2008年03月29日
機動戦士ガンダムOO/感想/第25話(最終回)「刹那」
見上げるアレハンドロを、見下ろす刹那がぶった斬る構図の所で、最終回にきてやっぱり第一期は刹那は天上人として行動していたという風にポジションを設定。で、アレハンドロ倒してこれで終わりか……という所から、その後の展開で、最後の最後にサプライズ的に地上人オブ地上人のグラハムが、下から見上げる構図でGNフラッグで見下ろす天上人刹那に突撃してくる所が熱かった。
後は、ガンダムのクライマックス恒例の、お互いの主張を絶叫しながらの撃ち合い、斬り合い。
地上人の主張代表のグラハムVS天上人の主張代表の刹那、という激突で第一期を締めくくってくれました。無駄に、アザディスタンで遭遇してた時の、見上げるグラハムに見下ろす刹那の構図とかフラッシュバックさせてる演出意図とかがニクイ。
「世界などどうでもいい!己の意志で!」(グラハム・エーカー)
「貴様だって世界の一部だろうに!」(刹那・F・セイエイ)
細かいロジックのやりとりを置いて単純化すれば、グラハムは世界云々じゃなくて、己の意志、やっぱミクロだろ、ミクロ!って主張してて、刹那は、世界全体をどうこうしたいんだ、マクロだろ、マクロ!って主張してるんですね。
まさに、これまで25話分で積み上げてきた、見上げる構図と見下ろす構図の対比演出や、実感するか俯瞰するかの認知の対比にまるわるテーマだとか、ミクロかマクロか、といった対立要素を、最後にグラハムと刹那がそれぞれ背負って、一騎打ち。思想と思想の背反をがっちりお互いが背負って最後にバトルというのも、ここまで来ると爽快です。
そして、ガンダム作品なんで、当然のようにどっちが正しいとどっちかが勝利することなく、両者ボカーンで決着。結局何が正しいんだろうねと視聴者に問いかける感じで第一期は締めて、エピローグは第二期、各種インタビューで水島監督がOOのコンセプトだと明言してた破壊と再生のうちの再生がはじまった所までを描写して、「つづく」な感じで終幕。堪能いたしました。
地味に、最後にグラハムと刹那の対立で表現してたミクロとマクロの対立とかを超越して、やっぱり生命って、生きることって大事だよねという生命賛歌が、たぶん圧倒的な作中是として随所に挿入されていた作品だったんですが、最終回でも荒熊中佐を想うソーマの所でその辺りを表現していたのは良かったですね。最終回はここが一番感動しましたよ。第五話の人命救助に代表されるように、荒熊中佐は生命の大事さを知ってる作中是のいい人なんで、ここでソーマに助けられるというのは大変良かった。そして、世界のためにガンダムを倒すのではなく、自分の、
「できません。中佐がいなくなったら、私は独りになってしまう」(ソーマ・ピーリス)
という感覚の方を優先してしまうソーマという図で、主要キャラでは実感を持つ描写がまだなかったソーマが、実は荒熊中佐を大事だっていう実感を獲得していたという風に実感のテーマにも繋げてまとめているという。この子はきっと最後まで生き残るね。
●第一期のコンセプト
もう、コメント欄では沢山語り合っていたことですが、だいたい的中した感じで、ガンダムOOの第一期は、これまでのガンダムシリーズでは第一話が始まる前に前提になっていた部分を、あえて物語化してみようという感じだったんじゃないかと。
ガンダムシリーズはファーストガンダムに代表されるように地球VS宇宙の戦争の構図の物語なんですが、そこには、あらかじめ地球は地球である程度一つにまとまってるという前提があったわけですよ。そこを、まだ一つにまとまる前の物語としてOO第一期では描いたからこそ、ラストは、地球が一つに統一されて地球連邦が出現した所で終わったという。
だから、従来のガンダムシリーズの要素が意外となかったOO第一期だったんだけど、そういった要素が出てくるのは、第二期からだと。ここからがガンダム。地球連邦、スペースコロニー、仮面の男(グラハム?)、人類の革新というテーマ(リボンズが口にしたイノベイターという言葉なんかから)……などなどという、これぞガンダムという要素を随所に散りばめながらの、第二期へと繋ぐエンディングだったと思います。仮面の男は楽しみだな。グラハムだったら、めずらしく暑苦しい仮面の男になりそうです。
●そんなこんなで
ガンダムOO第一期終了です。半年間感想にお付き合い頂きありがとうございました。第二期も感想は書きますが、ささやかなお願いとしましては、第二期が開始するまでは、引き続き「コードギアス反逆のルルーシュR2」の感想でお付き合い頂けたら幸いです。かなり、OOを視聴してる人はコードギアスR2も視聴すると思うので。
