2008年05月25日
コードギアス 反逆のルルーシュR2/感想&トラックバックセンター/TURN8「百万のキセキ」
『コードギアスR2』第8話「百万のキセキ」の感想&トラックバックセンター記事です。前回第7話「棄てられた仮面」の感想&トラックバックセンター記事では、4400PV/WEEK超えのご好評を頂いてありがとうございました。前シリーズでの運営経験を生かして、TBセンター記事は早めに立てておきますので、今回も感想記事を書いたブログ管理人の方はふるってトラックバック頂けたら幸いです。なお、記事中はネタバレが前提となりますことをあらかじめご了承下さい。
<追記:感想アップしました>
◇以下本編感想◇
「分かった、信じよう、その約束を」(ルルーシュ)
これは凄い。
もう、見終わった後しばらく頭が飽和状態でした。恍惚とした方向で。
これまでの感想で書いてきた通り、コードギアスには物語のキーになる軸がいくつかあるんですが、これまで特にピックアップしてきた、「アイデンティティ」、「秘匿性」、「差別の無効化」、「自由意志と強制意志」といったそれぞれの軸が、バラバラじゃなくて全部一本の芯になって、この第8話のエピソードを縦にぐさりと貫いていました。
前回の第7話で、ルルーシュの行動原理が「ナナリーのため」から、「みんなのため」に広がりました。もうちょっと作中のキーワードを取り込めば、ユフィとナナリーが目指した、そして前回ルルーシュが気づいた「優しい世界」の実現のためにこれからは行動すると、主人公ルルーシュの目標が定められたのが前回だった訳です。
で、その「優しい世界」は前回ルルーシュが幻視した生徒会メンバー達が揃っている風景に象徴されていて、ミレイ、シャーリー、リヴァル、ルルーシュはいるけれど、まだカレン、スザク、ナナリー、ニーナはいないというのに現時点での状況が示されていました。つまり、ブリタニアだけが至高という皇帝がよく演説している弱肉強食の世界では、ブリタニア人であるミレイ、シャーリー、リヴァル、ルルーシュがブリタニアの鳥かごの中で暮らしていくことはできても、未だいないカレン、スザク、ナナリー、ニーナとも理解しあって共存できるような風景は訪れない。何故なら、混血で反ブリタニア意識の元で戦っているカレンや、日本人だけど日本のためにとブリタニア側に渡ったスザクや、ユフィの意志を継いで日本人とブリタニア人が共存できる世界を目指すナナリーや、ユフィの一件で反日本人意識に傾いたと思われるニーナは今のままの世界では戻ってこないから。つまりは、日本人は差別され、ブリタニア人が支配するという差別に覆われた世界を変えなければ、前回獲得したルルーシュの新たな目標である「優しい世界」は訪れないと。
その前回までの流れを受けて、今話の物語はまずは日本人とブリタニア人の差別意識という主題から幕を上げます。
物語当初は日本人への差別意識が強いキャラとして登場したんだけど(第一期のスザク転入時あたりのエピソード参照)、ユーフェミアと関わっていく物語を通して徐々にその差別意識が薄れていったニーナ。だけどユーフェミアがゼロに殺されたのをきっかけに再び差別意識の牢獄に落ち込んだと思われるニーナがまずはR2で初登場。ここから、日本人とブリタニア人の共存という理想をこの作品内で語る上で、ユフィが大きい存在であることが提示されて、今話はユフィを巡る物語としても進行します。
虐殺皇女という一般の日本人のユフィへの評価が描かれたり、それでもゼロが行けというなら行こうかというユフィが構想してナナリーが継いだ行政特区日本への肯定派の日本人達、逆に、もう名誉ブリタニア人になったのだから、今更日本人には戻れないと語る行政特区日本への否定派の日本人達と両方が描かれたりと、何気ない一般日本人達の描写にも、日本人とブリタニア人との間にまたがる差別のボーダーという主題が滲み出るような作りになっています。
そして、今話での差別意識の象徴というか、ブリタニアが是、日本人は所詮イレブンなんだから差別されてしかり、場合によっては見せしめとして虐殺されてもしかりとまで思っているミス・ローマイアさんが作中で否定的な方向を担うキャラの代表としてピックアップされつつ、それとは真逆のカウンターとして、作中是、そういった差別が前提の世界に抗うスザク、ナナリー、ルルーシュの、ユフィの残した「優しい世界」という理想に対する気持ちが描写されていきます(一つは、ヴィレッタ先生と扇さんを会わせようとしたルルーシュの辺りなんかにも、ルルーシュが差別が無効化された「優しい世界」を目指しはじめたのが滲み出ているように思う)。
