2008年05月04日
コードギアス 反逆のルルーシュR2/感想&トラックバックセンター/TURN5「ナイトオブラウンズ」
『コードギアスR2』第5話「ナイトオブラウンズ」の感想&トラックバックセンター記事です。前回第4話「逆襲の処刑台」の感想&トラックバックセンター記事では、3500PV/WEEK超えのご好評を頂いてありがとうございました。前シリーズでの運営経験を生かして、TBセンター記事は早めに立てておきますので、今回も感想記事を書いたブログ管理人の方はふるってトラックバック頂けたら幸いです。なお、記事中はネタバレが前提となりますことをあらかじめご了承下さい。
<追記:感想アップしました>
◇以下本編感想◇
「いや、猫とトマトはセットではない!」(ルルーシュ)
何度か前の感想で掘り下げて書いているように、作中でよくないこととされていることに「秘匿」することというのがあるんですが、もう少し踏み込むと、秘匿を例え自分が不利になるとしても自らの意志で打ち明ける行為なんかが作中では是のニュアンスで描かれていて、逆に自分の益を追求してか、相手の秘匿を外側から強制暴露してしまう行為が作中では否のニュアンスで描かれているんですね。
前シリーズだと、前者の作中是のシーンは、ゼロがカッコいいとネットの掲示板なんかで書いてたことを、ゼロのせいで父を失ったシャーリーにリヴァルが自分の意志で打ち明ける場面だったり、終盤の生徒会メンバーを助けるために、自分が黒の騎士団のメンバーであることをみんなに自分の意志で打ち明けるカレンの場面だったりする訳です。
逆に作中否となる後者のシーンは、人を撃ってしまったシャーリーの秘匿を強制暴露するマオの行為や、終盤でルルーシュのギアスやユフィ殺害の秘匿を(おそらくはユフィを殺すつもりはなかったという部分は伝えずに)スザクに暴露して最後の崩壊の引き金を引いたV.V.の行為だったりする訳です。
そんな感じで、秘匿を自分の意志で打ち明けるか、外部から強制暴露するか、新たに秘匿を持つか……というのはコードギアスという作品の主題を意識しながら見ていくにはポイントとなる部分なんですが、今話、陽気なスザク歓迎会を舞台に、めくるめく秘匿と、秘匿の打ち明けと、秘匿の暴露が跋扈しましたね。
ざっと、気が付いたのだけあげていっても、自分のギアスの弱点を自分の意志でルルーシュに伝えるロロの行為や、V.V.の存在という秘匿をルルーシュにようやく伝える(前シリーズの早い段階で伝えていれば!)C・Cの行為は作中是の行為。
ラストのヴィレッタさんの秘密を外部から暴露して脅迫するルルーシュの行為は作中否の行為。
前シリーズで秘匿されていたゼロ=ルルーシュをナチュラルに受け入れてコメディやってるカレンの風景が作中是なのに対して、まだナナリーのために走ったというブラックリベリオンの真相や、ゼロ=ルルーシュ=王子であることを黒の騎士団の他のメンバーには秘匿してるのや、再びお互いを秘匿しながら偽りの親友という学生生活を送ろうとするルルーシュとスザクの絵は作中否の行為……といった感じで、だけど利用しながらもロロやヴィレッタさんに結果として記憶が戻っていることを打ち明けているルルーシュという図は、秘匿を自分から明らかにしてるので、今後どう転ぶか微妙と、そんな辺りです(前回の感想で書いた通り、ロロとヴィレッタさんは「偽りの時間にも意味があった」組として作中で最終的には肯定されそうな気はしてるけど)。
しかしそういうの抜きで、前シリーズの猫捕縛エピソードのセルフパロディになってるバカエピソードで面白かった。シャーリーに着ぐるみで正体を隠すカレンの図も一つの秘匿ですよ。昔は着ぐるみで隠す(秘匿)どころか、お風呂で裸までオープンにしあった仲だったのに!(←前シリーズDVD2巻のピクチャードラマ)やっぱり秘匿は悲しいです。頼むんで、R2のDVD&Blue-rayも2巻あたりでHなピクチャードラマ付けて下さい!(←超どうでもいい余談として、前シリーズはDVD2巻だけ、うちのブログのアソシエイト経由の売り上げが突出していた。やっぱりHなお風呂ドラマだよ!)
