普通の日記です。
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 帽子屋HeII0さん(ホームページ)が公開されたオリジナル作品が何やらグっときます。何か訴えかけてくる世界観。

 pixivのページになりますが↓

オリジナル:Melvenu≒Solaris 序文「街燈」

オリジナル:Melvenu≒Solaris 第1話「刻印」

 「昔のサイレント映画みたいな雰囲気が出せたら」と書いておられますが、そんな感じです。

 それで思ったのが、表現の新旧と「価値」の関係は一定方向に進んでいくという訳でもないよなということ。

 もの凄いCG技術で作られた最新の映画はそれはそれで凄い面白くてエンターテイメントしている訳ですが、僕が学生時代に初めてチャップリンのサイレント映画を見た時に感じた「何か」には、それとは別物の「価値」が絶対にある。

 また、同時に今朝の茂木健一郎さんのTwitter(こちら)での一連の「過去」と題したツイートとも妙に繋がったりもしました。

 一部引用してみるとこんな感じ。


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過去(2)現代人は前のめりに生きがちだが、時には過去を振り返らなければならない。振り返ることで、新しい意味を見いだすことができるのである。

過去(8)癒されるとは、すなわち、バランスを回復することである。偏った使用が調和へと戻る。今に囚われ、前のめりに生きている私たちは、自分の過去を振り返り、結ばれることで和解し、癒されることができるのだ。

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 昔の表現、過去の自分が触れた創作物などへの回帰は、ノスタルジーとか懐古とかマイナスなニュアンスでも語られがちですが、必ずしもそれだけじゃない。

 CG映画、3D映画が作られる時代だからこそ、サイレント映画という表現を振り返ってみると、そこに何か新しい意味を見つけ出して、何かしらバランスが回復できたりもする。

 そういう意味で、今から大きい商業企画でサイレント映画を作ろうっていうのはたぶん難しい訳なので、ネットとかpixivみたいなSNSとか、あるいはグーグルやAmazonやアップルやFacebookが目指してるようなやりたい表現がやれて、やり方次第で世にも積極的に発信できる「場」、「環境」っていうのは良いんだなと個人的には思うのでした。デジタル時計が隆盛するのは隆盛するのでそれは一つの「大きい共有」で良いとして、どこかで懐中時計を作り続けている職人も世界にはいた方がイイ。そういう人の所には、茂木さんの文脈でちょっとバランスを崩した人が、訪れていくと思うので。

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 冬コミ用オリジナル漫画進捗。

101111/アスミ

 黙々とやっております。

 帽子屋さんの作品見て、僕も早く発表したくなったなー。

 焦らず作っていこうと思いますけど。

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 僕のWEB講座、『B&C』の、13日(土)夜配信分のコンテンツリストです(ギリギリまで推敲するのでこれで確定ではないですが)。

 講座本編の他に、書きおろしのメルマガも毎回お届けさせて頂きます。


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 【1】講座本編「Flexible Marketing & Copywriting」Normal 10月分
    -マーケティング講義「絶対に売れる条件<前編>」-
 【2】時事評論:iAd -広告の未来-
 【3】制作中の漫画『真夜中のクワドラブル』ブログなど未公開ラフ数点
 【4】コラム:兄妹近親恋愛もの作品について
    -ニーチェ哲学、宮沢賢治の「表裏」と
    『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』-
 【5】編集後記

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 講座本編はもちろんですが、意外と【4】のコラムが読み物的に面白く、かつだいぶ批評的なものになった気がします。古典物語とニーチェと宮沢賢治と『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を縦軸に論じた、地球上初のコラムかも……しれない。

 受講者の方には週末は土曜日にお届けしますので、もう少しお待ち下さい。

 今からお申し込み頂いても、この今回の講座本編+メルマガをはじめ、期間中の全コンテンツを受け取って頂けますので、ピンと来た方はよろしくです。

 講座の内容(募集要項)やお申し込みはこちらのページからになります。

 お届けさせて頂く本気のもろもろ。ご縁が頂けたら幸いです。