2008年05月28日

ツバサ/マガジン感想/Chapitre.191「七日間の約束」

 今週の「ツバサ」。マガジン雑誌本編のタイムリーネタバレ感想、Chapitre.191「七日間の約束」の感想です。
 ◇

 真・小狼、真・さくら過去編。今回は、やがて訪れるだろう過酷な出来事の前の日常パートって感じでほんわか読めました。小狼×さくらいいよねー。

 真・小狼に真・さくらが花かんむりをかぶせる所は、5巻のChapitre.33「嵐の夜」に既知情報として写身小狼Verが描かれていて、その時桃矢兄さんが「違和感」を感じたって言ってるんだよね。これがおそらく、真・小狼時に一度見たシーンなのに、時間巻き戻し後は小狼が写身小狼に入れ替わっていることから来る「違和感」だったと思われる訳で。

 158話ぶりの伏線回収。相変わらずの超長期構成っぷりと、それを実現化するパワーに驚いています。長編と言っても書き終わるまで作者のコントロールがある程度効くミステリ小説なんかと違って、人気に左右されてタイムリーに送り手側の計画の更新が要求されるであろう週間漫画連載でこういった超長期伏線回収を実現できるっていうのは凄いよなー。

 あとは、

 「でも、私の名前は……」(真・さくら)

 ってことで、真・さくらには「さくら」の他に本当の名前がある、厳密には真・小狼のお母さんのCCさくらちゃんの多次元同位体ではないのかもというのも匂わされました。これは良かった。真・小狼、お母さんを好きになっちゃってるじゃん!マザコン!?とか実はちょっと思っていたので、CCさくらの小狼&CCさくらちゃんの恋愛のリフレインだけじゃなくて、真・小狼、真・さくらそれぞれに本当の名前がある、「個」としての恋愛なんだと安心しました。

 それから、未来視以外の植物や水の声が聞ける真・さくら(&写身サクラ)の能力が今回ピックアップされたのは、この能力が最終章で何か役割を果たす前フリかなー。未来視の力に比べて、前もって紹介はされていたけどあんまりピックアップされてこなかった力を敢えてここで確認してる印象なんで。前回、断絶を超えるモノもある!っていうのを作品として描いている印象を受けるって書いたんですが、この能力が真・さくらから写身サクラに受け継がれているっていうのも断絶を超えている感じです。

 次号から31号まで休載。待ち遠しいですが、準備万端で最終章に望んで欲しい感じです。

→大川七瀬&竜騎士07シナリオドラマCD付の「XXXHOLiC」13巻初回限定版(ヤングマガジンの公式ページ)の予約開始しています

初回限定版 「XXXHOLiC」 13巻

前回の感想へ次回の感想へ
「ツバサ」マガジン感想のインデックスへ
『ツバサ』コミックス感想のインデックスへ
『ツバサ TOKYO REVELATIONS』感想のインデックスへ
アニメ版『ツバサ・クロニクル』感想インデックスへ
『XXXHOLiC』コミックス感想のインデックスへ

【コンタクト】
WEB拍手を送る
メールフォーム

【WEBサイトへ】
文芸・創作サイト『Language×Language(ランゲージランゲージ)』

【メールマガジン】
 アマチュアとプロの境界がボンヤリしてきた今日この頃。
 個人でも楽しくモノ作りをしながらしっかり稼いでいる方法が読めば分かります(^^)

メルマガ登録・解除
 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by リュー   2008年05月29日 02:00
>本当の名前
真・さくらにも真名があるのね。真・小狼ともども、作中で明かされなくてもいいけど、どんな名前だろ。
案外、

「じゃ、読者のみなさんのお名前でも入れておいてください」

なんて落ちを用意してるんじゃないだろーな。

>恋愛のリフレイン
マザコンて、あーた(笑)。でもそこは読者の足を掬われそうなところではありますね。

「あの『さくら』を大事に想ってたのはおれじゃない、お前だろ!」

…でしたっけ?この真・小狼の台詞があるから、そこは迷いませんでしたが。さくらに恋愛感情を持ってたのは写身の方だったはず。
2. Posted by あいば@管理人   2008年05月29日 06:55
>リューさん

