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 『コードギアスR2』第5話「ナイトオブラウンズ」の感想&トラックバックセンター記事です。
 前回第4話「逆襲の処刑台」の感想&トラックバックセンター記事では、3500PV/WEEK超えのご好評を頂いてありがとうございました。前シリーズでの運営経験を生かして、TBセンター記事は早めに立てておきますので、今回も感想記事を書いたブログ管理人の方はふるってトラックバック頂けたら幸いです。なお、記事中はネタバレが前提となりますことをあらかじめご了承下さい。
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<追記:感想アップしました>

◇以下本編感想◇

 「いや、猫とトマトはセットではない!」(ルルーシュ)

 何度か前の感想で掘り下げて書いているように、作中でよくないこととされていることに「秘匿」することというのがあるんですが、もう少し踏み込むと、秘匿を例え自分が不利になるとしても自らの意志で打ち明ける行為なんかが作中では是のニュアンスで描かれていて、逆に自分の益を追求してか、相手の秘匿を外側から強制暴露してしまう行為が作中では否のニュアンスで描かれているんですね。

 前シリーズだと、前者の作中是のシーンは、ゼロがカッコいいとネットの掲示板なんかで書いてたことを、ゼロのせいで父を失ったシャーリーにリヴァルが自分の意志で打ち明ける場面だったり、終盤の生徒会メンバーを助けるために、自分が黒の騎士団のメンバーであることをみんなに自分の意志で打ち明けるカレンの場面だったりする訳です。

 逆に作中否となる後者のシーンは、人を撃ってしまったシャーリーの秘匿を強制暴露するマオの行為や、終盤でルルーシュのギアスやユフィ殺害の秘匿を(おそらくはユフィを殺すつもりはなかったという部分は伝えずに)スザクに暴露して最後の崩壊の引き金を引いたV.V.の行為だったりする訳です。

 そんな感じで、秘匿を自分の意志で打ち明けるか、外部から強制暴露するか、新たに秘匿を持つか……というのはコードギアスという作品の主題を意識しながら見ていくにはポイントとなる部分なんですが、今話、陽気なスザク歓迎会を舞台に、めくるめく秘匿と、秘匿の打ち明けと、秘匿の暴露が跋扈しましたね。

 ざっと、気が付いたのだけあげていっても、自分のギアスの弱点を自分の意志でルルーシュに伝えるロロの行為や、V.V.の存在という秘匿をルルーシュにようやく伝える(前シリーズの早い段階で伝えていれば!)C・Cの行為は作中是の行為。

 ラストのヴィレッタさんの秘密を外部から暴露して脅迫するルルーシュの行為は作中否の行為。

 前シリーズで秘匿されていたゼロ=ルルーシュをナチュラルに受け入れてコメディやってるカレンの風景が作中是なのに対して、まだナナリーのために走ったというブラックリベリオンの真相や、ゼロ=ルルーシュ=王子であることを黒の騎士団の他のメンバーには秘匿してるのや、再びお互いを秘匿しながら偽りの親友という学生生活を送ろうとするルルーシュとスザクの絵は作中否の行為……といった感じで、だけど利用しながらもロロやヴィレッタさんに結果として記憶が戻っていることを打ち明けているルルーシュという図は、秘匿を自分から明らかにしてるので、今後どう転ぶか微妙と、そんな辺りです(前回の感想で書いた通り、ロロとヴィレッタさんは「偽りの時間にも意味があった」組として作中で最終的には肯定されそうな気はしてるけど)。

 しかしそういうの抜きで、前シリーズの猫捕縛エピソードのセルフパロディになってるバカエピソードで面白かった。シャーリーに着ぐるみで正体を隠すカレンの図も一つの秘匿ですよ。昔は着ぐるみで隠す(秘匿)どころか、お風呂で裸までオープンにしあった仲だったのに!(←前シリーズDVD2巻のピクチャードラマ)やっぱり秘匿は悲しいです。頼むんで、R2のDVD&Blue-rayも2巻あたりでHなピクチャードラマ付けて下さい!(←超どうでもいい余談として、前シリーズはDVD2巻だけ、うちのブログのアソシエイト経由の売り上げが突出していた。やっぱりHなお風呂ドラマだよ!)

 C・C(シーツー)トマトシェイクとかも無駄に面白かった。腐った目で見ると、C・Cのトマト漬けとかちょっとエロかった。真面目に見ると、C・Cが巨大ピザの捕食に成功するのは、もっと後で半分笑い、半分真面目くらいの感じで描かれる気がしてたりも。前シリーズの学園祭のお話では巨大ピザがイレブンとブリタニア人の融和の象徴として描かれていて、だけどラストのユーフェミア宣言で何かが壊れてしまったのと連動して結局ピザがダメになってしまったんですが、今回も結局巨大ピザが成功しなかったのは、まだダメだってことでしょ。みんなまだまだ秘匿してるし、今回に至ってはイレブンとブリタニア人の融和が全然無いブリタニア人だけのイベントだったし(このイレブンとブリタニア人のボーダー無効化というテーマは、前シリーズでそれを担っていた、ヴィレッタ(千草)さん−扇さんラインが現在黒ルルーシュに利用されてる状況で、もう一つのコーネリア様−スザクラインはコーネリア様が行方不明で、一番そのボーダーの無効化を担っていたユフィに至っては死んでしまっているという点で、劣勢になっているテーマ。前シリーズの設定段階で、イレブンのことを日本人と呼ぶ優しさを持っているというのがあったナナリーが今話ラストで登場してきて、どう変わるかといった感じ)。

 巨大ピザ成功と、全ての秘匿がなくなった本当の生徒会メンバー勢揃いは後半で来ると信じているので、リヴァルにはそれまでアンデスのアルティメットトマトをもう一度発注しておいて欲しい感じです。

◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。

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