鳴滝さんじゃなくても軽くツッコミたくはなる、かつての同人的想像(創造)力を、公式でやってみました的な最近のディケイド的世界。みたいな話。
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●仮面ライダーW感想補遺

 シンケンジャーの最終回の時も感じたことですが、1年間苦楽を共にした玩具が、最終章で役目を終えて消えていくという展開は、メタに感慨深いものがあります。

 TV番組も経済活動である以上、作品のかなり大きい部分を、関連商品、日朝タイムの場合は玩具を売ることに割かざるを得ないし、おそらく作り手もそこは既に精神的に昇華していて、むしろ玩具を買いたくなるストーリー作り、作品作りをプロの本気でやってやるよくらいに思っていると思うのですが(実際脚本家さんのインタビューに、新商品登場回に関するそんな言及があったりします)、それはそれとして、番組が終了する最終局面にきて、もう貪欲に売っていく必要はないからと、その番組の象徴的な玩具が消滅する展開を描くという辺りに熱いものを感じます。

 ディケイド的世界では、これからもW関連商品は作られていく。けれど、子ども達がタイムリーにごっこ遊びをするような、番組の象徴玩具であるWドライバーはその役目を終えた。

 Wドライバー消滅とフィリップ消滅がシンクロするラスト2はグっとくるものがありましたよ。

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 そして、劇中で存在だけほのめかされ、照井のアクセル単体としてのアイデンティティ表明で登場まではいかなかった、サイクロンアクセルエクストリームが、ソフビとして限定販売されるとのこと。↓

プレミアムバンダイさんの商品ページ

 商売としても上手いと思うし、単純に試みとして面白いと思いました。「おれがかんがえた、さいきょうのライダー!」みたいなのを、作り手とユーザーの想像力を行き来しながら、どんどんやっていけば面白いと思います。あ、もちろんディケイドの着地のように、正史へのリスペクトは前提で。

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 そして、夏コミで先行公開された『コードギアス』のナナリーとアーニャの抱き枕カバーが、普通に一般流通もする模様。

 なんかAmazonさんだと18禁カテゴリに入ってますが、文末に張っておきます。↓

 これもディケイド的な、同人的想像力が公式と交差してる例だよなー。

 コードギアスはもともと結構ディケイドっぽいテーマを含んでいたんだという着想を最近得て、評論めいたテキストを書きたい気もするのですが、最近若干忙しいのでした。

 ディケイドのそのままでは摩耗するものを一度壊しても一繋ぎに……というあたりと、世界の統合とAllルルーシュとしてのアイデンティティの統合の過程がリンクされて描かれるコードギアスには同系統の視点がある、みたいな話なのですがー。

コードギアス 反逆のルルーシュR2 ナナリー 抱き枕カバー
コードギアス 反逆のルルーシュR2 ナナリー 抱き枕カバー

コードギアス 反逆のルルーシュR2 アーニャ 抱き枕カバー
コードギアス 反逆のルルーシュR2 アーニャ 抱き枕カバー