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 発売日にゲットした最近ハマってるアニメ、『とある科学の超電磁砲』の主題歌、fripSideの「only my railgun」の感想です。
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「光散らす」とか「遥か」とか超電磁砲そのままのワードが歌詞に豊富で、逆に「暗闇」とかそれらのアンチテーゼワードも豊富な歌詞。アニメのオープニング映像のイメージがもちろん強いんですが、曲名になっている通り、暗闇を切り裂いていく美琴の超電磁砲のイメージの一点突破で作ったんじゃないかという爽快な一曲です。僕はわりとエレキギターに電磁的なイメージを持ってるんですが、エレキがかき鳴らされる間奏とかも、やけに超電磁砲な感じ。「やけに超電磁砲な感じ」とか、普通に生きてたら一生使わない言い回しだな!

 あとはアニメのオープニング&エンディングの解釈感想になるんですが、今のところ僕がこの作品に感じている主題は番組感想に書いている通り「完璧なシステムVSアナログな人間」なんで、それがそのままOP&ED映像にも出ている感じ。完璧なシステムの方が無機的なイメージで描かれ、アナログな人間の方が生彩な感じで描かれています。具体的には、無機的システムの方のイメージ描写として、モノクロ、色褪せてた映像というのが豊富。逆に生彩でアナログな人間の方はバリバリ色付けてます。OP冒頭は色褪せたモノクロな映像が美琴の超電磁砲が撃ち抜くことで生彩を取り戻す所からはじまるし、エンディングの美琴・黒子、初春・佐天さんのペア描写の所も、色褪せた感じと生彩な感じの両儀描写になってたりするんじゃないかと。

 こう書くと完璧なシステムの方がマイナスイメージなんですが、実際はそうでもなくて、うまくお互いが正義を主張しながら絡み合ってストーリーになっていくのかな、と。システム側の象徴的能力のはずの超電磁砲だけど、美琴(アナログな人間)が使うことで画面が生彩になる所からオープニングが始まる訳ですので。

 あとエンディングのラストは美琴、黒子、初春、佐天さんが携帯になってしまって、これは無機的なシステムに飲み込まれてしまったバッドエンドみたいに一瞬捉えられるんだけど、携帯それぞれはしっかりとカラーで描かれている点、また携帯は通信・伝達・コミュニケーションのための機械という点で、どっちかというとシステムも使う人次第、システムと人間の止揚エンドみたいな映像なのかなーと今の所解釈しております。

 しかし超電磁砲面白いなー。

only my railgun 初回限定盤 TVアニメ「とある科学の超電磁砲」OPテーマ
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とある科学の超電磁砲 第1巻 初回限定版[Blu-ray]
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