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 「大人はキライだね」(リボンズ)

 『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』の、第15話「折れた翼」の感想です。
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 ガンダム4機VS世界。圧倒的な物量の前に劣勢の劣勢という所で、アレルヤにはソーマ、ロックオンにはグラハム、刹那にはアリー、ティエリアにはコーラサワー(笑)と、それぞれ地上側のエース級が終盤で投入されてきて、完全敗北となる流れが熱かった。

 そして、完全敗北の中、第1話冒頭の過去以来、刹那死の実感再びという所で、リフレインするように天上から降臨する新ガンダム。ガンダム信仰者の刹那はくるったようにガンダーム!と叫んで手を伸ばすんだけど、そのガンダムはあの日みたガンダムとは違い、黒い(赤黒い?)翼を持っていた……という絶妙の引き。第1話冒頭でガンダムに神を見て以来天上に昇ったはずで、見下ろすカットが多かった刹那が、再び地上から見上げる側に陥落するという、まさにサブタイ「折れた翼」通りの内容(「翼」は空を飛ぶために必要なものだから、それが折れた=天上から刹那が陥落したという暗喩と思われる)。

 この話を機会に、新エンディングのように、刹那達は天上から見下ろす側ではなく、再び地上から見上げる側になっていくのだと思われます。新オープニングからして、新ガンダム勢は月をバックに背負っており、現行ガンダム勢は地球をバックに背負っているという、地上(地球)VS新天上(月)みたいな構図なので、新ガンダム勢は刹那らと対立するようになっていくのではないかと。

 そもそも、太陽炉の光と思われる緑っぽい光が何かと作中是の象徴として描かれているので、それを纏っていた第01話冒頭のガンダムと、今回の黒い(赤黒い)光を纏ってる新ガンダムとは明確に違うわけで。さらに言えば、新エンディングが、天上を飛ぶために必要な羽根が上述した緑色の粒子に変わり、それが天上に昇っていくのを、沙慈&泣いていたルイス、マリナさん、そして最後にはマイスターズ4人が共有して「見上げる」というエンディングなので、第1クールは基本的に見下ろす側のマイスターズVS敵サイドという構図だったのが、今クールでは見上げる側のマイスターズVS敵サイドという風に逆転するのはかなりの程度暗示されていると思われる。

・あと、新エンディングで気付いたのは、最後に一瞬地上にささったハサミがカットインして、天上を見上げる四人でフェードアウトするというのは、ハサミ=人を傷つけることができる武力……は一旦地上に置いて、皆で空を見よう……というような意味なのだと思われる。「天上から見下ろす側の正義VS地上から見上げる側の正義」の混乱を象徴していた天地が回転する映像からはじまる前エンディングに比べて、登場人物達にできるのはただ天上の方向を見上げるだけという、だいぶ趣深いエンディング。
・上述のような要素から、今まで見下ろす刹那と見上げるマリナさんの構図でずっと描かれ続けていた刹那×マリナが、刹那とマリナさんで同じ方向(天空)を見上げるカットが入るのが、たぶん作中の最クライマックス。どこで使ってくるのか、今から楽しみにしています。
・リボンズの声が(たぶん)アムロの人で、リボンズは「Reborn(生まれ変わった)」っぽい。今回の「大人は……」の台詞もなんだかアムロっぽい。第01話冒頭のガンダムはとってもファーストガンダムっぽいというのは何か意味があるんだよね?

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