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ツバサ 27―RESERVoir CHRoNiCLE (27) (少年マガジンコミックス)  今週の「ツバサ」。マガジン雑誌本編のタイムリーネタバレ感想、Chapitre.224「閉じられた輪」、225「信じる力」、226「魔王と魔女」の感想です。
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 とりあえず次元ループネタが炸裂から、ループを抜け出すために現れた、写身カップルと仲間の再会までをまとめて。

 次元ループを超えて現れた写身カップルと黒鋼の会話の所はグっとくるな。写身カップル的に、ちゃんと意識を持って黒鋼と話したのは、写身小狼は東京編ラスト以来、写身サクラはインフィニティ編ラスト以来なのか。

 また、ループする時間を繰り返しているだけでは死んでるのと同じというのは、『CCさくら』の未来が全部分かってしまったら生きている今に価値がなくなってしまうという主題と通じる所(ループし続ける限り、写身カップルはこれから起こることを規定事項として知っている訳なので)。そういった生きながらの死であるループ状態を抜けるために、オリジナルCCさくらちゃんが写身サクラに会いに来てくれて星の杖をくれるというのは結構感動的なシチェーション。それに、ツバサ本編でずっと歴史を愛する存在として描かれてきた写身小狼的にもここは意味がある。ループし続けるだけなら、全ての歴史も無意味になってしまうので。

 あとは、四月一日と侑子さんの再開が成されると思うのだけど、飛王が担っている作中否である甦生ではなく、どんなロジックで達成させるのかが楽しみ。その点、写身カップルの消滅から再登場までは、時空ループというギミックを使って上手く描いてきたなーという感じ。

→26巻付属のOAD「春雷記<前>」見ました。感想はこちら。(<後>の感想はもうちょっとお待ちをば)

→最新刊27巻掲載分の感想をまとめて読みたい方はこちら

→XXXHOLiC15巻

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