2008年05月07日

ツバサ/マガジン感想/Chapitre.189「受け継がれし覚悟」

 今週の「ツバサ」。マガジン雑誌本編のタイムリーネタバレ感想、Chapitre.189「受け継がれし覚悟」の感想です。
 ◇

 ついに明確に『カードキャプターさくら』と繋がっターーー(>▽<)

 うおお、超興奮。『ツバサ』&『XXXHOLiC』そのものが『カードキャプターさくらアフター』だったんだ。

 真・小狼は『カードキャプターさくら』のさくらと小狼の子ども!ということで、今までの数々の意味深な言葉に一本の芯が通りました。全巻読み返せばもっと怒濤のようにこの事実の意味が反芻できるんだろうけど、ざっと今思いついただけでも……

1.真・小狼が使ってた雷帝招来とかは、お父さん小狼譲り。

2.真・小狼が「クロウの血筋」と呼ばれていたのは、クロウ・リードの半分である(CCさくらでさくらのお父さんの)藤隆さん→CCさくらのさくらちゃん→真・小狼……という流れでの血筋。

3.『ツバサ』でも重要な要素になってたサクラ(さくら)の未来視の力は、CCさくら終盤でさくらが獲得した未来視の力(未来が全て分かるゆえに諦観していたクロウに対して、CCさくらちゃんの未来視はコントロールできるっていうのがCCさくらの終盤だったけど、その力がなんらかの要因で発動してしまい、今話のCCさくらちゃんの未来視に繋がると想われる)で、それが存在が同じな『ツバサ』の真・さくらや写身サクラにも備わっていたのだと思われる。

4.『CCさくら』では、一つだけクロウ・リードの未来視でも予知できないものの存在が描かれる。そう言われてみると、未来視が視た確定した未来を変えるために願う力と関係性で立ち向かうというテイストの『ツバサ』&『XXXHOLiC』においても、この未来視にとっての不確定要素は、重要な要素として生きている。

5.藤隆さんと小狼の関係は、(写身小狼時間の)藤隆さんと写身小狼は(血は繋がってない)親子、CCさくら次元の藤隆さんと真・小狼はお祖父ちゃんと孫、CCさくら次元の藤隆さんとパパ小狼(CCさくらに出てきた李小狼)は嫁父と娘婿……という関係。

6.東京編OVA『トキョーレベレーション』最終話「姫君が視た夢」で、写身サクラをCCさくらちゃんの幻影が助けてくれたのは、単純に存在が同じだから助けてくれただけじゃなくて、写身小狼の心を取り戻したいという写身サクラの気持ちに答えて、自分の子ども(の写身)をヨロシクねという意味合いの母の愛も付加されていたといった意味の演出と解釈できる。

 などなど。

 なにより、一番大きいのは、本当の両親との繋がりが断絶している写身サクラ、写身小狼、四月一日というのをこれまで掘り下げておいて、それらを全て逆転させるように、一気に『ツバサ』&『XXXHOLiC』が受け継がれる父母と子どもの物語になったこと(ちょうどヤンマガ連載分の『XXXHOLiC』で小羽ちゃんと小羽母の関係に小羽編が収束したのともリンクする)。断絶した時間(次元)それぞれに意味があるというのをこれまで描いてきた感じだったけど、ここにきて、そんな断絶すら超えるものがあるという領域にお話が踏み込んだ感じ。『XXXHOLiC』で四月一日が手にとって「いつか会ってみたい」と言っていたCCさくらのステッキが、本当に作中に存在するCCさくらちゃんのステッキで(四月一日が触れたのは厳密には星形になる前verのレプリカだけど)、しかも(星型verの方は)我が子(真・小狼)を玖楼国へ飛ばすための対価だったということで、これはもう、いよいよ四月一日の父母と子の物語も、リンクでしょう(真・小狼いわく、真・小狼と四月一日は近い存在)。

 なんか、『ツバサ』&『XXXHOLiC』も最悪のバッドエンドは回避される気がしてきた。『CCさくら』のさくらちゃんが真・小狼のお母さんなら、真・小狼はさくらちゃんの「無敵の呪文」も受け継いでいるはずだから。