C・C(シーツー)トマトシェイクとかも無駄に面白かった。腐った目で見ると、C・Cのトマト漬けとかちょっとエロかった。真面目に見ると、C・Cが巨大ピザの捕食に成功するのは、もっと後で半分笑い、半分真面目くらいの感じで描かれる気がしてたりも。前シリーズの学園祭のお話では巨大ピザがイレブンとブリタニア人の融和の象徴として描かれていて、だけどラストのユーフェミア宣言で何かが壊れてしまったのと連動して結局ピザがダメになってしまったんですが、今回も結局巨大ピザが成功しなかったのは、まだダメだってことでしょ。みんなまだまだ秘匿してるし、今回に至ってはイレブンとブリタニア人の融和が全然無いブリタニア人だけのイベントだったし(このイレブンとブリタニア人のボーダー無効化というテーマは、前シリーズでそれを担っていた、ヴィレッタ(千草)さん−扇さんラインが現在黒ルルーシュに利用されてる状況で、もう一つのコーネリア様−スザクラインはコーネリア様が行方不明で、一番そのボーダーの無効化を担っていたユフィに至っては死んでしまっているという点で、劣勢になっているテーマ。前シリーズの設定段階で、イレブンのことを日本人と呼ぶ優しさを持っているというのがあったナナリーが今話ラストで登場してきて、どう変わるかといった感じ)。
巨大ピザ成功と、全ての秘匿がなくなった本当の生徒会メンバー勢揃いは後半で来ると信じているので、リヴァルにはそれまでアンデスのアルティメットトマトをもう一度発注しておいて欲しい感じです。
◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。
→R2でもSound Episodeシリーズがリリース開始
コードギアス 反逆のルルーシュR2 Sound Episode1
→R2のBlu-ray Disc版
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02(Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 (Blu-ray Disc)
→R2のDVD版
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01
→前回TURN4「逆襲の処刑台」の感想へ
→次回TURN6「太平洋奇襲作戦」の感想へ
→「コードギアス 反逆のルルーシュ」&「コードギアスR2」感想インデックスへ
【コンタクト】
<WEB拍手を送る>
<メールフォーム>
【管理人のメールマガジン】
アマチュアとプロの境界がボンヤリしてきた今日この頃。
個人でも楽しくモノ作りをしながらしっかり稼いでいる方法が読めば分かります(^^)
【ブログの目次】
▼色々な作品の感想
→アニメ
コードギアス反逆のルルーシュR2/マクロスフロンティア/機動戦士ガンダム00/劇場版空の境界/ツバサ TOKYO REVELATIONS/ヱヴァンゲリヲン新劇場版
→漫画
少年ジャンプ/ダブルアーツ/ツバサ@マガジン/ツバサ@コミックス/XXXHOLiC@コミックス/魔法先生ネギま!@マガジン/魔法先生ネギま!@コミックス/その他漫画色々
→少女創作
マリア様がみてる/Yes!プリキュア5GoGo!/Yes!プリキュア5/学園アリス
→本
涼宮ハルヒシリーズ/空の境界/その他読書色々
→その他
Fate/stay night[Realta Nua]/ひぐらしのなく頃に/リトルバスターズ!/KEY作品/その他映像/その他音楽
→過去感想
ガンダムSEED-DESTINY/涼宮ハルヒの憂鬱アニメ版/CLANNAD-クラナド-/らき☆すた/狼と香辛料/ツバサ・クロニクル第2シリーズ/ふたりはプリキュアスプラッシュスター/ふたりはプリキュアMaxHert/仮面ライダー響鬼/武装錬金
▼管理人
→ぷろふぃーる/創作活動情報/コラム
▼サイト
→メインサイト/少女創作ブログ
▼Advertisement
→あいばが一番お勧めするネットで稼ぐための教材はこちらです
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
保志総一朗氏が演じるジノがどれだけ活躍するかにかかっているかもしれません。
個人的には冒頭の「ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!」連呼にやられたというか
つД`)・゚・。・゚゚・*:. 。..。.:*・゚
あいばさんが触れてこられた「秘匿」ネタでもあり、かつ、今回学園に復帰したスザクのキーとなる「結果」「過程」ネタでもあり。
1期では「秘匿」「結果」「強制」を是として敗れたルルーシュが、今再び「秘匿」「結果」を掲げて黒の騎士団を取り込むという図に、その先に待つ二度目の破滅が透けて見えるというか。
1期ではギアス(強制)の力を暴走させてユフィを死なせてしまったルルーシュが、2期では「秘匿」「結果」を暴走させて誰かを死なせてしまう気がするというか。
総督というキーワードで重ねられたユフィとナナリーが重なって見えるというか。
今回は「血染めのナナリー」なんじゃないかとか。
色々と思い出したり想像したりしながら、5話にして つД`)・゚・。
偽りの記憶上、スザクが猫好きって知ってるんでしたっけ? >ルルーシュ
>ダンスパーティー
リヴァル→ミレイが切なすぎる(笑)
>僕はね、ナイトオブワンになるつもりだ
今期のスザクは結果重視のキャラになるんでしょうか?