来週日曜日のR2第一話からさっそく視聴して感想書きます。検索エンジン経由で、週間PV9000あまりまで行ったことがあるという、日本一と思われるコードギアス反逆のルルーシュ(R2)の感想トラックバックセンターを運営しておりますので、ふるって感想トラックバックをお送りください。それなりの数、あなたのブログにアクセスが飛ぶと思います。また、読みオンリーの読者の方も、感想のインデックスとして利用して頂けたら幸いです。
そんな感じで、引き続き感想コンテンツでお付き合い頂けたら、大変嬉しいです。ではでは<(_ _)>。
→Blu-ray Disc版が登録
機動戦士ガンダム00 5 (Blu-ray Disc)
機動戦士ガンダム00 4 (Blu-ray Disc)
機動戦士ガンダム00 3 (Blu-ray Disc)
機動戦士ガンダム00 2 (Blu-ray Disc)

機動戦士ガンダム00 1 (Blu-ray Disc)
→DVD7巻も登録
機動戦士ガンダム00 7
機動戦士ガンダム00 6
機動戦士ガンダム00 5

機動戦士ガンダム00 4
機動戦士ガンダム00 3
機動戦士ガンダム00 2
機動戦士ガンダム00 (1)
→「コードギアス反逆のルルーシュR2」感想&トラックバックセンターへ
→前回:第24話「終わりなき詩」の感想へ
→次回:セカンドシーズン第01話「天使再臨」の感想へ
→機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)感想のインデックスへ
【コンタクト】
<WEB拍手を送る>
<メールフォーム>
【最近の活動】

西田さんの『趣味起業バイブル』に音声対談で参加させて頂きました。
レターには書いて無いですが購入者限定ページの第9部の番外編より、オリジナルの個人誌販売で稼げるようになるまでの流れを、実際の僕の経験を踏まえてお話させて頂いた対談音声ファイル(MP3:40分)をダウンロードできます。
僕のリンクから購入するともれなく僕のイーブック購入者用限定ページに入れるURL(参加権とお考え下さい)もおまけで付きますので、ご注文の際は是非以下のリンクをクリックして、レターページからお申し込み下さい。
●「趣味起業」〜趣味で楽しく稼ぐ方法〜
【メールマガジン】
アマチュアとプロの境界がボンヤリしてきた今日この頃。
個人でも楽しくモノ作りをしながらしっかり稼いでいる方法が読めば分かります(^^)
【イーブック】
創作活動で収入を得るのが、最近簡単になってきました(^^)

『WEBで収入と創作を加速させる方法』バックナンバーイーブック
【ブログの目次】
▼色々な作品の感想
→アニメ
コードギアス反逆のルルーシュR2/マクロスフロンティア/機動戦士ガンダム00/劇場版空の境界/ツバサ TOKYO REVELATIONS/ヱヴァンゲリヲン新劇場版
→漫画
少年ジャンプ/ダブルアーツ/ツバサ@マガジン/ツバサ@コミックス/XXXHOLiC@コミックス/魔法先生ネギま!@マガジン/魔法先生ネギま!@コミックス/その他漫画色々
→少女創作
マリア様がみてる/Yes!プリキュア5GoGo!/テレパシー少女蘭/Yes!プリキュア5/学園アリス
→本
涼宮ハルヒシリーズ/空の境界/その他読書色々
→その他
Fate/stay night[Realta Nua]/ひぐらしのなく頃に/リトルバスターズ!/KEY作品/その他映像/その他音楽
→過去感想
ガンダムSEED-DESTINY/涼宮ハルヒの憂鬱アニメ版/CLANNAD-クラナド-/らき☆すた/狼と香辛料/ツバサ・クロニクル第2シリーズ/ふたりはプリキュアスプラッシュスター/ふたりはプリキュアMaxHert/仮面ライダー響鬼/武装錬金
▼管理人
→ぷろふぃーる/創作活動情報/コラム
▼サイト
→メインサイト/少女創作ブログ
▼Advertisement
→<Creation>DVD付初回限定版「ツバサ」27巻/DVD付初回限定版「×××HOLiC」15巻
→<Business>●一番お勧めしているネットで稼ぐための教材/Under 25 Seminar フリーDL
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
アニメ観て、マジで手に汗握ったのはDESTINYの「悪夢」以来です。トランザム使い切ったところへ登場するラスボスとして飛んで来るグラハムとか、なんて俺の大好物。
で、次期への繰り越し組として、地球連邦のソーマと、CBのネーナの激突を予想できるとして。
王位を追われて彷徨した末に、人心掌握ではなく戦士の才能に目ざめたマリナ、参戦してほしーなー。彼女が00ガンダムに乗っちゃえばいいよ。
うん、100%ネタで書いたけど、そんなだったらブルーレイ買ってもいい。
一番うれしかったのはやはりコーラサワーが生きていたことでしょうね(笑)
あいばさんが仰っていた通り、コメディ的な要素であるコーラサワーは二期でも続投のようですね。いやー、よかったよかった!!
