ナギー。
雑魚敵を倒してレベル上げというのがとってもRPG的。何回か書いたけど、魔法世界編はドラクエ系統のRPG的な面白さを感じています。ゲストキャラの雑魚敵(今回の動物闘士と妖精キャラとか)を倒してレベル上げしながらストーリーが進行していって、盛り上がる所で因縁がある敵キャラ(フェイト関連かな?)登場、みたいな。
雑魚敵相手の部分は盛り下がってもしょうがないようなものなんだけど、そこはネギま!だいぶ前からあげてる魅力がつまった、集団戦なりの連携が入ったバトルなんかで魅せてくれます。そういう意味では、今回のバトルも個人戦にしたんじゃなくて、2VS2のタッグ戦にしたのは描くのは大変なんだろうけど英断な気が。前衛−後衛の概念とか、最後は前衛後衛による同時拳撃で決着とか、大変面白うございました。
ラストはネギがナギ・スプリングフィールドを名乗り、どうやらその存在が魔法世界全土にという展開の模様。以前千雨が検討していたお尋ね者のままじゃ世界規模にバレてしまうのはマズいというディスアドバンテージを、変装状態のまま世界規模に情報発信することでひっくり返した感じでしょうか。変装ネギの存在をキャッチした強キャラがあっちから来てくれて、ピンチの時に登場という展開が思い浮かびます。
ネギがナギを名乗るという部分は、武闘会編ラストのナギからネギに、ネギはナギになるのではなく、ネギ自身にならなければならないという趣旨の言葉が贈られる、ネギの父追い話の落としどころととれるシーンの暗示からすると、かなり意味深な部分なのかも。名前だけだけどナギになっちゃったネギという構図を提示しておいて、そこからナギと違うネギという個をあぶり出していくみたいな手法だったらかなり燃えるんですけど。
ネギま/エヴァンジェリン/
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