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 新連載の古味直志さんの「ダブルアーツ」がたいへん面白かったです。
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●ダブルアーツ

 別枠で感想記事を書きました。こちらからお読み下さい↓。

「ダブルアーツ」の感想

●バリハケン

 感想を休んでいた間に始まった新連載の一つ。

 ミスフルが終わってから一回掲載された読切が、主人公が美少女にハーレム的に囲まれるタイプのアキバでオタクを意識したタイプの漫画だったと記憶してるので、そこからさらにメタに、アキバやオタクを扱ってること自体をネタにした漫画に昇華させて挑んだ連載という感じ。

 つまりは一歩引いてオタクネタを楽しめるくらいのオタク云々に関する基礎知識が必要という、わりと受信できる読者の範囲が狭い漫画だと思うんですが、作中でも言及されてる通り、コミケカタログの裏表紙に集英社が堂々とジャンプスクウェエアの広告を載せるようなご時世なので、もはやジャンプ読者≒コミケ行くくらい、つまりはこの漫画をメタに楽しめるくらいのオタク層もだいぶいると考えていいのか。

 内容は普通に楽しんで読んでます。構成的にも、今話の、アキバの風景とヤンキーの風景とがシンクロしながら連鎖で繋がっていく部分とか面白かったです。アキバも、ヤンキーも、なんつーか真っ当に生きられない人間が、そのパトスの矛先として求道できるサブカルチャーな体系を選択したという点で似ているなんて、深読みしてしまった。

●アイシールド21

 関東大会編決着。ラストは、栗田の経験の分で勝利という、天才(というかデフォルトでスゴイ)の蛾王VS努力、積み重ね(経験)の栗田という、神龍寺戦の天才阿含VS努力の栗田という構図とほぼ同じだったよなという印象を持ったんですが、感想書いて無かった間の、少し前の、ラストのデビルバットダイブに行くと見せて……のセナとヒル魔のアイコンタクトの対話の部分がかなり好きだったんで、総じて読んでて良かった決勝戦という印象になってます。

 オマエはよくやった、負けたのはケガのせいだから……といった一切の言い訳を拒絶して勝利を目指すという点で、セナとヒル魔がニュータイプ的に解り合ったっていう場面にエラく感動しておりました。

●BLEACH

 隊長格勢揃いの絵はストレートに燃えました。こういう見開きの決めゴマのカッコよさこそ、BLEACHの魅力。

 ジジイがセンターとか熱すぎる。両サイドに狛犬とオッサンですよ。美形の二次創作で人気がある作品としては挑戦的な配置です。両サイドの日番谷と砕蜂に美形分が委ねられています。

 つーか、狛犬VSドレッドの人、乱菊VSギン、日番谷VS藍染って感じで、作中で一番因縁ある者同士が空座町側に集まってるんで、むしろこっちをメインで突っ切って欲しい感じ。一護はウルキオラ相手に完全燃焼してもらって、無理して藍染を相手にしなくてもという展開で。それくらい、日番谷VS藍染が見たい。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 いよいよネウロのパワーがほぼ尽きたってことで、本格的に多様な人間VS純化した血族のバトルという展開になりそうです。

 前回の話とか、テラは人間の無能が潜在的に嫌になってた所に優れたシックスと出会って覚醒みたいなお話だったんですが、基本的には超優れてる血族と、バカな既存の人間とが対立してるという構図。だけどネウロ的には、バラバラではバカな人間でも、適材適所で配置すれば有力な手駒として機能することを知っていると。そこに持っていくために、血族との本格的なバトルに入る前に、今まで弥子とネウロが出会った面々の至らないけど多様な様をエピソードとして掘り下げておいたと。

 バカ代表の石垣さんの力が適材適所で発揮されたのが最後の要因になってシックスを倒すとかだと燃えるんですが。

●ぬらりひょんの孫

 感想を休んでいた間に始まった新連載のもう一つ。

 主人公側の力が組織、集団の力で、小物妖怪を組織力や権威の力で踏みつぶすというのが結構面白いと思いました。最近は、どちらかというと、世相を反映してか集団や組織に反逆する個人の方を主人公にした作品が多いような気がするので。

 雪娘みたいな子が可愛いです。

●こち亀

 ブレインダンプ&マインドマップ作成みたいな感じで、僕も一ヶ月に一回くらいは必ずやってます(自己分析とはちょっと違うんですが)。

 両さんクラスのマップが描ける人には憧れるなぁ。あれくらい多様で枝はに別れてると、枝と枝が融合して化学反応を起こして新しいアイデアが沸いてくるのですよ。両さんのアイデアマンっぷりと商才はフィクションながら憧れます。

●サイレン

 望月朧がカリスマ性を振りまいてる所で、極限状況下ではこういったリーダー的な役割を演じる者が自然に出てくるという、「蝿の王」や「無限のリヴァイアス」のノリでの面白さを感じました。絶対、この作品もそのうちサイレンに飛んだ者の中での同士討ちが描かれるよなぁ。

 日常パートが面白かっただけに、サイレンパートも楽しみ。日常パートで掘り下げられた雨宮さんの世界との距離感とか厭世観が今回のサイレンパートにもかかってきて掘り下げられたら面白いんじゃないかと。

●To LOVE る−とらぶる−

 恭子本格参戦。

 これは、たぶんマジカルキョーコも実体化して、金色の闇に次いで、「BLACK CAT」からのパラレルゲストキャラとしてヒロインに収まるんじゃないかと。

 「BLACK CAT」11巻のキョーコ×イヴな百合表紙あたりから矢吹先生の「To LOVE る−とらぶる−」への道が開け始めていた気がしますが、作品を超えてキョーコとイヴ再び出会うとかだったら面白そう。美少女漫画だから美少女キャラ優先ですが、もういっそ、「BLACK CAT」最終巻で書いてたように、トレインとかも「To LOVE る−とらぶる−」に出しちゃえばいいのに。

 アニメは数話は興味で視聴してみようかとも思ったんですが、やっぱり仙台ではやらないっぽいですorz。

Black cat (11) (ジャンプ・コミックス)

To LOVEるーとらぶるー ララ 1/8組立済完全彩色フィギュア

To LOVEる-とらぶる- 西連寺春菜 1/8組立済完全彩色フィギュア

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