アレハンドロはやはりリボンズに操られていた道化でしかありませんでしたね。
自分が上に立っていると思い込んで、その実、上には上がいた(しかもその存在はすぐ近くにいた)という展開が実に爽快でした。
終盤で地球連邦という言葉が登場してくるとは思いませんでしたね。
てっきりSEEDと同じく「地球連合」にすると思いきや・・・。
ただ、一部では「1クールをまるまる世界設定を説明するのに重視しすぎて、話の展開が遅すぎる」という意見がちらほら見かけました。
ただ、2クール目になってトリニティ兄妹が登場してから今までのスローペースが嘘のようにストーリーが速く進み、結構面白い展開となりました。
おそらく第二期が決定しているにあたり、各誌で連載されている00の外伝で空白の四年間が描かれると思われます。
(実際、コミックの00Fが最近発売されましたので、興味があれば買ってみることをお勧めいたします)
果たして第二期はいかなる物語になるのか、期待しています。
昔から個々の考察はわくわくしながら待ってる俺がいる(笑
なんだか、みんな二期へのつながりとしての「ED部分」にばっか言及してるから、本篇についての熱い考察を心待ちにしてました!!w
いや〜
あのタイミングでのグラハムは熱かったww
いちおうなりとも最終回に(ポジション的に)全く悪くない人をラストバトルに持ってくるのが何とも言えぬ興奮をww
相変わらずあいつの言葉回しには笑わざるを得ませんが(笑
ハムとコーラにはこれからもがんばってほしいものですwww
半年・・・長いなぁ。。。
けど、ギアスはそれ以上に楽しみだったんで問題なし^^b
なるほどそうですか。
そういう手法を採ったのは水島監督がガンダムとはそれほど縁の無い人というのも大きいかもしれませんね。
メジャーとの視聴率競争で敗れた観があるので未だに第2期が放送されるのか不安を抱いているのですがコードギアス第2期には不安を払拭してほしいですね。
でもアリーも生きてるorz
ロックオンがかわいそうだ
復讐鬼にはならなかったサジ君がうれしかったり
ロックオンな髪型のテュエリア?&ルイス?、リボンズと取り巻き、お暇するレディアンなどなど、第二期早く見たい!
刹那とアレルヤは生きているのか?
それにして、ハム公、台詞回しが馬鹿すぎる・・・
イイとこ全部持って行きやがったw
ガンダムOOの感想をこれまで拝見していました。
物語の区切り方としては大体予想通りというような感じでしたが、最後にルイスらしき人と一緒にいたティエリアらしき人物の名前がリジェネ・ラジェッタという所が感慨深いです(字幕設定をONで再生した所確認出来ました&エンディングの声優castの所でも確認可)。一体どういう設定なのかとワク△靴討い泙喉♪
グラハム来るところ熱かったスねー。
お互いの機体をボロボロにしながらの死闘で、本当エキサイティングでした。やっぱり、機体のどこかがモゲてなんぼですね。
ソーマVSネーナの人工物対決はありそうです。
マリナさんはどうかなぁ。ターンエーの小説版ではディアナ様が出撃するけど、アニメ版では出撃しなかったとか、そんな話を思い出しました。
コーラサワー生きてました。
鉄壁のコメディフィールド、ティエリアの最後の一撃すら防ぎきりました。なんて強固なギャグシールド。
僕、実は1クールの方好きなんですよね。徹底した見上げる−見下ろすの演出意図とか、アレルヤとスメラギさんのお酒の比喩でエンディングになった話とか、派手さはなくとも、渋い所が非常に僕のツボをくすぐってくれた1クールでした。もちろん、展開が加速した2クールも普通にエンターテイメントではあったんですけど。
外伝は単行本でちょっとチェックする気わき始めています。
この日は5時半からだったから、夕食の前に見ちゃって感想書いたんですよ。
最終回だからっていうか、アップが早かったのは放映時間の関係ですね(^^;
黒幕色が強かったアレハンドロをぶった斬った後に、ライバル色の強いグラハムがやってくるって構図が熱かったですよね。
コードギアスも楽しみっス。
Piichanさんは昔から視聴率をものすごく気にしてそれにまつわる話をこのブログに書き込んでいくんですが、過去になんかあったんでしょうか?