→大川七瀬&竜騎士07シナリオドラマCD付の「XXXHOLiC」13巻初回限定版(ヤングマガジンの公式ページ)の予約開始しています

初回限定版 「XXXHOLiC」 13巻

→『カードキャプターさくら』

カードキャプターさくら (1) 新装版 Kodansha comics

前回の感想へ次回の感想へ
「ツバサ」マガジン感想のインデックスへ
『ツバサ』コミックス感想のインデックスへ
『ツバサ TOKYO REVELATIONS』感想のインデックスへ
アニメ版『ツバサ・クロニクル』感想インデックスへ
『XXXHOLiC』コミックス感想のインデックスへ

【コンタクト】
WEB拍手を送る
メールフォーム

【管理人のメールマガジン】
 アマチュアとプロの境界がボンヤリしてきた今日この頃。
 個人でも楽しくモノ作りをしながらしっかり稼いでいる方法が読めば分かります(^^)

メルマガ登録・解除
 

【ブログの目次】
▼色々な作品の感想
→アニメ
コードギアス反逆のルルーシュR2マクロスフロンティア機動戦士ガンダム00劇場版空の境界ツバサ TOKYO REVELATIONSヱヴァンゲリヲン新劇場版
→漫画
少年ジャンプダブルアーツツバサ@マガジンツバサ@コミックスXXXHOLiC@コミックス魔法先生ネギま!@マガジン魔法先生ネギま!@コミックスその他漫画色々
→少女創作
マリア様がみてるYes!プリキュア5GoGo!Yes!プリキュア5学園アリス
→本
涼宮ハルヒシリーズ空の境界その他読書色々
→その他
Fate/stay night[Realta Nua]ひぐらしのなく頃にリトルバスターズ!KEY作品その他映像その他音楽
→過去感想
ガンダムSEED-DESTINY涼宮ハルヒの憂鬱アニメ版CLANNAD-クラナド-らき☆すた狼と香辛料ツバサ・クロニクル第2シリーズふたりはプリキュアスプラッシュスターふたりはプリキュアMaxHert仮面ライダー響鬼武装錬金
▼管理人
ぷろふぃーる創作活動情報コラム
▼サイト
メインサイト少女創作ブログ
▼Advertisement
あいばが一番お勧めするネットで稼ぐための教材はこちらです

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 双翼    2008年05月07日 15:28
マガジン読んでから、今か今かとあなたの感想を待ってましたよwww
まじ読みながら大興奮してました(笑

もう、ついにきたー!!!www
って感じでしたねw
2. Posted by あいば@管理人    2008年05月07日 17:58
>双翼さん

ちょ、「w」入れすぎ(笑)。
どんだけ興奮してるんだとw

でも盛り上がってますねー。
僕もこの前『CCさくら』の最終回読み返したばかりなんでもう、グっと来てます。
3. Posted by あき    2008年05月08日 02:30
はじめまして。
重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが、どうしても気になってしまったので。

四月一日がそう呟いた時に持っていた杖は、一巻で「レプリカ」と言われてますし、さくらカードになる前の形なので違う物と思われます。
や、同じ杖が変化するから違うというのも微妙ですが、でも本物ではないって事で。
4. Posted by あいば@管理人    2008年05月08日 05:13
>あきさん

どうもはじめまして。

こちらこそ重箱の隅をつつくようというか、細かい概念を使った説明で申し訳ないのですが、該当箇所の僕の文章で伝えたかったのは、それまでセルフパロディくらいの意味で出てきていたのかと思われた「CCさくらちゃんの杖」という記号が、今話で本当に作品『CCさくら』と繋がってることが明示化されて、あの四月一日のシーンは実際に四月一日と『CCさくら』のさくらちゃんとが繋がりがあるというのを暗示させるシーンとして意味合いが固定化されたのではということなのです(そう説明を受ければ、別に厳密な点を誤謬して伝えたい訳ではなくて、伝えたい意図が別にある文なんだと解釈できるような文になっていると思います)。

5. Posted by あいば@管理人    2008年05月08日 05:14
意味があるのはCCさくらちゃんが実際に作中と繋がってるという事実の方で、あくまで杖は「記号」ですので、厳密にはレプリカで、星形にパワーアップする前の形状であるとかの細かい部分は捨象してもそういった暗示の解釈を誘発させる「記号」としての役割には差し障りがないと思った訳でして、それが細かいことを書かずにああいったノリを重視した文章になった背景です。

