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 今週の「ツバサ」。マガジン雑誌本編のタイムリーネタバレ感想、Chapitre.199「生き抜く力」の感想です。
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 真・さくらが「今度小狼に会った時に想いを伝えると決める、けどそれは成就しない」は、一周目と二周目でどっちもあったイベントだったっぽい(ただし二周目は小狼が写身に入れ替わっていると)。  そして、黒鋼とファイで、それぞれ両親と本当のファイと、大事な人を失った時のことを回想して、その時願う「願い」についてわざわざ今話でフォーカスをあてて、そこに以前から言われている飛王と真・小狼の「願い」は同じっていう情報を含めると、やっぱり真・小狼は真・さくらが死んだか、死ぬギリギリまでいって、それを回避するために時間を巻き戻したっぽいですね。

 それはツバサ&XXXHOLiC作中ではどうしても叶わない、というか叶ってはいけない「願い」として最初は高麗国編のチュニャン(とお母さん)のエピソード、中盤では紗羅ノ国編&修羅の国編での阿修羅王のエピソード辺り、大きくは黒鋼とファイの過去編なんかで徹底して描いてきた主題だったはずなのに、ラスボスの飛王と、他ならぬ主人公の真・小狼がその禁忌の「願い」を抱いてしまっているという。

 まだまだどうなるのか分からないですけど、仮に本当に真・さくらが死んで、その甦生(というよりやり直し?)が真・小狼の「願い」だったとしたら、作品として叶ってハッピーエンドとは落とさないと思うので、真・さくらの甦生はならないけれど、その分写身の方が残る、だけど躰の記憶には……とか、そんな感じかなぁ。だいぶ妄想入ってきてますけど;。

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