Stage1TB数:68 → 58
Stage2TB数:69 → 102
Stage3TB数:104 → 92
Stage4TB数:107 → 106
Stage5TB数:96 → 83
TBの数を見る限り、ブログを運営しているようなアニメ視聴者層からの注目度はそんなに変わってないんですよね。
※ 2期は現在放送中なので(若干ではありますが)これからもTB数が伸びると思われ。
視聴率については、↓このエントリーが面白いと思います。
ttp://anond.hatelabo.jp/20080504135810
というか日曜夕方、それまでゴルフ番組を見てたパパさんママさんが「皇暦2018年」だの「あーさーもよーるーもこーいこがれーて」だのと来られて、チャンネル変えないわけがない(笑)
他にも時間帯が変化したことで、リアルタイムで見るようになった/見なくなった層がいるでしょう。OOあたりと比較して内容的に興味を失った人もいれば、新規で取り込まれた人もいると思われます。バンダイの戦略として、視聴率をそこまで重視していない可能性もあるでしょう。
一口に「視聴率が低い」と言っても(それは事実ではありますが)その背景にある様々な理由(なぜ視聴率が低いのか)を説明したことにはならないような。で、なぜ視聴率が低いのかの「原因」を述べずに「改善策」(ジノを活躍させる)を提示しても、その意図が見えないというか。そもそもOO米欄でも「視聴率を重視すべきというのも、僕はまったくそう思わないので」とされたわけで…。
前も言ったんですが、特に視聴率が高いかどうかにあんまりピンと来ないので語れることが少ないです。
視聴率高い=イイ作品
みたいな前提がPiichanさんの中にあるからそんなにこだわって何回もコメントしてくるのかとも思うのですが、その辺りは企画の目的次第なんですよね。
視聴率がとにかく高くなればいいという目的のもとでTV作品を作るのも一つの価値観ですが、それならオタク向けアニメよりは視聴率がいいNHKの朝の連ドラみたいな作品を作る方向で検討すればいいという感じになるんで。
企画の目的ごとに価値をはかる物差しが違うんで、いちがいに視聴率というものさしでだけ語ってもしょうがないという考え方ですね。
今回の黒の騎士団再取り込みの所は確かに秘匿と結果重視が垣間見えたんですが、一方でカレンとの間で秘匿が解けたり、ロロのいた時間という過程を切り捨ててしまわないで利用したりと、別な側面も見え始めてるんですよね。なんで、今回は秘匿も結果偏重も破ってナナリーは救ってくれると、予想というか希望です。
ユフィ=ナナリーの対応は僕も感じてはいました。「総督」のキーワードのみならず、「妹」のキーワードでも重なりますしね。更なる対応演出があるかどうか、気にしながら視聴しようと思います。
しかしナナリーには幸せになって欲しいなぁ。
製作側は相当難しい判断を迫られたのかもしれません。
>一方でカレンとの間で秘匿が解けたり、ロロのいた時間という過程を切り捨ててしまわないで利用したりと、別な側面も見え始めてるんですよね。
>なんで、今回は秘匿も結果偏重も破ってナナリーは救ってくれると、予想というか希望です。
そうなんですよね。意図的に1期と重ねられた描写が多い2期だからこそ、重ねられていない箇所(別な側面)が重要な意味を持ってくる、というのが色々な意味でステキなんだろうなぁと。
あとは「真と偽」「秘匿と告白」「過程と結果」「強制意志と自由意志」などなど、数ある対比要素の是と非をどう落とし込むのか、でしょうか、気になるところは。
あ、でもこれだとナナリーが不幸(兄の死に悲しむ)になってしまう…。