で、三人の気持ちは、寄り添うユフィの名を冠したキャンドルの絵に象徴されるように、ユフィが目指した「優しい世界」という理想を肯定して、自分たちもそれを目指そうという所で一致してるんですね。ただ、それには「罪を赦さなければならない」という大きな壁が立ちふさがっている。ナナリーは赦したい気持ちを持っているんだけど、さすがに自分の一存で罪を赦してしまっていいほど世の中が甘くないのも分かっているし、スザクに関しては、自分が親殺しの罪を持っていて、その贖罪のために正しい過程で死ぬことを一時行動原理にしていたため、罪を赦すということは自分を否定してしまうことに他ならない。なので、この「赦す」というハードルは高い(ちなみに、このユフィやナナリーの理想を追うなら罪を許さなければならないけれど、スザク自身のアイデンティティとしては許す訳にはいかないという葛藤で、自分を襲った犯罪者の死刑許可を前に逡巡するスザクに対して、アーニャがそっと歩み出て代わりに死刑許可にサインするという形でスザクの追いたい理想とスザクのアイデンティティとの間の葛藤をいい意味で先送りにして救ってくれたのはポイントだと思う。地味に、アーニャが今回は大事。後半でもスザクを信じているような発言してたし)。
そこで、ルルーシュが打った奇策が、合法的に「赦す」シチェーションを作るという作戦。
今回のナナリー版行政特区日本に集まってきたのは、前述したように世論が別れていて、もうブリタニア人の支配の中にも適合している日本人がいる一方で、それでもわざわざ行政特区日本にやってきた人達なので、そうとう差別されている人達だと思われる訳ですよ。そんな彼らを救うのが「優しい世界」を新たに目指すようになったルルーシュのミッションな訳ですが、そのために使ったのが、今回のメイントリックである、ゼロを記号にしてしまって「ゼロを国外追放にする」という総督権限に基づく正しいルールに基づいて、記号であるゼロを全員赦してもらう(厳密には国外追放という減罪)という作戦。これなら、本当は赦したいナナリーの意も汲めるし、正しいルールに基づいて行動するというスザクのアイデンティティも破壊しない。マジで、ナナリーとスザクを理解しているからこその作戦。
そしてこのクライマックスまでを「差別の無効化」という主題で引っ張ってきて、そこから一気に「アイデンティティ」の主題に収斂していく様が今回は圧巻でした。
前の感想を参照して欲しいのですが、コードギアスには登場人物に多面性とそれに付随する名前を設定しつつ、本当の自分って何?とアイデンティティを問いかけるという大きな主題が一つあって、例えばルルーシュなら、皇子ルルーシュ(ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア)としての側面と、学生ルルーシュ(ルルーシュ・ランペルージ)としての側面と、反逆者ルルーシュ(ゼロ)としての側面の三つを持っていて、本当のルルーシュって何なんだろう?と問いかける構造がそこにあった訳です。
で、この多面性の中からのアイデンティティの同定というテーマは、キャラクター個人だけに当てはまるのではなく、「日本」と「エリア11」という二つの名前を提示しておいて、本当の日本って何?という形で、国レベルのマクロな部分にもかかってくる大きな主題でもあるというのをこれまで何度か書いてきました。
そこで今回の、ルルーシュの、
「日本人とは、民族とは何だ?」(ルルーシュ)
というスザクへの問いかけ。
ここは震えましたね。これまでキャラクター個人のアイデンティティに主にスポットがあたっていたのを、ついに国のレベルでのアイデンティティに踏み込みました。
そして、スザクが返した返答が、「日本人、民族とは『心』」で、そしてそれにルルーシュも同調。
で、この国レベルのアイデンティティ論が、そのまま個人レベルのアイデンティティにもかかっているのが今話の凄まじい所です。
言語も土地も、血筋さえも違っていても、そんな表面的なものではなく、日本人のアイデンティティは「心」だというスザク&ルルーシュの解答が、たぶんそのまま、ルルーシュにもかかってくるんですね。皇子ルルーシュとか、学生ルルーシュとか、反逆者ルルーシュとか、そういう表面的な所ではなく、ルルーシュをルルーシュたらしめているものもおそらくはまた「心」。この辺りで、前から書いているラストは全ての側面のルルーシュが統合されて一つのルルーシュ、Allルルーシュになるんじゃないかという予想を、やっぱりそうなりそうだとより強く思いましたよ。
この方向は今話の色んな所で顕著で、ミレイ先輩が丁寧に、
「ゼロは<中略>自分自身を記号にしちゃったってことだから」(ミレイ)
