っていく
>というのでしたら素晴らしいですね
そうですね。天上−地上、どちらか一方の視点だけででは中々世界は良いように変わらないという風に進んでいく気がします。既に、ソレスタルビーイングのやり方だけでも、沙慈くんやマリナさんの見方/力だけでも上手く行かないというのが描かれはじめてますからね。
>獣苑さん
>マリナ様が見ている。
ツボに入りました(笑)。
アザディスタン王国は自国のためにソレスタルビーイングと接触という展開になりそうな感じですよね。そこでマリナさんと眼鏡の人とで、視点/意見が別れて視聴者はどっちに?というようになる気がします。
眼鏡の女の人の台詞とか、全部説明台詞ですからね(笑)。
はったりとノリで押すと説明不足と批判され、キャラに喋らせて丁寧に説明すると説明台詞過ぎと批判され、ガンダムだけは作りたくないですね(笑)
苦痛までは言い過ぎにしても、段階としては明らかに「タメ」の段階だと思います。そういう段階を吹っ飛ばして強敵に仲間パワーで立ち向かうホットなキャラというカスタムフラッグ側の描写がベストというのは、「タメ」キライの視聴者の意見としてはとても納得がいきます。
政治色の濃さ、MSバトルの淡々さなど、SEEDと比べてリアルよりというか整合性よりに作ってるのかなという印象は僕も受けてますね。政治的なメカニズムよりはキャラクターの感情に焦点をあてて、ロボットバトルははったりバトルというSEEDとはその辺りが違いますね。第1話のエクシア戦とか、SEEDだったら一刀両断くらいやってます。四肢を分断して戦闘不能にとか、堅実過ぎる(笑)。問題は、視聴者、特に子ども視聴者に政治劇や地味バトルの妙味を理解してもらえるかですかね。
「さよなら絶望先生」はチェックしてないんですが、ガンダムは放映されると色んな作品でネタにされますよね。「太臓もて王サーガ」なんかでもネタにされてました。






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