ただ、せっかく指摘して頂いたので、記事中の該当部分には、カッコ書きで厳密にはレプリカで形状が違うという点を追記させて頂きますね。コメントありがとうございました。
6. Posted by ツバサファン    2008年05月08日 12:43
5 真小狼の真名は「小龍」っぽいです。
一昔前のマガジンドラゴンでそんなことが書いてありました。

よく出てくる「ふたつの未来」っていうキーワードはやっぱ本物と写身の未来ってことなんですかねぇ。
7. Posted by あいば@管理人    2008年05月09日 14:12
>ツバサファンさん

ああ、そういえばちょっと前にマガジンドラゴン(ドラゴンマガジン?)にツバサのショート番外編みたいなのが載るという話を聞いていたのでその時ですかね。

あれ、結局読みのがしてしまったなぁ。単行本とかファンブックに収録されるといいんですが。

「ふたつの未来」は飛王が実現しようとしている未来と、小狼サイドが実現しようとしている未来かなという気もしていますが、でも「選ぶ」のは百目鬼みたいな暗示もXXXHOLiCの方であるので、いったいどうなるのかなといった所です。
8. Posted by さくら    2008年05月15日 21:32
初めまして。
全員サービスCDの3で小狼の兄(真・小狼)の名前が「小龍」だったのですがこれは本名だったんですね。そういう意味でも謎が解けたのですっきりしました。

写身サクラの親はクロウさん、真・サクラの親は藤隆さんと撫子さんと違いがあるし小龍くんの過去の真相がどうなのか今後も楽しみですね。
9. Posted by あいば@管理人    2008年05月17日 00:31
>さくらさん

どうもはじめまして、コメントどうもです。

>全員サービスCDの3で小狼の兄(真・小狼)の名前が「小龍」だったのですが

なるほどー、メディアミックス作品で小出しに本編の伏線を出していたんですね。「ODA東京レベレーション」最終話でCCさくらちゃんが出てくるのなんかもメディアミックスで先取りで伏線を出した例ですしね。

>写身サクラの親はクロウさん、真・サクラの親は藤隆さん

そして、藤隆さんはクロウの転生体の半分というのがCCさくら既読者は知ってる訳で……。この辺りの謎もCCさくらとのリンクで面白そうです!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
WEBサイト

Language×Language

個人創作サークル
Language×Language」にて
創作小説で活動しております。
フリーWEB小説
オリジナルWEB小説『夢守教会』
オリジナルWEB小説『陽菜子さんの容易なる越境』
CM73最新作


[下記ページより通販で購入できます]
Language×Language同人誌通販のページへ

コンタクト
管理人のメールマガジン

 アマチュアとプロの境界がボンヤリしてきた今日この頃。個人でも楽しくモノ作りをしながらしっかり稼いでいる方法が読めば分かります(^^)

メルマガ登録・解除
 

Amazon



国内盤DVDタイトルは原則予約26%OFF
1500円以上の注文で配送料無料
→Amazonでお買い物の際は是非こちらのサーチボックスから。応援よろしくお願いします。

楽天でお買い物


→何でもお買い物。

リトルバスターズ応援中
フェイト/ステイナイト応援中
ひぐらしのなく頃に応援中


ひぐらしのなく頃に 解 第二話~罪滅し編~(上) (講談社BOX)

 当ブログの原作版の感想ページはこちら↓
ひぐらしのなく頃に感想へ
 管理人による『ひぐらしのなく頃に』専門のネタバレ感想ブログはこちら↓
ひぐらしのなく頃に解/ネタバレ感想ブログ
 霧生さんによる『ひぐらしのなく頃に』の携帯待受画像(フリー)はこちら↓
ひぐらしのなく頃に 携帯待受画像
 CM73で頒布した、管理人によるひぐらし同人誌はこちら↓

ツバサ&XXXHOLiC応援中
京都アニメーション版CLANNAD応援中


CLANNAD 8 (初回限定版)

