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 「ガンダムマイスターは一人じゃない!」(アレルヤ・ハプティズム)

 『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』の、第05話「限界離脱領域」の感想です。
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 人命救助のために天上人(代表:アレルヤ)と地上人(代表:セルゲイ中佐)協力という、夢のようなお話。なんか、最終回の落としどころを暗示させるような回帰点になる回だったような気がします。予想通り空から見下ろした視点ではなくて、足を使って独自のワールドマップを築くが如く地上を這いずり回る旅に出るマリナさんに、宇宙から地上を見下ろすのが好きだというアレルヤの、相変わらずの地上人−天上人対照。そして、地上人なんだけど、天上から見下ろした地球の姿に感動する沙慈くんとルイスという形で両方のボーダーを越境してる様が描かれて、止揚的な落としどころを暗示させたり。

 で、冒頭のマリナさんの、

 「決まっています。私にしかできないからよ」(マリナ・イスマイール)

 が、全編にかかってるんだよな。アレルヤをはじめ、セルゲイ中佐とか、スメラギさん、ロックオンや刹那の援護などなど、全員が自分にしかできないことをやった結果の救出劇。こういう、本当は皆が適材で、今は適所にいないだけ、本当に適材適所で全員が全員にしかできないことをやれば事態はイイ方に変わる(今回の救出劇)というような落としどころは結構好きかも(マリナさんは暗示させただけで今回なんにもしてないけど(笑))。一方で、ティエリアだけは作中是のように描かれた今回の適材適所の救出劇に対して、

 「適性にかけるものをガンダムに乗せるべきじゃない」(ティエリア・アーデ)

 と、アレルヤは適性じゃない(適材適所じゃなかった)というジャッジを下しているという。やべー、もう、ティエリアかなりラスボスフラグだよ。

 そんな、ガンダムマイスター同士でも、ティエリア→他のメンバーには信頼関係はなく、逆にアレルヤ→ロックオンなんかは、「さすがだ、ロックオン・ストラトス」みたいな感じで、厚い信頼があるというのが描写されたのが普通にカッコ良かった。

 「ガンダムマイスターは一人じゃない!」(アレルヤ・ハプティズム)

 の所でロックオンのデュナメスから高高度砲撃が飛んでくる所とか、もう、完全に仲間パワー最高の少年漫画ノリですよ。ロックオンはノリノリで助ける気満々みたいだったし、スメラギさんも、ちょ、アレルヤを助けたんじゃなくて、ガンダムを助けたんだからね!みたいなこと言ってたけど、絶対本音はアレルヤも助けたかったんだろうし(ツンデレ?)、刹那は相変わらず何考えてるか分からないように描かれてたけど、実は、無口なだけで内心では「アレルヤ、今助けるぜ!」とか想ってたんじゃないかとか妄想すると(←それはない?)何そのツンデレ!な感じで萌えます。空を見上げる上で視界をふさぐ雲を切り裂くっていうのが、何気に地上から天上を見る際の障壁を刹那が切り裂くっていう暗喩的な図になっていて、無駄に燃えた感じ。やっぱり、オープニングにあるように、天上から地上へと落下した刹那&エクシアが、やがて再び天上に昇っていく展開になるのかのう。そういう意味でも、今回は色々と後半での回帰点になりそうなお話でした。

 ◇

 しかし、前回登場してキュピーンと(僕が)反応して「可愛い!」とか言ってたソーマ・ピーリス女子が、いきなりヤンデレ化してたのにはビビりました(;´Д`)。秒でヤンデレ化。この病みっぷりというかソーマが持ってる精神的な危機の痛々しさ、及びセルゲイ中佐のソーマを作りだした面々への反応から、超人機関は否定的に描かれてる感じ。今回は地上人と天上人が協力するお話だったわけですが、それにともなって、過度にどちらかに振れるのには否定的に進んでいくんじゃないかと暗示させられるお話でした。過度に地上人に振れて超人になるのも(たぶん、ニーチェの神を超えるのは「超人」の概念から取ってるんじゃないかと思われる)ダメなら、今の所危うく描かれている刹那のように、過度に天上人に振れて「俺が神だ」(「俺がガンダムだ」宣言から解釈)的になってもダメ。今回のように、振れすぎないまま適材適所で協力できたら素敵なんだけどねと、そんな落としどころを一つは暗示させてこの先お話は進んでいくんじゃないでしょうか。

 今回はすこぶる面白かったよ!

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機動戦士ガンダム00 (1)

→OP曲

DAYBREAK’S BELL

→ED曲



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