と解説してくれてますが、これ、記号論とか勉強したことある人じゃないと解釈しづらい解釈ハードルが結構高い部分だったと思うんですが、ようはルルーシュは「ゼロ」を自分という個に対応するアイデンティティではなくて、仮面に表象される、100万人みんなの記号にしてしまったんですね。この意味はめちゃくちゃ深いんですが、とりあえず重要なのは、ルルーシュはゼロ=自分ということにもうこだわっていないからこそこういうことができたんですね。同一性にこだわるなら特許を出願してそのロゴがオリジナルというアイデンティティにこだわるのだけれど、今回のは、特にそういう同一性にはこだわらないので記号としてみんなが付けていてもいいよというスタンスと言えば、ちょっと著作権に関するトピックなんかに敏感な人には伝わるでしょうか。
また、今話序盤で藤堂さんに、
「藤堂、日本とは何だ?」(ルルーシュ)
と問いかけたり、
中盤でロイドさんと、前のゼロと今のゼロは同じ人物なのかと「同一性」に関する会話をルルーシュがしたりと、スリリングに、同一性、アイデンティティの主題に関わる仕込みを「タメ」として入れておいた訳です。
そこからダイナミックに展開する、「心」で同定されれば言語や地域、血筋などは関係なく日本人と同定されるという日本人の同一性、アイデンティティに関わる話と、ゼロという自分を記号として解放するというこれまたスリリングな同一性、アイデンティティに関する展開。
そして、それらの流れを結ぶ。まさかの、咲世子さんの前での仮面外しに、それに笑顔で答える咲世子さんという絵。これ、解釈するに、おそらくこの時点で、咲世子さんはルルーシュ=ゼロだってもう知ってたんだよな。前シリーズでディートハルトがルルーシュ邸に放ったゼロの正体を探るためのスパイが咲世子さんだったので、おそらくそのミッションはもう結実していて、咲世子さん(とディートハルト)はルルーシュ=ゼロなことはもう知っている。そして、まだ想像から補完するしかないけど、ルルーシュが皇子であることを知った上で匿っていたミレイ先輩経由で用意されたルルーシュ邸に付き添っていたメイドさんということで、皇子ルルーシュのことも実は咲世子さんは知ってるんじゃないかと。
そう思うと、ルルーシュの三つの側面を知る人が、ここにもまた一人……っていう場面なんだよね、今話ラストのルルーシュの咲世子さんの前での仮面外しは。アイデンティティや同一性に関して掘り下げまくった今話のクライマックスだったからこそ、ラストはルルーシュの三つの側面を知る、Allルルーシュを知る咲世子さんの微笑みで締めと。最後に「アイデンティティ」のテーマに「秘匿性」のテーマまでかみ合わせてくるという凄まじさ。ここに、ルルーシュが秘匿を解放した人物が、C.C.やカレンの他に、また一人……。
さらにさらに、こうやって「心」による多面性の中からのアイデンティティの同定、同一性とは「心」だろというのを描いたからこそ、やっぱり「心」を、自由意志を剥奪するギアスは作中悪なんだと再確認させられる訳です。もう、本当お腹いっぱいなんですが、ラストはそうやって「心」でもって多面性の中から自分をアイデンティファイしつつあるルルーシュが、
「今は感謝しよう枢木スザク。そして忘れるな、あの約束を」(ルルーシュ)
の言葉を語って、ギアスでは無い右瞳のアップという演出。
これまでの感想で何度か書いてきた通り、ルルーシュが相手の自由意志を踏みにじっている時はギアスが宿る左瞳のアップを、相手の自由意志を尊重して自分の本心を伝えている時はギアスでは無い右瞳のアップをコードギアスでは演出として使っているので、もう、最後に「自由意志と強制意志」の主題まで盛り込んで下さって、本当にお腹いっぱいでありがとうございました!って感じでしたね。
いやー、燃えとかノリの方向のカタルシスとは違うけど、詰め込まれている沢山の物語の軸、情報を煮詰めきって1話の物語として芯を通して昇華している点で、僕の中ではまぎれもなく神回でありました。
◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。
→R2のBlu-ray Disc版第3巻が予約開始
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume03 (Blu-ray Disc)
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02(Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 (Blu-ray Disc)
→R2のDVD版も第3巻が予約開始
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume03
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02
