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 今週の「魔法先生ネギま!」タイムリーマガジン掲載分ネタバレ感想、203時間目「魔法少女・ユエ」の感想です。
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 「あの人」のような魔法使いになるといって記憶を喪失している夕映が頑張ってる絵(箒での飛行、というか浮くのに成功したらしい)からネギの修行の場面に繋がってる点から、夕映→ネギ→ナギ……みたいな憧れ連鎖が見て取れるわけですが、「あの人」とか神々しい感じで美化されてた所で、ネギの方はわりとコメディタッチなしょうもない修行をしているのが面白かった。この辺りはネギ→ナギの方も同じで、ネギはかなりの程度理想像としてカッコイイお父さんを追ってるわけですが、挿入されるナギの描写はコメディタッチのものばかりという。憧れてる方が思ってるほど、憧れられている方は自分的にたいしたことはしてなく、自分なりに生きてるだけということなのかも。

 何にせよ、修行パートにネギと夕映(ユエ)とで平行して行われているという構図を持ってきたのは面白いです。戦闘力、特殊能力的に既にかなりのハイスペックにある他の仲間達と比べて、未熟を自覚して向上心に燃えている夕映はこのポジションに適任。上で書いた夕映→ネギ→ナギ描写からも読みとれる感じですが、夕映は昔のネギみたいなポジションを意図して最近描写されてる気がします(図書館に籠もって魔法を猛勉強していた頃の幼ネギの絵なんかと、今回の猛勉強する夕映の絵はだいぶ重なる)。そういう意味で、ネギと夕映も似た者同士。仲間合流時に大きいバトル編があると思われますが、地道に頑張ってなんらかのレベルアップを果たした夕映がいいポイントで活躍というのはカタルシス大きそう。

・後は、ここで夕映に魔法世界のことを勉強させることで、後半で夕映を魔法世界の設定説明役に使うのかな。あんまり、アカデミックな方向での魔法世界の設定を読者に解説できるキャラがいない気がするので。ラカンさんとかはそれなりに知ってるんだろうけど、いきなり難しい設定を語り出すタイプのキャラではないので。

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