2008年02月23日
機動戦士ガンダムOO/感想/第20話「変革の刃」
イオリア・シュヘンベルグ(ヴェーダ)−トレミー組のCB直系ラインと、それに介入しているアレハンドロのラインとで、どこまで思惑が同じでどこから異なるのか気になる。
CBを敵として、世界が一つにまとまっていく所までは、トレミー組側もアレハンドロ側も同じみたい(第2話時点で世界の憎しみをCBに向けることが目的みたいなことをスメラギさんもアレハンドロも言っていたし、今回計画の第一段階が完了というロックオンの台詞から、CB組マイスターズも自分達を敵にして世界が一つになっていく所までは想定済みらしい)。だけど、トレミー組としては、三陣営にGNドライブが渡ることまでは想定外で(ヴェーダ最右翼のティエリアが知らなかった)、アレハンドロの方はそれが予定通りと、そんな感じ(ヴェーダから三陣営に渡ったGNドライブの情報を取ってきて流せたのは、ヴェーダが改竄されてる事実にティエリアが驚く所で前回アレハンドロがカットインしてることから、リボンズ経由でアレハンドロがやってるのが有力)。
自分達を敵にして世界をまとめあげた後のステップがイオリア直系とアレハンドロとで異なる感じなのかな。まだだいぶ予想の段階ですが、エイフマン教授が当初イオリアの目的は未成熟な人類が宇宙に出ることに警鐘を鳴らすことではないかと言っていた点、スメラギさんらは追加武装まで持ってきて、一つになった地上世界を天上から迎え撃つ気でいるらしい点、前回、ロックオンからガンダムが世界の抑止力になれば……的発言があった点などから考えると、むしろイオリア直系のトレミー組の方が、まとまった世界を天上から抑止力として押さえつけて紛争根絶状態を作るのが目的で、アレハンドロ側の方が、まとまった世界がCBを打倒して(そのためのGNドライブ譲渡)宇宙に出てきて欲しいと思っているのかも(アレハンドロ自身今回宇宙に出てきたし)。そうなると従来のガンダムシリーズ通り、実際には今回のガンダムも地球主義者VS宇宙主義者の対立の構図って感じ。地球の重力に引かれたままでいろ派と、宇宙に出てニュータイプに可能性でも見いだそう派の対立というか。
でも、作中で肯定的に(というか物語序盤から視聴者が視点をあわせやすい存在として)描かれてると思われる、沙慈くんやマリナさんが、今は地べたを這いながら、ふたりともいつか宇宙へ……的なことを言ってるんだよなぁ。沙慈くんに至ってはルイスの想いまで託されちゃったし。そう思うと、宇宙に出ようとする意志を押さえつける方が刹那サイドというのはだいぶ違和感。それともまだ物語中盤だからこの構図なのであって、最終的には刹那らも沙慈くんやマリナさんと気持ちを一つにして宇宙を目指す的になるのかなぁ。
地球(地上)VS宇宙(天上)の対立からいくと、沙慈くんやマリナさんの他に、グラハムががっつり地上人のままなのが熱いと思った。今回(おそらく)アレハンドロ陣営からGNドライブという宇宙・天上へのキップが地上人にばらまかれて、荒熊中佐やソーマたん、コーラサワーなんかはわりとノリノリでそのキップを手にしてガンダムすごい!これで僕らも天上人になれるかも的なオーラを出してるのに対して、グラハムだけは、そんなキップいらん、俺は地上人が作ったフラッグで戦うと宣言してるという。上述したように、何者かが人類を地球(地上)から宇宙(天上)に上げようとコントロールしてるフシがあるのに対して、その力にグラハムは一人抗ってるというか。このスタンスがどうこの地上VS天上の構図に反映されるのが楽しみ。物語の末にやっぱりGNドライブを受け入れて、沙慈くんやマリナさんと同じようにグラハムも天上志向へ変遷していくというのでも面白いし、最後まで地上のグラハムとして戦い切るというのもそれはそれでメラカッコいい。
そんな感じで、事実上これまで劣勢だった地上人サイドが、憎らしくキャラづけされたトリニティ組天上人に逆襲するという燃え展開だったんだけど、そこにそれをコントロールしてるらしい意志の存在を暗示させることで(結局、その存在から与えられた力(疑似GNドライブ)で、その存在の予定調和の中での逆襲劇的なオーラが出てる)、むしろその意志を拒否してみせたグラハムに燃えたという回でした。与えられた疑似GNドライブを使っての逆襲劇が必ずしも肯定的に捉えられないっていうのは、冒頭の疑似GNドライブに基づくガンダム関係のビームには毒素のようなものが入ってる、ルイスもそれに蝕まれているという辺りからも察知できる部分だしね。
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ルイスの左手再生の件は、刹那達トレミー組が使っている本物のGN粒子に実は別の用途があって、それが突破口になったらいいなーと思ってます。
グラハムカッコよかったですよね。コントロールしてる何者かの存在のおかげで、実際に逆襲バトルをしてる荒熊中佐やソーマよりも、何もしてないで語ってるグラハムに燃えてしまうという特殊な状況でした。
ルイスの左手にCBが最後に関係する展開はあるかもですね。そもそも、人工生命に関する何らかの技術をCBが持ってるのは明らかなので、現在はそれを戦闘のために利用してるけど、生命を救うために利用しようじゃないかと最後に反転するというのは、想像するとだいぶきれいです。
しかも、それ用のMSまで用意されていたとは。
もしかしてこのMSは、ヴェーダとリンクしている?