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→R2でもSound Episodeシリーズがリリース開始
コードギアス 反逆のルルーシュR2 Sound Episode1
→前回TURN7「棄てられた仮面」の感想へ
→次回TURN9「朱禁城の花嫁」の感想へ
→「コードギアス 反逆のルルーシュ」&「コードギアスR2」感想インデックスへ
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この記事へのコメント
あの、咲世子さんですがおそらく仮面取るまではルルーシュ=ゼロは知らなかったんじゃないかと思うのですが。
仮面取った場面で咲世子さん普通に驚いていましたし。
ディートが密偵に咲世子さんを選んだのは、単に学園にいる日本人が咲世子さんしかいなかったからじゃないかと。
あとDVD特典の咲世子の日記帖からしてもゼロ=ルルーシュには気付いていない感じがします。特に9巻の日記帖は、ブラックリベリオン後にはもうランペルージ兄妹とは会えない事を覚悟しているような内容でしたし。
素顔を晒したルルーシュを見て、咲世子さんの表情が驚きから微笑みに変わったのは、もう会えないと思っていたルルーシュに再会できたことが嬉しかったからなんじゃないかと。
実際は描写されていないだけで、学園には他にも日本人が雇われている、という可能性もあるので推測でしかないのですが……。
ただ、カレンみたいにショックは受けてないので、「もしかしたら、ゼロの正体はルルーシュかも?」ぐらいは思っていたのかもしれません。
それから、ルルが皇子である事は、咲世子さんは知っていたと思います。
ナナリーが総督就任時の挨拶で、自分が皇女ある事を言ってましたから。
あと、ルルが咲世子さんの前で仮面を脱いだのは、自分の無事を咲世子さんに知らせたかったのかな、と思いました。
それにしても咲世子さんって、ルルの3つの面を知ってて、なおかつすでにギアスも使用済なんですよね。
もしかして、ヒロインに昇格?
今回ので気になったことで一つ。
スザクに対して「日本人を見逃せ」というゼロ。これって、前作のオレンジ「全力で逃がせ」にかぶってくるように思いました。視聴時は単に、スザクにはもうギアスが効かないからな、と笑って見ていたんですが、ここの感想を読んで、「ギアスを使う必要がない」=ナナリーやスザクへの信頼を明確に表したのかもしれないと、思えてきました。
咲世子話で盛り上がってるのを見て考えたのですが、ルルーシュが顔を見せたのは、ゼロとナナリーの関係を知らせておくべきと言う判断ではないのかな、と。
TURN-2でも咲世子については名指しで居場所を確認している事からもうかがえますが、R2のルルーシュにとって咲世子は「ナナリーと自分の橋渡しになれる人物」と言う意味合いが強いように思います。
(秘匿と言う要素がなければスザクも同じ役割が持てるのですが)
ナナリーに対して何らかのアクションを今後仕掛ける事になるだろう事を考えても、その役割は地下協力員であった上ランペルージ兄妹の世話をしていた咲世子以上に適任はいないんですよね。
……騎士団と入れ代わりになってしまうとまた咲世子さんの出番がなくなりそうですが(笑)。(続きます)
全く話は変わりますが、個人的にコーネリアが気になっています。
彼女もまたゼロの素顔やナナリーとの関係を知っている一人。
(ゼロの素顔については直後にギアスをかけられているので不確定ですが、ゼロとしてのルルーシュが仮面を脱いで接したのはユフィとコーネリアだけなので覚えてそうです)
今回、特区日本の話で再登場かと思っていたんですがそれはならなかったので、再登場はかなりクライマックスになりそうな予感がしています。
ユフィについての諸々を昇華しつつナナリーと再会してスザクとも手を取り合う、みたいな。
ニーナに関しても昇華されてルルーシュ(とC.C.)がガニメデに乗ったりしたらかなり熱いなぁ……
と妄想は尽きないので(笑)、この辺りで失礼します。
また何かの機会にお邪魔致します、ションでした。
どうも初めまして、コメントどうもです。
キャンドルの場面良かったですね。スザク達の方は「ユフィ」って書いて、ルルーシュは「ユーフェミア」って書いてるのが一つになるっていうのも、深読みすればユフィ/ユーフェミアの二つの名前、二つの側面の同定って感じで今話終盤のアイデンティティの主題に繋がる所なのかななんて思ったりです。
BIGLOBE配信版は僕はチェックしてないので、ちょっと僕の方では検証できないですねー。誰か両方見ていて他に気付いた方いらっしゃいましたら教えて下さいー。
どうも初めまして、コメントどうもです。
