萌えアニメだと思うので萌え語り感想でいいと思うのですが、唯澪が百合っぽいのを意識しても、普通に友だちとしてもキュンキュンでした。
無自覚な唯さんの所業に、翻弄されつつ顔を赤らめるという澪さんが可愛い(冒頭の「ぷにぷに」の所とか)。そして、澪さんを唯に取られたかの如く、かまってオーラを出しながら色々とやってみる律という絵もなんか微笑ましかった。
そして、レイくんが唯憂でイチャイチャ姉妹に再燃したというのが分かる。
スペック低い姉と、しっかり者の妹。外部から見ると妹>姉に見えるんだけど、妹さんとしてはお姉ちゃんの良さを分かっているし大好き……というイチャイチャ姉妹の原点(旧レイくんワールド限定)が唯憂には詰まっている。
あと、唯は本当のダメっ娘なのかと思ってたんだけど、今回の追試で100点取ったのは、実はやっぱりオーソドックスな「隠れたスペックがある」タイプの娘だという展開への伏線なのかと思った。
ちょうどSusan Boyleさんが話題の最近ですが、
You Tube:http://www.youtube.com/watch?v=9lp0IWv8QZY
ダメっ娘と思われている人間の評価がある局面で覆るというカタルシス展開には熱いものがある。
そういうの抜きにしても、「誰にでも輝ける場所がある」っていうメッセージには最近弱いな。部活の軽音部レベルのステージだったとしても、その瞬間に感じた充実感はホンモノで、必ずしも有名アーティストの武道館ライブと比べる必要は、ない。
「けいおん!」はそういうのを切り取ってるのがいいですよね。前回ラストの唯のギターがはじめてアンプに繋がって音を上げた時のシーンも、その感動は、何とも比べる必要がないホンモノの感動だ、というのを描いている。
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