ブログネタ
ガンダム00(ダブルオー) に参加中!
 「予想が外れて嬉しいこともあるのね」(スメラギ・李・ノエリカ)

 『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』の、第16話「トリニティ」の感想です。
 ◇

 とりあえず、ソレスタルビーイング側の状況整理。
 ざっと、

・プトレマイオスクルー&マイスターズ
・トリニティ
・普通の監視者達
・アレハンドロ・コーナー
・ヴェーダ

 の5つの思惑を異にする存在がある気がする。

 そもそも、プトレマイオスクルー&マイスターズの中でも、これまでは他の人達とヴェーダ至上主義のティエリアには温度差があったんですが、この前の「ヴェーダにも予測できない人のうねりが……」の見上げるカットの所から、今回のヴェーダからも知らされてないトリニティらの存在を突きつけられたことで、ティエリアもどちらかというと、「不完全」を認めなければいけないポジション(地上も知っている/認めているポジション)に移行した感じ。その辺りは、何らかの過去から絶対に外さない予測をすることにこだわっていたスメラギさんが、今回「予測が外れて嬉しいこともあるのね」と言ってるのに近い。完全な予測、完全なヴェーダといったものを志向していた所から、どうやら世界も自分達も不完全らしいという方向に移動してきたのがこの二人という印象。刹那、アレルヤ、ロックオンの三人は、既に散々個人的に動いていて不完全な存在として描かれているので(今回監視者達がジャッジしてた問題行動を起こしてるのはこの三人、ロックオンは直接は起こしてないけど、刹那とアレルヤが問題を起こした時に必ずフォローに回ってるので同類)、概ね、プトレマイオスクルー&マイスターズ4人は、神的、ヴェーダ的、完全的なモノにはなりきれない不完全な人達という括りで括れる勢力だと思います。

 で、そんな不完全な彼らに対して、プトレマイオスクルー&マイスターズを批判するポジションとして、トリニティが現れるわけですよ。天上人だったはずのプトレマイオスクルー&マイスターズをさらに見下ろすという超天上人的な彼らですが(名前からして、天使の名を冠してるマイスターズのガンダム勢よりも、神・キリスト・聖霊で三位一体のトリニティの方が上位存在な感じ)、第5話の人命救助や、基本的には人を殺さない姿勢、アザディスタンでの刹那の聖者行進などを、甘いと批判しています。ニュアンスからして、もっと武力を全面に押し出してイイというのを感じるので、そこは、この前アレハンドロが言っていた、「ガンダムは兵器」をより体現しているキャラ達と言えるんで、ガンダムにもっと特殊な信仰を持っている刹那と対立していくのはほぼ明らか。あと、新オープニングではティエリアとも戦ってる感じなんですが、ティエリア的にもヴェーダは絶対、ヴェーダにないこいつらは敵な感じで、夢の刹那・ティエリアタッグが見られそうな感じ。今回で気付いたけど、刹那としてはガンダムは神、ティエリアとしてはヴェーダが神、みたいな感じで、だけど二人ともそれらを信仰してるだけではどうしようもない「うねり」に巻き込まれていって落ちていくという点では似たもの同士のポジションのキャラなんだよな。

 そして、普通の監視者達。ヴェーダにはアクセスしてるけど、今回のトリニティに関しては知らなくて、ソレスタルビーイングに対して拒否権は持ってるけど、あんまり全体像は把握してないっぽい、ちょっとしょぼい印象をうける人達。

 で、そんな中に、一人別格で何かを知っていて、何らかの計画を実行してるっぽい、他の監視者達よりも抜け出てるアレハンドロがいると。前述したけど、ガンダムは武力という思想を前もって語っていたことからトリニティのことも知っていたっぽいし、それをその他の監視者に承認させて、「計画通り!」というのが今回のアレハンドロの立ち位置な感じ。刹那のガンダム=神をあざ笑っていた点で刹那の敵になるだけでもなく、ヴェーダとも違う独自の何かを考えてるフシがあることから、ヴェーダ絶対主義のティエリアとも対立するポジションになるような感じ。

 で、最後に全てを知っているらしいヴェーダなんだけど、今回のトリニティは予測していたんだけど、他の監視者やプトレマイオスクルー&マイスターズには教えていなかったのか、それともヴェーダにとってもちょっと予測外のことなのかは、まだちょっと不明。エヴァ知ってる人にだけ分かる例で申し訳ないけど、ヴェーダ&普通の監視者達がゼーレで、アレハンドロがゲンドウ、みたいな感じだよね。そして、プトレマイオスクルー&マイスターズがミサトさんやシンジくんというか。ヴェーダ&監視者組でも、普通の人達とアレハンドロは思惑を異にしているらしいという。アレハンドロの傍らにいるリボンズが(Reborn:生まれ変わった)の意味っぽいことも含めて、プトレマイオスクルー&マイスターズが知らないヴェーダの計画、さらにそれとも異なりそうなアレハンドロの思惑っていうのは、結構人類補完計画的な無駄に壮大でSF的なものなような気もしてきた。

 まあ、全体的には、そういったワケ分からないこと考えてるっぽい上部と、それに抗う形で刹那・ティエリアタッグが実現しそうなフラグが立ち始めてる点に燃えを感じる所。

・釘宮理恵さんボイスのネーナ・トリニティ登場
 釘宮さんボイスは僕的に『学園アリス』の蛍、『マリア様がみてる』の瞳子以来なんですが、相変わらず破壊力が高い。そして、巨乳(スメラギさん)、貧乳(マリナさん・ソーマたん)に加えて、美乳(ネーナ)を投入したのか?とちょっと思ってしまった罠。
・「ミサイルじゃない?」
 ソーマたん困惑。ファンネルも作中世界初登場の模様。ソーマたん、明らかに戦力的に劣勢のまま、健気に頑張るよなぁ。今回も仲間を案じていたし、超兵機関の同胞にも仲間意識があって、それをさらに同胞の超兵であるはずのアレルヤに破壊されたのに複雑な感情を持ってるみたいだし(あの回はアレルヤ自身の自己否定だったけど、同時にソーマたんも否定されたことになる)、この娘には本当幸せになって欲しいよ。こう、ファンネルに対抗するスゲー武器とか補給されないかなぁ。ロシアの荒熊的な武装とか。

→DVD5巻も登録

機動戦士ガンダム00 5
機動戦士ガンダム00 4
機動戦士ガンダム00 3

機動戦士ガンダム00 2
機動戦士ガンダム00 (1)

→前回:第15話「折れた翼」の感想へ
→次回:第17話「スローネ強襲」の感想へ
機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)感想のインデックスへ