咲世子さんがちょっと驚いてるのは僕も確認してたんですが、その驚きは、ルル=ゼロは知ってたんだけどここで自分に対して仮面を取ってくれるとは思わなかったという驚きなのかなと解釈してました(あんまり派手に驚いてないので)。で、その後の微笑みは、ああ、私を信頼して素顔を見せてくれたんですねという微笑みというか。咲世子さん頭良さそうなんで、今回の記号論的な100万人ゼロの意味合いも全部理解して、その上で仮面を取ったルルを包み込むように笑ったと解釈してもステキですし。
あと構成上、第一期終盤での咲世子さんがディートハルトのスパイだったという伏線を生かす機会が、ここで既にルル=ゼロを知っている→仮面外しに繋がるという部分で回収する以外他にいいところがもうないかなというのもあります。
僕の咲世子さん部分の解釈はナナシさんへのレスみたいな感じなんですが、確かにもうナナリーが自分が皇族だとマスメディアに向けて宣言しているんで、時系列上は咲世子さんはじゃあルルーシュも皇族なんだろうというのは知ってるとは僕も思ってました。
ただ、ステキ度をアップさせて解釈したい部分として、ナナリーがマスメディアに出てくる前に、ミレイ先輩経由でお仕えしてた頃から聞いていた方が萌えるかなと(いや、確証できる描写はないんですけど)。それくらい実は影で信頼度が高かったからこそ、ここでルルーシュが仮面を取ってみせる意味の劇的度があがるというか。まあ、確かに咲世子さんどれだけ重要キャラに昇格なんだよって感じなんですが(笑)
どうもはじめまして、コメントどうもです。
スザクに命令というか要求する時はルルーシュは絶対にギアスを使わないというのは、どれだけ敵対してもやっぱりスザクは大事な人だから自由意志を踏みにじりたくないという、あり得るかもしれない最後の共闘展開への重要要素だったりするんで、わりとその意図は明確かなと思っています。
第一期で最初にスザクを仲間に勧誘した時も、ナナリーの騎士になって貰おうと思った時も、絶対にギアスを使用しようとはルルーシュしなかったんですよ。なので今回も、既に使用済みだから云々よりも、スザクに対してギアスは使わないというルルーシュの深層のスザクへの信頼、大事な人だという気持ちの現れだと解釈しておきたい部分です。
どうも初めまして、コメントどうもです。
ああ、今後ナナリーと接触する時に、ナナリーにとっては昔お世話になった人繋がりで咲世子さんと接触というのはアリだし、その繋がり経由でルルーシュとしてナナリーと接触するには、橋渡し要員である咲世子さんにはルルーシュ=ゼロだと知っておいてもらわないといけないという。
そこまで冷静に作戦を考えた上で顔を見せたのかも今後の展開次第ですが、僕の解釈は本記事とコメント欄のレス部分に書いた感じですね。
コーネリア様は僕も重要人物だと思っています。もともと妹主義者としてルルーシュと重ねられて描かれていた部分もありましたしね。ユフィの真相をどう知るのか、その時どう動くのかは楽しみです。
またおいで下さいー。
ネウロ感想のころからこちらにお邪魔しておりました。
最近コードギアスを知り、こちらで考察を拝見しまして、いろいろと納得しました。
ルルーシュの三つの側面(名前)にヒロインが対応する、というのは私も考えていたのですが、私は皇族としてのルルーシュヒロインはナナリーだと思っていました。
でも、こちらの考察を読んで、ユフィの方が確かにしっくりくると思いました。
一期でアイデンティティをロストしたルルーシュですが、死んだユフィを取り戻すことはできないので、ユフィの意思を継ぐもの=ナナリー&スザクを取り戻すことで皇族としてのアイデンティティを取り戻すのでしょうか。
逆に、三つの自分を取り戻した後、一期の最後まで彼に残されたヒロインであったc.c.を失うことになるのかもしれないとも考えられます。物語の初めは、ルルーシュとc.c.とのボーイミーツガール(笑)だったわけだし…。
個人的にはc.c.が好きなので、消えないでほしいのですが、契約の中身がわからないので、まだなんとも言えないところです。
それでは。これからも楽しみにしております。
どうもはじめまして、コメントどうもです。
僕も皇子側面を取り戻すのは、同時に兄としての側面も取り戻す感じで、ユフィを受けついだナナリーを取り戻す形で描かれるのかなと思っております。
あと、最後は三つの自分を取り戻す代わりに、一期で最後まで全ての自分を知っていてくれたC.C.がいなくなるのかなとは、僕も結構漠然と想像していました。もうC.C.(と彼女が与えてくれたギアス)がなくても大丈夫、という形でのラストで、成長譚として綺麗にまとまる気がして。
心情としては最後までC.C.もいるハッピーエンドな風景を見たいですけどねー。








