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 マサユキさん経由で遠藤達哉先生の短編集『四方遊戯』が発売になっていたことを知り、いそいそと買ってきました。良かった、最後の一冊が近所の本屋さんにまだあった!
 読切とかまでチェックしてるコアなジャンプ好きの間では、時々技アリの短編が掲載される方として(たぶん)有名な方だと思うんですが、僕の場合だいぶ前のジャンプに掲載された『PMG-0(ピーエムジー・ゼロ)』っていう短編が好き過ぎて、一時過去の短編が載っているジャンプをヤフオクで探していたりもしていたので(見つからなかったけど)、今回の短編集発売は嬉しい限り。
 ◇

 全体として、収録されている四編とも、ほー、と溜息が出るくらい良かったです。

 四編とも、(単純化すると)強い女の子が悪い男達(主に命を軽視してるというのが特徴的な悪特徴で設定されてる気がする)をぶっ倒すお話なんですが、各編の主人公を張る女の子がとにかくカッコいい。女の子だけど、ヒロインっていうよりはヒーローな感じ。そういう爽快な話が読みたい人に軽くお勧め(短編集なんで簡単に読めますし)。

 なかでも、思い入れがあった『PMG-0(ピーエムジー・ゼロ)』がやっぱり良かったかな。クライマックスの、

 「この鉛玉一つで 人が死ぬんだ」

 の下りからの数ページは今回読み返しても鳥肌が立ちました。

 少年が頑張ってるんだけど、実力不足で必ずしも理想を貫けないのもイイ。だけどそんな少年の気持ちをタニアが汲んでラストバトルになだれ込んでいく展開が今読んでも熱くて気持ちいい。

 あと、漫画本体はいい意味で漫画漫画した絵を描く方だと思っていたんですけど、今回表紙とか中のカラーページとかの女の子絵カラー原稿が、どちらかというと観賞用イラストな方向で美麗でいいですね。

 短編ごとに創っている世界観がイイと思うので(それぞれ「竹取物語」とか「三銃士」とかモチーフがあったのに今回気付きましたが)、空想世界+美麗ヒロインという、なんか、もうありがとうございました!という絵とお話が楽しめました。これは、かなり今回収穫だった短編集。

 実は『TISTA』をまだ読んでないので(1話だけ立ち読みしたけど)、今度はそっちも買ってきますわー。

四方遊戯 遠藤達哉短編集 (ジャンプコミックス)