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 今日発売の週刊少年マガジン掲載分の「魔法先生ネギま!」ネタバレ感想です。
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 「偽物でも本物になる」っていうのが一貫して描かれてるんですが、魔法世界の存在が造物主が創造した偽物として(おそらく)どんどん消滅していく中、(心が)偽物かもしれなかったんだけどネギとの仮契約で本物になった茶々丸のアーティファクト登場で逆襲開始というのが熱い。

 しかも超からの贈り物だからなー。屋台仕様の決戦兵器がまたニクイ。屋台メンバーは、今にして思えば偽物を本物にしようとしている人達の集まりだった。四葉五月が、(復讐心に駆られていた)偽物の過程でも、その力は本物になるよっていうようなことをネギに言ってくれてた訳ですが、あれは本当重要な台詞だったんだな。

 機械としての偽物かもしれなかった茶々丸の心も、魔法少女のユエとして過ごした魔法世界以後の夕映の偽物の過程も、普通の少女として明日菜が過ごした偽物のまほらでの日々も、現在入れ替わっている偽・明日菜も、ナギの偽物である大人姿verのネギも、そして偽世界である魔法世界そのものも、意味があるものにすることはできる、本物にできる、そういうストーリーをもの凄い熱いテンションで描いてると思います。

 マクロのレベルでは、偽物の魔法世界と本物の現実世界の両方をネギは救わないといけないし、個人のレベルでは偽物の明日菜と本物の明日菜の両方を助けないといけない。偽物と本物両方が必要だというのが結実してきているストーリーライン。夕映/ユエが、宮崎のどかとベアトリクスという本物の時間と偽物の時間の両方と共闘する展開はさすがに胸に来るものがあった。夕映の記憶復活は偽明日菜救済処置と同時期と予想。まだまだ熱くなりそう。

魔法先生ネギま!  限定版(31)
魔法先生ネギま! 限定版(31)

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