2007年12月01日
機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)/感想/第09話「大国の威信」
遠い世界のどこかのことなど自分とは無関係、ソレスタルビーイングが現れても自分には何の影響も無いくらいの勢いではじまった沙慈くんのお話も、ソレスタルビーイングに救われ、ソレスタルビーイングが現れた結果のテロに巻き込まれ、と段々と当事者意識が芽生え始めてきた所で、今回はソレスタルビーイングの影響がまわりに回ってルイスが帰国させられちゃうと、大局的なソレスタルビーイングの影響がミクロな一般人だったハズの沙慈くんの回りの現実に確実に影響を与えているといった調子でお話が進んでいきます。これは、前回のお話からすると、マスコミというフィルターを通して世界を見ていて、沙慈くんと同じくどこか無関係症候群な所もあった絹江さんが、自ら積極的にソレスタルビーイングに関わっていくように変遷したのなんかも同じストーリーライン。
他、国連からの援助!と目を輝かせていた所で、いや、今お金無いから大したことできません宣言を食らってる相変わらずのマリナさんとアレハンドロとの接触を描きながら、いよいよアザディスタン王国が舞台になるちょっと大きい話がきそうな仕込みを入れつつも、今回はほぼ初の劣勢状況における、ソレスタルビーイングのプトレマイオス組の掘り下げ話が中心だった感じ。
掘り下げ話っていうか、カップリング話。
●ロックオン−フェルト
ハロを媒介にした小さな愛。
公式サイト見るとフェルトは14歳なんですが、ロックオンは手を出していいんでしょうか。10歳差カップル。年の差をものともせず刹那に声をかけたマリナさんといい、今回は勇者が多すぎる。
●リヒテンダール→クリスティナ→アレルヤ
クリスティナも身近な死の実感を持ってないまま天上に上がった組だったみたい。初の生き死にが関わる劣勢でパニックになってる所を、両親の死の経験がある分、また同じく両親が死んでるというロックオンから意識を掘り下げられていた分、意志が強かったフェルトが一喝するというのが、普段のクリシュティナとフェルトの関係から逆転していて面白かった。というか今回はここがほぼハイライト。
◇
セルゲイ中佐の出身はロシアというそのまんまの情報から、何故か中佐はいずれ肉弾戦でサンボを使って活躍する様が描かれるんじゃないかと夢想した。中佐に飛びつき腕十字を食らうティエリアとか。
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(草薙素子)
『戦闘』には勝ち続けてきたソレスタル・ビーイングが、実は『戦争』に対する免疫がないことが露呈。あいばさんの仰る『天上人のLv1飛空艇症候群』がモロに表現された第9話。
悉く戦術の裏をかかれるスメラギ女史や逆境でパニックに陥るプトレマイオスのブリッジクルーと対照的に、圧倒的物量を効率よく使いこなし、戦いの主導権を握り続けるセルゲイ中佐。同じ声優さんということで、陵南の田岡監督とダブったほどの名指揮官です。今回のサブタイトルは『逆襲のセルゲイ』で決まり。
前回明確に定義された「鉄火場知ってる/知らない」の二元論が今回またしても明確に。前回も「戦闘してるの地上だし」とノホホンしてたリヒテンダールが経験論至上主義の荒熊セルゲイの仕込みをスルーしてしまったり。鉄火場知らない勢と思われるティエリアが来週はピンチっぽかったりするみたいで楽しみです。まさかココのコメントで噂されてた通り、ホントにヴァーチェがキャストオフするのか?w
アレサンドロが国連のヒトってのは前から示唆されてましたっけ?王留美と黒幕談義=国連とCBの裏のパイプってコトで、地味に重要ポイントだと思うんですが。
あと今回の整備シーンで「デュナミスの中で仕事してんのは9割ハロ」説が更に濃厚にw
ハラショーセルゲイ。
ロックオン兄さんが若干死亡フラグを立てた気がしたようなしなかったような今回ですけど、序盤の人は双子の方割とかですかね?
平常時のCBパート、面白いんでもっとやって欲しかったですね。
戦闘パートはやはりガチで真正面からやりあうのはCBにはキツイと露呈。
個人的にはガンダムは自力でどうこうできそうだけど
プトレマイオスがどうやってこの状況を離脱するのかが見モノな気が。
っていうか、この世界もしかしていわゆるホワイトベースとかアークエンジェルみたいな
戦艦ってないのか。まだ作れないのかな。
クリスティナとかリヒテンダールがもろにLv1飛空艇症候群な感じでした。
目で見たものしか信じないセルゲイ中佐VS目で見なくても情報で予測できるスメラギさん、第一戦は予測に基づくエクシアの武力介入の前にセルゲイ中佐破れたわけですが、今回は実際に目でみて培ってきた経験に基づくセルゲイ中佐の戦法の前に、知識と情報で予測するのみのスメラギさん劣勢という図。スメラギさんはなんでも予測できて勝ち続けるスーパー天上人という位置づけではなくて、天上的に予測するがゆえのディスアドバンテージも抱えてる欠点もある等身大のキャラなんだと今回分かった感じです。
鉄火場知ってる/知らないの対照は、意外と早く知らない組に気付かされるイベントがきたという感じです。最終回くらいまで引っ張ってもよさそうな対立の構図だと思ってたんですけど、案外、1クール、2クール程度で回収されちゃうお話で、近いうちにティエリアとか王留美とかにも死や戦争の実感を知るイベントが来ちゃう気もしてきました。
ロックオン、かろうじて射撃関係の調整はハロにまかせるよりもロックオンが手動でやった方が速いという描写が挿入され、おまえら?ハロがデュナメス操縦してる説とか唱えてんじゃねえぞ?と僕らのような視聴者に牽正を入れてきましたが、まだ、射撃関係以外はハロ説は棄却されてません(笑)
優勢だったのは単独スペックを生かした電光石火の介入作戦によるからで、ガチで物量にものを言わせて展開された軍と真正面から戦争するには向かないというCB側のディスアドバンテージが設定された感じです。これで、極論すれば地上の三勢力が共同して物量にものを言わせればCB恐れるに足らずだと、そういうのも言いたかったのかと。
戦艦は無い世界っぽいですね。プトレマイオスはどういう理由からか武装は設置されてないという設定。この辺りは、エイフマン教授とかビリー・カタギリとかの科学者キャラがわりと重要に扱われてる作品なんで、作中の時間の中で技術の進展が見られるんじゃないかと予想しています。地上側にもガンダムが出てきたり、それこそ今は作中に無い宇宙コロニーが出てきたりとか、結構長い時間が作中で流れる作品の予感です。