まだだいぶ謎なんですが、一周目(今の過去編)が真・小狼(真名あり)と真・さくら(真名あり)の恋愛、巻き戻し後の二周目の第1話までの玖楼国での時間までが、写身小狼と真・さくら(真名がどうなっているのかは分からない。お父さんが一周目と違うなど謎多し)の恋愛、第1話旅立ち後が、写身小狼と写身サクラの恋愛、東京編以降が、恋愛かどうかはともかく、真・小狼と写身サクラの関係が軸……と、そんな感じですかね。

複雑だなー。
最近のトピック

▼ようやっと登録されました

ツバサ 28―RESERVoir CHRoNiCLE (少年マガジンコミックス)

▼冬コミ(C77)に参加します

水曜日(12月30日)
東地区“T”ブロック−52b
Language×2(ランゲージランゲージ)

詳しくは創作サイトで。

▼流行のメディアやってます

pixiv
アメブロ
Twitter

▼WEB小説▼
夢守教会

 第四話。コピー誌にて公開中

創作活動

▼メインで運営している創作サイト
Language×Language

フリーWEB小説
オリジナルWEB小説『夢守教会』
オリジナルWEB小説『陽菜子さんの容易なる越境』
フリー短編ノベルゲーム
雛守春夢-ひなもりしゅんむ-
(R-18サイト注意)
発行個人誌既刊
Fate&魔法使いの夜
ひぐらし魅音本
オリジナル少女小説
[下記ページより通販で注文できます]
Language×Language同人誌通販のページへ

Amazon



国内盤DVDタイトルは原則予約26%OFF
1500円以上の注文で配送料無料
→Amazonでお買い物の際は是非こちらのサーチボックスから。応援よろしくお願いします。

▼購入決定▼
→11月14日
S.H.フィギュアーツ キュアドリーム
→11月17日
ツバサ 28―RESERVoir CHRoNiCLE (少年マガジンコミックス)
▼検討中▼
PlayStation 3(120GB) チャコール・ブラック(CECH-2000A)
▼買うつもり▼
ComicStudioPro 4.0
▼買った▼
Wacom Bamboo Comic CTE-450/W1
Wacom Bamboo Comic CTE-450/W1
マンガ・イラストテクニック大百科―コミッカーズマンガ技法書 テラ激マン
マンガ・イラストテクニック大百科―コミッカーズマンガ技法書 テラ激マン

殿堂入り(創作)

◇奈須きのこ『空の境界』◇

 一話ごとに、「俯瞰」、「痛覚」、「矛盾」、「記憶」、そして表題「空の境界」といった概念を濃密にテーマとして絡めて煮詰めきってるのが凄まじいです。一話一話が高密度であるだけでなく、全話を通してみると、それはそれでしっかりと一本通った伏線、テーマが縦軸として存在すという美しさ。概念云々だけじゃなく、ストレートに切なさが残留する恋愛小説としても読めます。初読で満足できず、繰り返し読み返す類の作品です。

空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)
空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)

空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)
空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)

空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)
空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)

殿堂入り(ビジネス)

ネットビジネス大百科

 僕が実際に実践しているネットビジネス/ダイレクトレスポンスマーケティング/コピーライティングの教材です。これのおかげで現在ネットからの収入だけで生活できているという個人的思い入れも深いお勧めの教材。ただし、本気の人向け。
 上記リンクをクリックしてご購入頂いた場合のみ、僕(管理人)が実際にこのブログで一日1000アクセス検索エンジン経由から集めた実例を解説している、SEO(検索エンジン最適化)技術についての補足教材イーブックがおまけで付きます。
ビジネスブログの方に09年時点の補足を書いてみました

メールマガジンを発行しております

 アマチュアとプロの境界がボンヤリしてきた今日この頃。個人でも楽しくモノ作りをしながらしっかり稼いでいる方法が読めば分かります(^^)

アクセス解析


ブログTOPへ戻る