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 「デネブ!椎茸入れんな!」(桜井侑斗)

 仮面ライダー電王の最終回のメモ感想です。
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 すごい後味の良い最終回でした。お別れエンドなんだけど、切なさよりも清々しさが残留しているという。

 ぶっちゃけ、小林女史脚本繋がりでは、龍騎では同じ時間を共有してるんだけど皆お互いを覚えていない、平和な時間は訪れたけど物語で培われた関係性は消えてしまった……という切なさで締めくくったのに対して、電王は、離れた時間を生きていても、記憶で皆は繋がっている(覚えている)、物語で培われた関係性は消えないという形で締めくくったんじゃないかと感じる。同じ小林脚本で「時間」を扱ってる二作品。思わず対照させてしまいます。

 ただ、やっぱり小林さんの脚本っぽいと思ったのは、龍騎も訪れた平和な世界は神崎兄妹の犠牲の上に成り立っている、あれだけ描かれた神崎兄妹がラストの平和な世界では消滅しているという切なさがあったように、今回も守られた時間の影で、大人桜井さんはひっそりと皆の記憶から消えている(これは侑斗が桜井さんの分の最後のカードを使ったからなんだろうか)という部分に、受信する人はどうしようもない切なさを感じる部分だと思った。最後に愛理さんと心通わせながら消滅する桜井さんを描いたあの短いシーンで、この作品のランクが2〜3レベルアップした気が個人的にはしています。

・良太郎のモモタロスへの願い。最後まで僕と戦ってを受け入れるモモタロス。モモと並列に並んで駆ける良太郎の絵で、弱くてモモの力を借りないとバトル的には何もできなかった良太郎の、物語の末の成長の絵が。クライマックス1。
・侑斗、カードが無いまま、「過去が希望をくれる、やるしかないだろ」と、生身で大立ち回り。何気にここが一番燃えた。
・ナオミはできる娘で、キンタロス、ウラタロス、リュウタロス、モモタロス揃い踏み、ジークまでやってくるというサービスに、大人桜井の存在を消してしまうであろうカードを使って最後の変身をする侑斗、デネブ。そして、最後は皆の力を使って戦う良太郎。カーテンコールとバトルクライマックスを兼ねたような、スーパークライマックス。全員の力を使った最後の「オレの必殺技」は燃えた。
・モモ〜リュウ4人、消滅せずに残留。細かい設定はともかく、挿入されたオーナーの語りからすると、これまでの良太郎と皆の物語の中で形成された新たな記憶が、皆をつなぎ止めたみたいな感じ?
・ライダーパスを返還しての、良太郎の日常への帰還。皆とのお別れ。流れ出すオープニングテーマと共に、自転車で疾走する良太郎と清々しく別れていく皆の絵。記憶で過去〜現在〜未来が繋がって時間が守られているなら、きっと皆と繋がっているから、そういう意味でお別れではないという清々しいラスト。大団円。

 電王良かったなー。見逃してる話とか、見てない劇場版とかあるから、いつか機会を見てゆっくり見かえしてみよう(^^;)

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