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 これは、これを思い出しました↓
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 『東京S黄尾探偵団』だよな、これは!

 リボーン、現在は女性読者支持が厚い作品だと思うんですが、女性読者的に外せない萌え(燃え)ポイントなのだろうか>クライマックスで正装。

 見せ場では着る!

 これは、見せ場では脱ぐ! という「To LOVE る−とらぶる−」と深い対照関係がありますね(エー)。

●真面目な感想

 去年参加させて頂いた『』という同人誌に「虚構へ少年ジャンプ」っていう評論を書かせて頂いたんですが、「日常−虚構」的には、これまでずっと「帰るべき日常の象徴」だった京子ちゃんとハルが、虚構の方(未来世界で戦闘とか、虚構ですよね)に本格的に参戦することになった……というのがここ数話のストーリーライン。

 その過程で、男と女の考え方の違いが「標的237」ではキーになっていて、「男は虚構で戦って、女は日常で変わらずに待っていてくれ」なんて言うのは男の妄想だ、ということがビアンキから語られている。この辺りは女性が強くなってる最近の時勢にマッチという感じ。

 ただ一方で、虚構で戦うことの矜持みたいなのも「標的237」では描かれていて、既に女性だけど虚構で戦い続けてきたクロームの傷を京子とハルが目撃するシーンがそこ。うまく、虚構で戦う男の妄想も否定されないようになってる(間接的にだけど、そのシーンで京子とハルはツナ達の男の妄想の気持ちを察する)。

 そこまで仕込んだ上で、ツナ、京子ちゃんに全てを話すというイベントが発生。虚構と日常の合流。「標的237」はリボーン作中でも屈指の1話だと思いますよ。

 「虚構へ少年ジャンプ」で書いたように「武装錬金」がエンディングで日常へと帰還する物語だったのに対して、リボーンは最終戦に日常も一緒に連れて行くという展開に。そのラインを後押しするように、最終戦の戦場には京子ちゃんとハルも一緒に行くという展開。これは、面白いな!

東京S黄尾探偵団―少女たちは十字架を背負う (コバルト文庫)
東京S黄尾探偵団―少女たちは十字架を背負う (コバルト文庫)

家庭教師ヒットマンREBORN! 24
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To LOVEる-とらぶる-15巻DVD付予約限定版
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