と、すれば、ナドレのあのシステムでコントロールが可能って事に。
ラストで、アレハンドロとリボンズがヴェーダの本体の所へ行ったのは、あのシステムを手に入れるためなのかもしれませんね。
それにしても、リボンズは何者なのでしょうね?
私は、ティエリアの失敗作で、そのためにCBに追われたデザインヒューマンだと思っているのですが。
>ナドレのシステムでコントロール可能
それ、ありそうですね。そして、一人フラッグを選んだ我らがグラハムのみコントロールされずに、獅子奮迅の活躍を見せると。でも、ナドレは普通に刹那達のガンダムもトライアルできるっぽいので、それだと自由に動けるのマジでグラハムだけに(笑)
リボンズはCB関係の人工生命まではほぼ確定だと思います。ただ、ティエリアにアクセスできない領域を作る形でヴェーダをハッキングしてたフシがあるので、失敗作よりむしろ上位存在……か、プロトタイプゆえに色々アドバンテージがあるか…とかですかね。声優繋がりで物語冒頭のオーガンダムに関係してる気がするので、長寿を生きてるプロトタイプ説なんかを今思いつきました。
絹江女史死亡……。アリー・アル・サーシェス、俺は誤解していた。一時でもアンタにヤザン・ゲーブルを重ねていた自分が許せねェ。トリニティによるルイス負傷すら冷静に視聴した私も、今回ばかりは久々に義憤を覚えました。何とも巧妙で憎々しい筋書きです。
追記。前日の金曜ロードショー(『耳をすませば』)で若き日の(?)スメラギ女史の声を拝聴。微妙な歌唱力が生々しい雫の歌声に、時の流れを実感した夜でした。
明確な描写は無かったんですけど、子どものソーマはともかく、セルゲイ中佐の方は何かしらコントロールしようとする意志が働いているのに気付きつつも、敢えて軍人の責務を真っ当すべく新型に乗ったんだと思いたいですよね。そうじゃなくて、何者かに翻弄されたあげく最悪そのまま死亡とかだと、急速に荒熊株が下落してしまいます。
絹江さんはまだ生きてるような気がしますけどね。エイフマン教授との役割の差別化の観点、得た情報を日常側に伝える役目として格好のキャラである点などから想像するに。まあ、かといってあの状況で誰が助けるとかは分からないんですけど。
「耳をすませば」は名作です(>_<)
雫(>_<)
スローネドライの広域フィールドとかでも微量の毒素が出ていそうですよね
放射能障害ネタみたいなものもこれから出てきそうですよね…
逆に、そのビームの影響が、人類を物理的に進化させる要素になるとか?
さすがにそれは無いと思いますが…
(込み入った展開になりますし)
4/4(金)〜 26:15〜26:45 東北放送
ガンダム00も良いでしょうけれども
きっと面白いですからぜひごらんアレ
http://freemv.b-ch.com/prom/macross_f_02_1m.asx
ビームに含まれる毒素が物語上どこまで重要な要素かまだ分かりませんが、少なくともポジティブな要素ではない感じです。
>セクターさん
マクロスFはまったくチェックしてなかったんで見るかは分からないですが、はじまるまでに公式サイトくらいはチェックしてみますね。






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