→タイムリーに視聴できないけどDVDで感動中。
◇当ブログの感想↓
アニメCLANNADの感想

機動戦士ガンダム00応援中
マリア様がみてるシリーズ応援中
涼宮ハルヒシリーズ応援中
コードギアス反逆のルルーシュ応援中
Amazon気になる商品

◇小説◇


丘の家のミッキー〈1〉お嬢さまはつらいよの巻

 久美沙織さんによる、少女小説のバイブル。全10巻。昨今の文脈で語ると、『マリア様がみてる』が好きな人にはお勧めです。ちょい百合あり、普通に恋愛あり、アイデンティティに悩み、それでも「変化」していく……という青春少女小説の魅力がギュウギュウに詰まったシリーズです。管理人による感想ページはこちら↓
丘の家のミッキー感想へ

◇漫画◇


魔法先生ネギま! 22 (22) (少年マガジンコミックス)

 萌えと燃えと、オタク文化を牽引する赤松先生のエンターテイメント最前線がここにあります。キャラ萌えでホワホワ読んでるだけでも楽しいですが、長期に渡る伏線が怒濤の回収劇を見せる長編エピソードのクライマックスは普通に感動の嵐です。赤松健先生の公式ホームページはこちらで、何気に面白い奥さん(笑)の赤松佳音さんのブログはこちらです。当ブログでの感想ページはこちら↓
魔法先生ネギま!@マガジン感想へ
魔法先生ネギま!@コミックス感想へ

◇DVD◇


機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション完結編 自由の代償

 アスラン視点から再構築されたスペシャルエディション。アスラン視点ってことで運命の業火ラストのインフィニットジャスティス発進シーンが激燃え。完結編は後日譚的ラストエピソードを補填。当ブログのスペシャルエディション一気感想はこちらから↓
機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション感想へ


機動戦士ガンダムSEED DESTINY 1

機動戦士ガンダムSEED 1

 無印SEEDのラストでキラを否定して消えていったラウと同じ遺伝子を持つレイが、DESTINYでは最後の最後にキラの明日を肯定するというラストが好き。当ブログの感想はこちらから↓
機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想へ


ツバサ・クロニクル 第2シリーズ VII

ツバサ・クロニクル Vol.1

 原作の「東京編」以前までを抱負なオリジナルエピソードを交えて描いた、ポップファンタジー色が濃いアニメ版。原作よりもサクラが重要視されており、サクラの成長劇としてホワホワと温かい目で視聴できる作品です。当ブログの感想ページはこちらから↓
ツバサ・クロニクル感想へ


Yes!プリキュア5GoGo!【1】

 貫禄の二年目に突入。もう日曜朝はこれ無しでは生きられない。管理人による感想ページはこちらから↓
Yes!プリキュア5GoGo!感想へ


Yes!プリキュア5 Vol.1

 夢を掲げて現実に摩耗した大人達を打倒していくドリーム少女軍団がひたすら爽快な新プリキュア。管理人による感想ページはこちらから↓
Yes!プリキュア5感想へ


ふたりはプリキュア Splash Star 【1】

 これまでのシリーズよりも比較的対象年齢層を下げた感の、ポップなプリキュア。家族や自然の大切さを新たなテーマに置きながらも、これまで同様少女達の友情劇が繰り広げられます。というか、ラスト2の花鳥風月揃い踏みは涙無しでは見れなかった。スプラッシュスター大好きです。管理人による感想ページはこちらから↓
ふたりはプリキュアスプラッシュスター感想へ


ふたりはプリキュア Max Heart 1

 新キャラ、九条ひかりをキーに、「アイデンティティ」なんていうちょっぴり大人なテーマが描かれます。ラスト3の、なぎさとほのかがひかり個人としてのアイデンティティを「ともだち」として同定してやる場面は涙無しでは見られなかった。毎年、泣きすぎです、自分。管理人による感想ページはこちらから↓
ふたりはプリキュアマックスハート感想へ


ふたりはプリキュア 1

 全てはここから始まった、「原点は偉大なり」な作品。なぎさがほのかをまだ「雪城さん」と呼んでた頃から始まる関係性構築劇に酔いしれたい所。管理人による感想ページはこちらから↓
無印ふたりはプリキュア感想へ

その他



→漫画・アニメ部門に登録しております。<(_ _)>

Related Tag/ペンギン娘マリア様がみてるの感想三周年ダブルアーツの感想

ブログTOPへ戻る