僕の感覚だと現代のコンテンツビジネスで視聴率ってさして重要な要素じゃないと思ってるのであんまり気にならないんですが。
ギャグフラグで生き残ったコーラサワーと、シリアスフラグで生き残ったアリーといった感じです。
沙慈くんは復讐心にどう折り合いをつけてるのかまだ微妙ですね。復讐対象(CB)は壊滅しちゃった世界を生きてると思うので、再び出現してきた時に何を思うのか、とか考えると、やっぱり第二期が楽しみですね(^^;
どうも初めまして、コメントどうもです。
そこも、ティエリア本人なのか、別人なのか?という謎の牽引力で視聴者の興味をしばらく引っ張るんでしょうね。
僕的にはまだ物語ののびしろがある気がするんで、ティエリア本人が生きていたパターンで行って欲しい感じです(^^;
刹那がラスボス的なアレハンドロを倒したあとに地上人オブ地上人のグラハムが乱入しグラハム節を炸裂(~~)
「愛だよ!」とか言ったときは吹きそうになりましたが、地上人代表として天上人代表と熱く主張対決。グラハムが登場したとき「きたー」とか言っちゃった気がします。
本能のままに人を殺すハレルヤと考えすぎるアレルヤが髪をかきあげ一緒になりソーマと戦闘。その中でアレルヤがソーマに「思考と本能を両方備えた超兵が一番つよいんだ ソーマは本能だけなんだよ!」みたいなことを言って、その後アレルヤ退場。
2期は残された思考だけのアレルヤと本能のソーマが一緒になって僕たちが一番つよいんだみたいな展開になるのかなと思いました。
日曜日のコードギアスもかなり楽しみですが、あいばさんの感想も楽しみにしています(^^)
>過去になんかあったんでしょうか?
単にMBSには民放の意地を見せてほしかったというだけです。
地上波で放送する以上は視聴率も重視するべきだと思います。それができるだけ多くの人に見てもらおうという制作姿勢につながるわけですし。
コードギアスは娯楽性が高い方なので持ち直せるかもしれませんが。
長文すみません。
グラハムさん乱入は、ラスボスを倒して一件落着という型を敢えて破壊する感じのサプライズで面白かったです。
アレルヤとソーマの因縁は第二期に持ち越しな感じでした。ハレルヤも、あれで完全に終了というのじゃなくて、再登場までせずとも、また第二期で存在に意味が出てくるといいかなと思っています。
コードギアスも楽しみにしてますー。
以前は民放ではなくNHKだからこそみたいなことを仰っていて、今度は民放の意地がどうこうと仰って、言ってることが一貫してない印象でなんと返せばいいのか分からない感じです。
視聴率を重視すべきというのも、僕はまったくそう思わないので返答に困る部分です。一昔前ならともかく幸せなコンテンツビジネスのあり方=高い視聴率という訳ではまったくない時代だと解釈してますので、「持ち直す」という表現をイコール高い視聴率を獲得することだという前提で発言されてるコメントには、共有している前提が違い過ぎて返答が難しい感じです。
自分も1期好きですよ^^
1クール最後の13話や、アレルヤの成長を描いた11話は神の回だと思っています。実は最初のほうは見てなかったんですよ。友達の勧めで見たのが後者の回で、面白すぎて視聴を決意したんです。
完全に子供置いてけぼりの内容でしたが、政治が色濃く混ざり合い、どちらが本当の『悪』か分からない、カオスな構図が何か考えさせられました。
2クール目は絶対悪的な人(アレハンドロやサーシェス)が出てきて、1クールのような構図が無くなってしまい少し残念だったのですが、逆に演出が良くなったのでこっちもこっちで好きです。(笑)
しばらく見るものがないのでコードギアスR2見ようかな…。1期見てないし、あの細長すぎる体とサービス万点過ぎる女性のバディは好きじゃないのですが、周りの評価がものすごく高いので、半年間のモチベーション維持のために1期から勉強しようと思います。
ものすごい長文になってしまいましたが、これで失礼します。
この前のオフ会でも1クールの方が好きという方がいらっしゃって、結構そう思ってる方もいるようで嬉しかったです。
1クールは完全に視点が分散した群像劇だったのが、2クールのトリニティ登場をきっかけにおおまかに視点的に味方キャラと敵キャラに別れた感じですよね。1クールの混沌とした感じと、随所の渋い演出が好きだったのでした。
コードギアスも面白いっスよー。





![劇場版「空の境界」 忘却録音 【完全生産限定版】 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51rMs6uWxKL._SL160_.jpg)





![娘TYPE (にゃんタイプ) vol.1 2009年 06月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61JiDEQXX9L._SL160_.jpg)
![TYPE-MOON (タイプムーン) エース 2009年 03月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61NqPtLlBkL._SL160_.jpg)
![機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 6 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HxecOGDAL._SL160_.jpg)













