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2010年の抱負を発表! に参加中!
 元日の記事で書いた、今年の抱負を聞かせて下さいという件ですが、実に様々な抱負を聞かせて頂きました。
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 本日時点(8日朝)で、三が日中までに頂いたメールに関しては全てお返事が終わっております。まだ届いていないよという方がいらっしゃいましたらメール事故などの原因が考えられますので、WEB拍手やTwitterのDMなど別な連絡手段でご報告頂けたらと思います。

 みんな驚くほど着実で堅実な抱負を掲げておられて、なにか行動するという方も地道に実力つけながらという視点があって、素晴らしいというか安心いたしました。けったさんの抱負も着実かつ堅実だったよ!

 一人くらい何かデカいことやってやるぜ的な人がいるかと思ったんですが(1億円稼ぎますみたいな)、一人もいなくて安心しました。みんな敏感に今の状況は大きく動く時じゃないと察知しておられる。

 真面目な話、今年2010年は何か勘違いしたり一見もっともらしいことを言う人に踊らされたりして突撃して崖から落ちていく人と、着実に力を蓄えて漸進し、向こう数年、さらにその先を楽しく生きる人に分かれる年になるんじゃないかと個人的には感じております。

 何か今の自分の状況に違和感を感じている人は、時代の方は大きく変わっていきそうだけど、とりあえずそういう中でどんな活動を自分の中心にそえれば軸を持って楽しく生きていけそうか。それが何か新しいことっぽかったらその基礎力をつける(去年絵を描き始めた僕の心境に通じる感じ)。また既に自分的にはこれだというものがある人なら、いよいよ今年は一流の世界に入っていけるようにそれを充実させる。またレベル的には既にかなりのものになっているのなら、それを適切に伝えていけるための自分のメディア作りやマーケティングの知識なんかにも目を向けてみる。そーいう感じでいいんじゃないかなと思います。

 経済的に困窮する人は増えるかもしれませんが(僕が見る限り今年中に景気が回復するサインがないので)、そういう人に何が伝えられるかなと思って去年から考えていた話が一つあって、それは僕は学生時代は月額1万3千円のボロ学生宿舎で勉強しながら、それなりに精神的に充実した生活を送っていたという話です。あの頃に戻れる覚悟があるのなら、そんなに経済危機は怖くない。僕が明日無一文になったら、母親を背負ってボロアパートに移住して、あの頃の生活水準に戻りながら、それでも自分で納得できるビジネスを誠実に行い勉強したり絵を描いたりしますよという(もちろん介護はしながら。介護ベッドがなくてヘルパーさんの支援を受けられなくても、精神的な充足がしっかりとあれば介護は可能)。そうなっても根本的な所で母親の幸せは減衰しないであろう自信があります。

 まあそれは仮定で、実際には僕も仕事面でも前年比維持か上方修正を目指す訳ですが、それでもあそこに戻っていけるというのは大きいです。もっと言えば中欧に滞在していた時とか(これも学生時代)、家賃1万3千円どころか家すら他人の家に泊めてもらってたし。

 そうなってくると、上のレベルアップの年とか自分の活動を充実させる年というのは、人間関係にも言えてくるんだろうなと。無一文になった時しばらく泊めてくれる人、泊めてあげてもいい人、あなたには何人いますか? 万が一ハイパーインフレーションに突入したりしてお金が紙くずになり、食料がせいぜい配給制(あるいは闇市的流通)になった時、並んでいる間介護が必要な親やお世話が必要な子どもを預けておける人、預かってもいい人、あなたには何人いますか?

 (広義の)資本主義自体はもうしばらく続きそうだと思っているので、働いて(活動して)対価としてお金を受け取りという活動はがんばっていいし疎かにすることもないと思いますが、一方で年収一千万とか稼ぐことと同格かそれ以上に、何人か心から信頼できて頼りになる友人がいる、自分も彼(彼女)らに(お金抜きでも)胸を張れる人間でいられる。そういう方向での充実さも視野に入れていきたい2010年なのかなと思ったりしております。

 ではでは、抱負を聞かせて頂いたみなさん、ありがとうございました<(_ _)>