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 『コードギアスR2』第17話「土の味」の感想&トラックバックセンター記事です。
 前回第16話「超合衆国決議第壱號」の感想&トラックバックセンター記事では、5900PV/WEEK超えのご好評を頂いてありがとうございました。前シリーズでの運営経験を生かして、TBセンター記事は早めに立てておきますので、今回も感想記事を書いたブログ管理人の方はふるってトラックバック頂けたら幸いです。なお、記事中はネタバレが前提となりますことをあらかじめご了承下さい。
 ◇

<追記:感想アップしました>

◇以下本編感想◇

 「枢木スザク、君は誰だ?」(シュナイゼル)

 主要登場人物の誰もが複数の側面、「多面性」を持っている。そして、どの側面の自分が本当の自分だ?と「アイデンティティ」を問いかける。

 そんなコードギアスのキモが、後半クールの山場その一と思われる第二次トウキョウ決戦を前にさらに分かりやすく問いかける感じに今回はなっていたんじゃないかと。

 もう、今話に至ってはあからさまに言語化してこの主題を伝えています。

カレン→ルルーシュで、

 「優しい兄の顔とゼロの仮面、どっちが本当のルルーシュなの?」(カレン)

 と、もうど真ん中な問いかけ。

ジノ→カレンで、

 「紅月ではなくシュタットフェルトの名前を選べば……」(ジノ)

 と、これも複数の側面とそれに対応する名前(アイデンティティ)からどの側面を選ぶ?という繰り返されてきた主題をまんま言語化しての問いかけ。

 そして、

シュナイゼル→スザクで、

 「枢木スザク、君は誰だ?日本人、名誉ブリタニア人、ナイトオブセブン、それとも枢木玄武首相の息子か。ルルーシュの友だち、ユーフェミアの騎士...」(シュナイゼル)

 と、こちらもど真ん中の複数の側面、「多面性」の中からのアイデンティティを問うという第一期から一貫してこの作品に貫かれている主題を言語化した問い。

 そういった、複数の側面、複数の名前、複数のアイデンティティから、本当のアイデンティティを選択する時!という方向の盛り上がりを、個人個人のキャラクター達だけじゃなく、いよいよ「エリア11」か、「日本」か、国のアイデンティティも選び取られるべく決戦の時!というマクロな戦争の構図にも対応させながら、クライマックスになだれ込んでいっております。

 でもこれ、話数から考えて、まだ途中で、いよいよアイデンティティの選択が差し迫ってきているのを演出しながらも、まだ「ついに一つのアイデンティティが選択されてヨシ」という所に落とすんではなくて、いわゆる「タメ」の状況だよなぁ。

 僕としてはよくAllルルーシュという言葉を使っている通り、このテーマは、全ての側面、多面性に意味があった!という所に作品としては最終回付近で落とす気がしてるので、まだ、中盤のクライマックスなんだろうと思います。

 そしてたぶん、

 「それでお兄様ったら、私のためにずっとサンタさんのモノマネをして……」(ナナリー)

 が意外と深い台詞。これは「サンタさん=ゼロ」な感じの含みを持たせているんじゃないかと。ゼロはナナリーのためのサンタさん。そして、サンタさんの正体がお兄さんで、そのお兄さんの気持ちにも、ナナリーは気付いているという。

 以下はピコポイント。

●ルルーシュとスザクの「手繋ぎ」実現せず

 第一期第一話冒頭から繰り返されている、作中最後の希望の象徴となるモチーフ、ルルーシュとスザクの手繋ぎが、今回は実現される直前にブリタニアサイドの介入により実現せず。

 ここまで「タメ」た以上、最後には実現するのだと信じたい所。

 ルルーシュの告白が、自分を罰するための嘘だとスザクが見破った上でルルーシュにかけた、

 「この戦いを終わらせるんだ」(スザク)

 が、stage16「囚われのナナリー」

 「僕とルルーシュが組んで、出来なかったことなんてないだろ?」(枢木スザク)

 から続いている、バトルもの、戦争ものという側面からみた場合のこの作品の落としどころへの示唆な気がする。

 確かに、ここまで大きくなったゼロと、ここまで出世したスザクとが組んだ時、できることは大きいので。

●ナナカレ

 ルルーシュ→スザクホットラインによるナナリー救出作戦は水泡に帰したので、ロロを使って何かやろうとはしてるみたいだけど何か失敗しそうな雰囲気ということもあり、ここはこの決戦時にナナリーを救うのはもうカレンしかいないんじゃないかと。

 優しい兄としてのルルーシュの気持ちを知って、恐らく写像される優しい兄としてのナオトの気持ちに想いも至りという流れなゆえに、ここでナナリーを助けることこそが、妹として重ねられるカレン自身を助けることにもなるかのような構図。

 ナナリーのための紅蓮聖天八極式出撃は妄想してフライングで燃えてるんだけど、是非とも実現しないかなぁ。

◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。

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