あとは、そういった展開を期待しつつも、あえて徹底して重ねられた破滅エンドを期待している自分も0.5割くらいいたりして。
あ、これでもナナリーが不幸(兄の死に悲しむ)になってしまう。
難しいです(笑)
基本ピカレスクアニメなので、因果応報からは逃れられないのかなぁ…。
などと気にしつつ、とりあえずは起伏の激しいジェットストリーム展開に悶えつつ、残り少ないGW(パラダイス9連休)中に1期を再視聴しつつです(←ダメ人間)
>Piichanさん
んー、どのレスに対するレスになっているのかが見えづらいので、レスしづらいような気が…。
破滅エンドを期待している自分もいるんだ(笑)
僕はバリバリ救済エンド希望ですよー。一期と重ねつつ、要所要所でパラメータが違っているからこそ、その違いが最後にルルーシュやナナリーを救う感じになって欲しいっス。
今回はカレンとの間がオープンだったから事態が好転するとか、今回は過程を完全に切り捨ててしまわないでロロを引き込んでいたからこそ、マジでロロに助けられる場面が来るとか、そんな感じで。
9連休いいスね。先月末に旅行行っちゃったんでGW期間は真面目に仕事してます(^^;
ええ、そうなんですよ。
2期5話までを見る限り、様々な箇所で1期と重複する展開を盛り込みつつ、それと同時に重複しない展開(別な側面)も混ぜ込んでおくというのが、2期の基本構造の一つですよね。
ネットの感想でも、そこに着目している文章をよく見るのですが(余談ですが、展開が重複するからつまらないという意見もあって驚かされたりして ^^:)、そういった描写を積み重ね、視聴者に印象付けておきさえすれば、あとは「要所要所でパラメータが違っているからこそ、その違いが最後にルルーシュやナナリーを救う感じに」持っていく(積み重ねを昇華させる)のも、要所要所でパラメータが違っていても、その違いは最後にルルーシュやナナリーを救うに足りなかったという感じに持っていく(積み重ねを突き崩す)のも、構成上の一側面としては同じというか表裏一体というか。
で、ここまでピカレスクアニメとして展開させてきたのだから、ここはいっそ突き崩すエンド、破滅エンドになるのも(ある意味で)面白いんじゃないかなぁと、無責任な好奇心から期待してるわけです。
ただそうなると、最初に向かった方向が同じであれば過程がどうあれ結果は変わらない、という帰結になってしまうので、いろいろな意味で救いがなくなりそうなのが怖いというか、ブラック無糖な後味の苦さに悶絶しそうなんですが(笑)
>9連休いいスね。
夏は決算前、冬は部署的に問い合わせ殺到シーズンなので、GWが一番ノンビリできたりするんですよ。
とりあえずは海でお弁当モグモグしながら読書とか山登りとか一日映画館漬けとか、普段できないことをしてリフレッシュしています。2〜3日後にやってくる筋肉痛で年を痛感中(笑)
それでも明日は自転車で地元街散策→海でお弁当→ルルーシュの予定ですが(笑)
R2の視聴楽しみはまさにそこだと思ってます。一期最終回のC・Cの台詞、
「勝てよ、ルルーシュ。自らの過去に。そして、行動の結果に」
で、前回はまあ敗北した感じなんですけど、今回はルルーシュは勝てるのか?というのが一番の見所な訳で。
それがそのまま、ぐらすさんの言う(少しづつパラメータが違う今期での)積み重ね(=前回とはちょっとづつ違う行動とそれに伴う結果)に、ルルーシュが勝利するか(救済エンド)、やっぱり負けちゃうか(破滅エンド)みたいな。
ワクワクする求心力がある物語っス。




























