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 「ヴェーダにも予測できない、人のうねりというものがあるのか」(ティエリア・アーデ)

 『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』の、第14話「決意の朝」の感想です。
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 2クール冒頭ということで、オープニングとエンディングも一新しての、新章の導入エピソードという印象でした。

 とりあえずこれまで基本4勢力で混沌という状況で第1クールでは描いてきたのを、第2クールファーストエピソードでは、ガンダムチームVS三勢力連合という1カテゴリVS1カテゴリ構図の大きい戦闘のお話をやるつもりのようです。それに伴って、1クールで張った因縁通り、また新オープニングでも対立項で描写されてる通り、刹那VSアリー、ロックオンVSグラハム、アレルヤVSソーマをやると。ティエリアだけ対立キャラを削られてるのは、やっぱりガンダムマイスター組の中でも、ティエリアだけ特別なポジションなんだろうなぁ(2クール突入時点で一人だけ生粋の天上人で、過去描写が無し)。

 あとは、今回は簡単なポイント箇条書き感想で。

・沙慈くんとルイスママのお話一区切り。何の意味があったのかというと、沙慈くんの役割の一つである、過酷な戦争をやってる間も平和な所は平和という現代型戦争を風刺してるのと、第13話で、アザディスタン内戦を「歩み寄ることができる」という部分で落としたのにともなって、過酷な紛争の部分での歩み寄り話(アザディスタンの保守派と改革派)と、平和な世界での歩み寄り話(沙慈くんとルイスママ)とをシンクロさせて描いていたのだと思われる。
・力抜けって言われてるのに全力で敬礼してるソーマたんが可愛い。
・ティエリアの分析によると、第1クール終了時点での、ヴェーダの予測から外れてる事象は、デュナメスの高々度射撃をさらしたこと、ナドレをさらしたこと、そして刹那の存在。神さま的な万能存在の是非がずっとキーになってる作品ですが、今のところ全てを予測してるらしいヴェーダというのが神さま的存在最右翼なので、そこから予測外通告食らってるということは、刹那が何かしらデスティニーブレイカー的な存在という、わりと普通のお話なのかも。
・一方、アレハンドロはずっと刹那のガンダム信仰を批判する立場の発言が目立つ(彼はガンダムに頼りすぎてるとか)。今回も、ガンダムは神さまじゃなくて兵器と刹那の信仰を一蹴。ガンダム信仰というか神さま信仰をあざ笑ってるのは他にアリーなので、アリーとアレハンドロあたりが、刹那の対立項ポジションなのかも。
・刹那、マントを脱ぎ捨てるかのようなアクションで床屋のあれを脱ぎ捨てて、中から上半身裸がというエンディングはちょっとバカっぽくて惚れる。
・刹那がマリナさんの寝室に忍び込んで問答するシーンは、砂漠の王女様と少年兵というシチェーションでギリギリロマンスに仕上がってますが、例えば、ビリーカタギリがスメラギさんの寝室に忍び込んでいたりしたら、普通に通報されるであろうギリギリなアクション。
・ビリー→スメラギさん感情は分かるけど、スメラギさんの方はちょっとでも気があるんだろうか。まだ特定のカプがいないスメラギさんなんですが、ビリーはちょっと、こういうねちっこいアプローチしてくる男はイヤだ。
・誰かクリスティナとフェルトの百合同人誌情報お持ちの方いたら下さい。

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