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 『侍戦隊シンケンジャー』第十一幕「三巴大騒動(みつどもえおおそうどう)」のネタバレ感想です。
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 「自分のことは自分で守る」(志葉丈瑠)

 強者過ぎるがゆえに孤独という殿様はカッコいいな。

 敵の目的が殿様本体という設定が明らかになり、強者過ぎるがゆえに自分が原因なら自分だけで責を負いたい、内心ではデレていて仲間が大事だからこそ仲間は巻き込みたくない、という殿様が強者過ぎるがゆえの孤独でカッコいい。

 実際、ラストの強者3人の三つ巴の戦いには、他のシンケンジャーはまったく付いていけずに見ていることしかできないといった状況。

 「仲間が実は大事」という、普通の作品だったらポジティブな要素が、「仲間の命を預かりきるほどにはまだ殿様は強くない」と逆解釈しているニクイ脚本なので、次回の仲間の命を預かる覚悟を決めた真の君主(こんな言葉が出てくる作品なのが凄いな)にパワーアップする殿様が楽しみです。

 あと、殿様二刀流がテラカッコよかった。序盤からアクション飛ばしてるなー。

 でも、

 「借りるぞ!」

 とイエローの刀を強奪してまで独力で敵を片づける殿様の独力暴君っぷりはちょっと面白かった。

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→前回:第九幕「虎反抗期(とらのはんこうき)」の感想へ
→次回:第三十八幕「対決鉄砲隊(たいけつてっぽうたい)」の感想へ
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